東三省(とうさんしょう) Dongsansheng
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 清代,中国の東北にあった奉天,吉林(きつりん),黒竜江の3省のことで,旧満洲の別称。清初以来,各省に置かれた3将軍の軍政下に置かれ,内地各省の…
第三世界(だいさんせかい) Third World
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 第二次世界大戦終結後に欧米諸国の植民地支配から離脱して独立したアジア,アフリカ諸国,およびラテンアメリカ諸国をさす。経済発展で困難を抱える…
第三帝国(だいさんていこく) Drittes Reich
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ナチスの支配体制をいう。1933年1月成立。国会議事堂放火事件によってナチスの独裁体制が確立し,3月の全権委任法によって,ヴァイマル憲法は無効と…
三斎市 さんさいいち
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 平安末~江戸時代に都市・農村で特定の日に月3度開かれた定期市。史料上は三度市とよばれ,三斎市という用法はみられない。室町前期に全国的に広がる…
三代格式 さんだいきゃくしき
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 平安前期に編纂・施行された弘仁・貞観・延喜の三格式の総称。格は「類聚三代格」によりその過半が知られる。弘仁・貞観の両式はほとんど散逸して伝…
准三宮 じゅさんぐう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 准三后・准后(じゅごう)とも。皇族・摂関・僧侶などに,三宮(太皇太后・皇太后・皇后)に準じて年官・年爵・封戸(ふこ)などの経済的待遇を与えること…
爆弾三勇士 ばくだんさんゆうし
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 肉弾三勇士とも。上海事変で爆死した3人の工兵の軍国美談。久留米工兵第18大隊が上海郊外の廟行鎮(びょうこうちん)を攻撃し,1932年(昭和7)2月22日,…
つきなみ【月並・月次】 の 会((かい))
- 精選版 日本国語大辞典
- 月ごとに定期的に催される会合。月例の会。多く和歌、連歌、俳句の会などにいう。つきなみかい。つきなみ。[初出の実例]「Tçuqinamino(ツキナミノ) q…
あみだ‐さんぞん【阿弥陀三尊】
- デジタル大辞泉
- 阿弥陀仏と、その脇侍きょうじとして控える左の観世音菩薩と右の勢至せいし菩薩の3体の仏像。弥陀三尊。
いしづか‐きくぞう〔‐キクザウ〕【石塚喜久三】
- デジタル大辞泉
- [1904~1987]小説家。北海道の生まれ。国民学校教員ののち、内モンゴルに渡る。「纏足チャンズウの頃」で芥川賞受賞。戦後の作品に「花の海」「肉…
ぎょうれつ‐さんじゅう〔ギヤウレツサンヂユウ〕【行列三重】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎下座音楽の一。数人合奏の三味線に大拍子・双盤などの入るにぎやかなもの。大名の行列に使う。
きゅうめん‐さんかくけい〔キウメン‐〕【球面三角形】
- デジタル大辞泉
- 一つの球面上において三つの大円の弧で囲まれた球面の部分。
ご‐ご‐さん【五五三】
- デジタル大辞泉
- 日本料理の膳立ての法式の一。七五三しちごさんのうち、七の膳を略して五の膳としたもの。本膳に飯を入れて5種、二の膳に5種、三の膳に3種の料理を出…
しゃくさん‐もめん【尺三木綿】
- デジタル大辞泉
- 鯨尺で幅1尺3寸(約49.3センチ)の厚地の白木綿。もと、台湾向けなどに愛知県・奈良県で織られた。
じゅうさん‐がね〔ジフサン‐〕【十三鐘】
- デジタル大辞泉
- 奈良の法相宗ほっそうしゅう菩提院で、明け七つ(午前4時頃)と暮れ六つ(午後6時頃)の時に、両方の時の数を合わせて13ついた鐘の音。13歳で鹿殺し…
じゅうさん‐ぶつ〔ジフサン‐〕【十三仏】
- デジタル大辞泉
- 年忌追善に際し、初七日から三十三回忌までの13回に配当して供養する仏・菩薩ぼさつ。南北朝時代に成立した信仰。
じゅうさん‐もんぜき〔ジフサン‐〕【十三門跡】
- デジタル大辞泉
- 13の主要な門跡寺院。天台宗の輪王寺・妙法院・聖護しょうご院・照高院・青蓮しょうれん院・梶井宮かじいのみや(三千院)・曼殊まんじゅ院・毘沙門…
じゅうさん‐り〔ジフサン‐〕【十三里】
- デジタル大辞泉
- 《「栗(九里)より(四里)うまい」のしゃれ》さつまいも。また、焼き芋。
しょう‐さんさい〔セウ‐〕【小三災】
- デジタル大辞泉
- 仏語。3種の災厄。→三災
たねまきさんば【種蒔三番】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎舞踊「舌出し三番」の異称。
ちょく‐さんかくけい【直三角形】
- デジタル大辞泉
- 直角三角形のこと。
さんしゅう‐みそ〔サンシウ‐〕【三州味×噌】
- デジタル大辞泉
- ⇒八丁味噌
さんしん‐せいど【三審制度】
- デジタル大辞泉
