「化合物」の検索結果

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ヘリウム helium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
元素記号 He ,原子番号2,原子量 4.002602。周期表 18族,希ガス元素の1つ。 1868年イギリスの天文学者 J.ロッキャーと E.フランクランドにより太陽…

アミノ安息香酸 あみのあんそくこうさん aminobenzoic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
芳香族アミノ酸の一つ。アミノ基-NH2とカルボキシ基-COOHの置換位置により、o(オルト)、m(メタ)、p(パラ)の3種の異性体があるが、m置換体はさほど重…

水酸化リチウム (すいさんかリチウム) lithium hydroxide

改訂新版 世界大百科事典
化学式LiOH。無水和物は無色正方晶系の結晶。比重1.43。融点445℃。沸点約925℃。1水和物LiOH・H2Oは無色単斜晶系の結晶。比重1.83。強塩基で,空気中…

塩化ビニル (えんかビニル) vinyl chloride

改訂新版 世界大百科事典
エチレンの一塩素化物で,クロロエチレンともいう。化学式CH2=CHCl。無色の気体,融点-159.7℃,沸点-13.70℃。塩化ビニルは,アセチレンに塩化水素…

環状オリゴマー カンジョウオリゴマー cyclic oligomer

化学辞典 第2版
環状のオリゴマーのこと.構造上鎖状オリゴマーと区別して用いられる.環状オリゴマーは,分子内カップリングを伴うオリゴメリ化反応により生成する…

ハンチ ハンチ Hantzsch, Arthur Rudolf

化学辞典 第2版
ドイツの化学者.1880年ビュルツブルク大学でp-ヒドロキシフェネトールとヒドロキノンとの反応についての論文で学位を取得.同年秋ライプチヒ大学のH…

イパーチエフ イパーチエフ Ipat'ev(Ipatieff), Vladimir Nikolaevich

化学辞典 第2版
ロシアの工業化学者.モスクワに生まれる.ミハイル砲兵アカデミー卒.砲兵士官.1899年母校の教授.1916年サンクトペテルブルク科学アカデミー正会…

スワーン酸化 スワーンサンカ Swern oxidation

化学辞典 第2版
ジメチルスルホキシド(DMSO)酸化の一種.低温で行うことができ,副反応も少ないことからアルコールの酸化に用いられる.第一級アルコールはアルデヒ…

アセチルコリンエステラーゼ アセチルコリンエステラーゼ acetylcholine esterase

化学辞典 第2版
EC 3.1.1.7.アセチルコリンのエステル結合を切断する酵素.アセチルコリン + H2O → コリン + 酢酸アセチルコリン作動性ニューロンでは,神経終末…

ジアゾメタン ジアゾメタン diazomethane

化学辞典 第2版
CH2N2(42.04).脂肪族ジアゾ化合物.次の二つの構造の間に共鳴している.H2C==: ↔ H2-≡N:N-ニトロソメチルウレタンCH3N(NO)COOC2H5,あるいはN-ニト…

脱アルキル ダツアルキル dealkylation

化学辞典 第2版
有機化合物中のアルキル基がもとの分子から脱離する反応をいう.エチルシクロヘキサンを例にとると,脱離には(1)のように水素添加分解が起こる場合と…

タンニン タンニン tannin

化学辞典 第2版
広義のタンニン酸と同義語である.ガロタンニンともいう.ブナ科ナラなどの樹皮,ウルシ科植物ウルシなどの葉,熱帯産植物カリロクの果実など,植物…

ベンズアルデヒド ベンズアルデヒド benzaldehyde

化学辞典 第2版
C7H6O(106.12).C6H5CHO.天然には,クヘントウ,モモ,アンズなどの精油中に存在する.工業的には,トルエンの塩素化によって得られる塩化ベンザル…

もの【物】 思((も))う

精選版 日本国語大辞典
=もの(物)を思(おも)う[初出の実例]「心(うら)も無くわが行く道に青柳の張りて立てれば物能毛比(もノモヒ)出つも」(出典:万葉集(8C後)一四・…

ほんと‐ものなり【本途物成】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 江戸時代、田畑や林野に課される本年貢。単に物成ともいう。山手、川手、野銭などを小物成というのに対する語。成箇(なりか)。取箇。本途…