- 法的な判定の慎重を期して、訴訟当事者に、同一事件で段階的に三つの審級の裁判を求める機会を与える制度。
さんせいじん‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【三聖人教会】
- デジタル大辞泉
- 《Mănăstirea Sfinţii Trei Ierarhi》ルーマニア北東部の都市ヤシにある教会。17世紀にモルドバ公バシレ=ルプにより建造。ギリシャ教父バシレイオス…
さん‐だいはつめい【三大発明】
- デジタル大辞泉
- 15~16世紀、ヨーロッパに大きな社会的変革をもたらした三つの発明。火薬・羅針盤・活版印刷術をさすが、実際にはいずれも中国伝来のものを改良・実…
さん‐たっそん【三達尊】
- デジタル大辞泉
- 《「孟子」公孫丑下から》天下で尊ばれる三つのもの。朝廷では爵位、郷里では年齢、民を治める者では徳。
さんだん‐がまえ〔‐がまへ〕【三段構え】
- デジタル大辞泉
- 支障の起こった場合を想定して、三段階の対策をたてて備えること。
さんだん‐め【三段目】
- デジタル大辞泉
- 1 浄瑠璃の3番目の段。五段からなる1曲を通じて最も重要な部分とされる。2 《番付の三段目に書かれることから》相撲で、幕下の次位、序二段の上位。
さん‐ちょうさい〔‐チヤウサイ〕【三長斎】
- デジタル大辞泉
- 「三長斎月」の略。
さんど‐いり【三度入り】
- デジタル大辞泉
- 杯に用いる普通の大きさの土器かわらけ。五度入り、七度入りと大きさが増す。「間あいの物で十ぱい、―にて十四はい、縁日にまかせて二十四はい飲うだ…
さんにん‐ごし【三人×輿】
- デジタル大辞泉
- 三人で担ぐ輿。
さんぱい‐きゅうはい〔‐キウハイ〕【三拝九拝】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 三拝の礼と九拝の礼。2 何度もお辞儀をすること。「三拝九拝して金を借りる」3 手紙文の末尾に書いて、きわめて厚い敬意を表す語。…
さんばん‐せ【三番瀬】
- デジタル大辞泉
- 《「さんばんぜ」とも》東京湾の最奥部、千葉県浦安市・市川市・船橋市・習志野市の沖合に広がる干潟および浅瀬。面積約1800ヘクタール。アサリやノ…
さんばん‐だいこ【三番太鼓】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、大坂新町の遊郭で、大門を閉める合図の太鼓。限りの太鼓。
さんぴん‐やっこ【三▽一▽奴】
- デジタル大辞泉
- 「三一侍さんぴんざむらい」に同じ。
さんぶつせい【三仏斉】
- デジタル大辞泉
- ⇒シュリービジャヤ
さんぼん‐からかさ【三本▽傘】
- デジタル大辞泉
- 紋所の名。3本の開いた傘を、柄を中心にして丸くかたどったものと、開いた1本の傘に閉じた2本の傘を組み違えの形で囲むものとがある。
さんぼん‐ばし【三本橋】
- デジタル大辞泉
- 《Tromostovje》スロベニアの首都リュブリャーナを流れるリュブリャニツァ川に架かる橋。新市街と旧市街を結ぶ小さな橋でリュブリャーナのシンボルと…
さんまい‐め【三枚目】
- デジタル大辞泉
- 1 歌舞伎の役柄で、道化方どうけがたのこと。看板や番付で3番目に名が書かれたところからいう。転じて、演劇・映画などでこっけいな役をする俳優。…
さんみん‐さん【三眠蚕】
- デジタル大辞泉
- 3回脱皮したのち、繭を作る蚕。
さんみん‐しゅぎ【三民主義】
- デジタル大辞泉
- 孫文が唱えた政治理論。国内諸民族の平等と帝国主義の圧迫からの独立(民族主義)、民主制の実現(民権主義)、平均地権・節制資本による国民生活の…
さんむ‐しゅぎ【三無主義】
- デジタル大辞泉
- 無気力・無関心・無責任の若者気質をさした語。昭和45年(1970)ごろから使われた。これに無感動を加え、四無主義という。→しらけ世代
さんめん‐だいこく【三面大黒】
- デジタル大辞泉
- 正面に大黒天、右面に毘沙門天、左面に弁才天の三面をもつ大黒天。仏・法・僧の三宝を守護するという。
さんがい‐ぶし【三階節/三界節】
- デジタル大辞泉
- 新潟県柏崎地方の民謡。盆踊り歌。のち「米山よねやまさんから雲が出た」の歌い出しで、座敷歌として流行。曲名は、同じ文句を3回繰り返すからとも、…
さん‐ききょう〔‐キケウ〕【三奇橋】
- デジタル大辞泉
- 日本の橋のうち、構造が変わっていて珍しい三つの橋。特に、山口県岩国川の錦帯きんたい橋、山梨県桂川の猿橋さるはし、富山県黒部川の愛本あいもと…
さん‐くにち【三九日】
- デジタル大辞泉
- 「みくにち」に同じ。
さんじ‐かい【三事戒】
- デジタル大辞泉
- 仏語。身・口・意の三業の戒。身を慎み、言語を謹み、意を清浄にすること。
さんじ‐ぎれ【三字切れ】
- デジタル大辞泉
- 連歌・俳諧で、発句ほっくが切れ字によって三つに切れていること。
さんじっ‐かい【三十階】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、30等に区分された位階。正従一位・正従二位・正従三位・正従四位上下・正従五位上下・正従六位上下・正従七位上下・正従八位上下・大少初…
さんじっ‐こう【三十講】
- デジタル大辞泉
- 法華経二十八品ほんに開経の無量義経と結経の観普賢経を加えた30巻を、1日に1巻ずつ、または朝夕に1巻ずつ講ずる法会。