もの‐な・れる【物慣れる/物×馴れる】

デジタル大辞泉
[動ラ下一][文]ものな・る[ラ下二]1 物事になれる。熟練する。「―・れたようすの店員」2 世事に通じる。世故せこにたけている。「―・れない…

だえん‐ほうぶつめん〔ダヱンハウブツメン〕【×楕円放物面】

デジタル大辞泉
⇒放物面

えん‐か〔‐クワ〕【塩化】

デジタル大辞泉
塩素と化合すること。また、塩化物であること。[類語]酸化・硫化・炭化・中和・還元

二クロム酸アンモニウム ニクロムサンアンモニウム ammonium dichromate

化学辞典 第2版
(NH4)2Cr2O7(252.1).重クロム酸アンモニウムは慣用名で,現行命名法では正しくない.IUPAC体系名はヘプタオキシド二クロム酸アンモニウム.CrO3を水…

化学結合 (かがくけつごう) chemical bond

改訂新版 世界大百科事典
目次  化学結合における電子配置の役割  化学結合の種類  簡単な分子の化学結合  複雑な分子の化学結合  特殊な分子の化学結合  化学結…

ものぎ‐の‐あいかた〔‐あひかた〕【物着の合方】

デジタル大辞泉
歌舞伎下座音楽の一。主に時代物で、舞台上で着替えたり鎧よろいをつけたりする際に、大鼓・小鼓入りで演奏する合方。

過ヨウ(沃)素酸 (かようそさん) periodic acid

改訂新版 世界大百科事典
オルト過ヨウ素酸H5IO6と過ヨウ素酸HIO4(メタ過ヨウ素酸ともいう)がある。いずれも無色,吸湿性の化合物で,両者の間には H5IO6⇄H⁺+IO4⁻+2H2Oの…

絶対配置 ぜったいはいち absolute configuration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
原子の立体配置の一種。光学活性な立体配置の取扱いにおいて,最初は分子内の原子または原子団の真の配置関係を知ることができなかった。したがって…

カルボン酸 カルボンさん carboxylic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
カルボキシル基 -COOH をもつ有機化合物の総称。1分子中のカルボキシル基の数が1個,2個,3個のものをそれぞれモノカルボン酸,ジカルボン酸,トリ…

枯葉作戦 かれはさくせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ベトナム戦争中,アメリカ軍が実施した作戦。対植物化学剤の一種を大量に使用して,ゲリラの隠れ場所となるジャングルを枯れさせた。2,4-D,2,4,5-T…

ホワイトメタル white metal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
語義から白色合金と誤られやすいが,これは白色合金の一部で,鉛,スズ Sn,アンチモン Sb,亜鉛などの低融点金属を主体とする軸受合金である。この…

マイアー Meyer, Viktor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1848.9.8. ベルリン[没]1897.8.8. ハイデルベルクドイツの化学者。ハイデルベルク大学で,R.ブルセン,E.アーレンマイヤー,G.キルヒホフらに学…

ファインセラミックス fine ceramics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ニューセラミックスともいう。高純度の天然無機物または合成した無機化合物を原料に,製造過程の精微な制御により作られる,高い機能をもつセラミッ…

オゾン ozone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
酸素の同素体。化学式 O3。特異な臭気がある微青色の気体。紫外線が大気中の酸素にあたって生じるが,乾燥空気もしくは酸素中に無声放電を行なわせる…

鉄族元素 てつぞくげんそ iron group element

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表中第8、9、10族のうち第一遷移系列に属する鉄、コバルト、ニッケルの3元素の総称。地殻中には広くまた多量に存在するが、コバルトは存在量が比…

化成処理 (かせいしょり)

改訂新版 世界大百科事典
化学的または電気化学的処理により,金属表面に非金属の皮膜conversion coatingを沈積させる処理法をいう。皮膜化合物としてはリン酸塩,クロム酸塩…

酸イミド (さんイミド) acid imide

改訂新版 世界大百科事典
アンモニアNH3の水素原子2個をアシル基RCO-で置換した化合物の総称で,単にイミドimideともいう。イミノ基NHをもつアミド(酸アミド)であることか…

図形処理 (ずけいしょり)

改訂新版 世界大百科事典
コンピューターによる視覚情報の処理技術であるコンピューターグラフィックスのうち,主として幾何学的図形を対象とする分野をいう。平面上の図形を…

塩化ナトリウム型構造 えんかなとりうむがたこうぞう sodium chloride structure

日本大百科全書(ニッポニカ)
一般式AX(Aは陽性元素、Xは陰性元素)で示される化合物にみられる結晶構造の一型式。岩塩型構造あるいは食塩型構造とよばれることもあるが、岩塩、…

バーナル石 ばーなるせき bernalite

日本大百科全書(ニッポニカ)
通常の地質条件では結晶化の非常におこりがたい水酸化第二鉄の結晶化したもの。化合物としてはごく普通に知られていたが、つねにコロイド状沈殿で化…

膀胱留置カテーテル (外傷)

六訂版 家庭医学大全科
 尿道を通じてカテーテル(管)を膀胱内に挿入し、持続的に尿を体外に排出させることを指します。 膀胱内に尿が充満していて自分では排尿できない…

アミノ安息香酸 アミノアンソクコウサン aminobenzoic acid

化学辞典 第2版
C7H7NO2(137.14).H2NC6H4COOH.o-,m-,p-アミノ安息香酸の3種類の異性体があるが,o-アミノ安息香酸は,普通,アントラニル酸とよばれる.【Ⅰ】m-…

ハロヒドリン ハロヒドリン halohydrin

化学辞典 第2版
ハロゲノヒドリンともいう.分子内にハロゲンとヒドロキシ基をもつ化合物の総称.製法としては,(1)グリコールに塩酸または臭化水素酸を作用させる,…

フタルイミド フタルイミド phthalimide

化学辞典 第2版
1,2-benzenedicarboximide.C8H5NO2(147.13).無水フタル酸をアンモニアあるいは炭酸アンモニウムなどと加熱して,イミド化によってつくられる.また…

橋かけ結合 ハシカケケツゴウ crosslinkage, bridged bond

化学辞典 第2版
架橋結合ともいう.【Ⅰ】ノルボンナン系化合物にみられる,環にまたがるメチレン(ケトンの場合もある)の2個のC-C結合がそれに相当する.その先端の原…

プレローグ プレローグ Prelog, Vladimir

化学辞典 第2版
スイスの化学者.現在のボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボに生まれる.1924年プラハのチェコ工科大学で化学を専攻し,1929年学位を取得.1935年ザ…

互変異性 ゴヘンイセイ tautomerism

化学辞典 第2版
相互変換できる構造異性体間に平衡が存在する場合,この現象を互変異性という.互変異性にある構造異性体は,互いに互変異性体(tautomer)であるとい…

フッ化水素酸 フッカスイソサン hydrofluoric acid

化学辞典 第2版
フッ化水素の水溶液,フッ酸ともいう.フッ化水素カリウムの熱分解によってつくったフッ化水素を水に吸収させると得られる.工業的には,蛍石に濃硫…

ヨウ(沃)化水素 (ようかすいそ) hydrogen iodide

改訂新版 世界大百科事典
化学式HI。無色,刺激性のある発煙性の気体で,液体は淡黄色を呈する。融点は-50.8℃,沸点-35.1℃,臨界温度150.8℃。気体の密度は5.66g/cm3(0℃,1…

10年物国債

共同通信ニュース用語解説
国が金融機関などの投資家からお金を借りるために発行する債券のうち、償還(返済)までの期間が10年のもの。財務省は買い手を募る入札を毎月実施して…

断層と建築物

共同通信ニュース用語解説
地震の際に動いて地盤をずらす断層に対しては、米カリフォルニア州は法律で建築物などの土地利用を規制している。日本に同様の法規制はないが、徳島…

アミノ糖 あみのとう aminosugar

日本大百科全書(ニッポニカ)
糖のヒドロキシ基-OHをアミノ基(-NH2)で置換した構造を有する化合物の総称。グリコサミンともいう。アミノ糖を含む化合物にグリコサミノ-(グリコ…

共重合 (きょうじゅうごう) copolymerization

改訂新版 世界大百科事典
高分子化合物を合成するには,その構成単位に相当する低分子化合物の原料(単量体,モノマー)を多数結合させて巨大な分子とするのが一般で,このよ…

じきもの‐かわせとりひき(ヂキものかはせとりひき)【直物為替取引】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 外国為替取引において、売買当事者間に売買契約が成立すると同時または数日中に、外国為替と円貨の受渡しが行なわれるもの。現物(為替)…

酸化ウラン サンカウラン uranium oxide

化学辞典 第2版
ウランと酸素の化合物.ウランの取り得る酸化状態が多いため,非常に複雑な系で,以下の化合物の組成比は近似的なことが多い.【Ⅰ】酸化ウラン(Ⅱ):U…

今日のキーワード

ぐんまちゃん

群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

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