G6PD欠乏症(グルコース6リン酸脱水素酵素欠乏症) G6PDけつぼうしょう(グルコース6リンさんだっすいそこうそけつぼうしょう) Glucose-6-phosphate dehydrogenase deficiency (子どもの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 赤血球にあるグルコース6リン酸脱水素酵素(G6PD)の欠乏により、種々の誘引で赤血球が壊れやすくなる(溶血(ようけつ))病気です。原…
青銅器 せいどうき
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 青銅で造られた武器・道具・容器・装飾品などの総称。青銅は銅と錫(すず)を主成分とする合金で,多くはこれに鉛と微量の不純物を含む。日本の青銅器…
トランスフォーム断層 (トランスフォームだんそう) transform fault
- 改訂新版 世界大百科事典
- 二つのプレートがその境界に沿って相互に横にずれ動く時に生成される断層(図)。海洋底拡大説の中からまったく新しく誕生した概念で,カナダのウィ…
大豆油 だいずゆ soybean oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ダイズの種子から溶剤抽出法によって得る半乾性油(あるいは乾性油)。種子の含油量は13~26%。ヨウ素価はたいてい125~135であるが、産地および採…
阿賀沖油・ガス田 あがおきゆがすでん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 新潟市の中心から北東海上16キロメートル、阿賀野(あがの)川河口から10キロメートルの海底の油・ガス田。1971年(昭和46)に日本海洋石油資源開発と…
アレニウス アレニウス Arrhenius, Svante August
- 化学辞典 第2版
- スウェーデンの物理化学者.17歳のときウプサラ大学に入学,とくに数学において非凡な才能を発揮した.1884年ウプサラ大学に学位論文“希薄電解質溶液…
カドミウム cadmium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Cd ,原子番号 48,原子量 112.411。周期表 12族,亜鉛族元素の1つ。2価の陽イオンをつくる。 1817年 F.シュトローマイヤーにより発見され…
アラキドン酸 あらきどんさん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 不飽和脂肪酸の一種で、1分子内に4個の二重結合をもつ。化学式はCH3(CH2)4(CH=CHCH2)4(CH2)2COOHで常温で液体(融点-49.5℃)。脂質を構成する成分の…
黄安華 おうあんか stibioroméite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 輝安鉱などの酸化による二次的生成物として産し、また初生的に熱水鉱脈鉱床の末期産物として中性からアルカリ性の条件で生成される鉱物。 1832年フ…
乳製品 にゅうせいひん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 主として牛乳を原料とし、その保存性を高める目的で加工された製品の総称。加工の方法は大別して、(1)牛乳の脂肪分を分離収集する(バター)(2)発酵…
アガリクス あがりくす Agaricus [学] Agaricus blazei Murrill
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ハラタケ科ハラタケ属のキノコ。和名カワリハラタケ。ブラジル原産で、マッシュルームに似た形状をしており茎が長く、傘は茶色で丸みがあり、香りが…
閃長岩
- 岩石学辞典
- 古くはシエナ地方の角閃石花崗岩の名称であった[Pliny : 77].この岩石はpyrrhopoecilon(赤い点紋があるという意味)と呼ばれている.ウェルナー…
壊死 (えし) necrosis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 生体内の一部の組織や細胞が死ぬことをいう。正常な細胞が種々の障害を被ったとき,障害の程度に応じて,さまざまな反応を示す。形のうえで現れる変…
もるきおびょう【モルキオ病 Morquio Disease】
- 家庭医学館
- [どんな病気か] モルキオ病は、遺伝性の病気の1つです。 人の体内には、グリコサミノグリカン(ムコ多糖類(たとうるい))という物質があって…
いちにちのかるしうむのせっしゅのめやす【1日のカルシウムの摂取の目安】
- 食の医学館
- カルシウムは人体の1.5~2%を占めます。 たとえば、体重が60kgの人ならば、カルシウムは1kgほどに値します。その大部分は、骨や歯といった硬組織…
めまい
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 人間には平衡感覚を保持する機能があり、その機能があるから直立でき、まっすぐ歩けるのです。ところが、その機能になんらかの…
ひふがん【皮膚がん】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 ほかの部位に発生するがんにくらべ、皮膚(ひふ)がんは比較的罹患率(りかんりつ)が低いがんです。しかし、近年、増加の傾向もみ…
溶食作用 (ようしょくさよう) corrosion
- 改訂新版 世界大百科事典
- 雨水や河流,地下水などによって岩石が溶解され,浸食される現象で,水による化学的な風化・浸食作用の総称。とくに二酸化炭素CO2を含む水は,石灰岩…
花火【はなび】
- 百科事典マイペディア
- 火薬類の燃焼,爆発の際に発する光,火花,火の粉,音響,煙などを観賞するためにつくられた火工品。英語ではfire work。〈火薬類取締法〉では信号用…
ベイラム Pimenta racemosa (Mill.) J.M.Moore
- 改訂新版 世界大百科事典
- 西インド諸島,ギアナ,ベネズエラ原産のフトモモ科の小高木。英名はbay rum tree,bay tree,bayberry。高さ6~15mほどになり,葉は皮質で倒卵形か…
ワグネルポット Wagner pot
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの農芸化学者ワーグナーPaul Wagner(1843-1930)の創案になる実験用の植木鉢。白色磁製の円筒容器で,土壌を充てんした場合の土壌表面積が1/2…
起泡分離 (きほうぶんり) adsorptive bubble separation methods
- 改訂新版 世界大百科事典
- 液中に分散している粒子または溶存物質の気液界面に対する吸着の強さの違いを利用して分離を行う方法の総称。起泡分離法は,泡沫(ほうまつ)の捕集…
泥水検層 (でいすいけんそう) mud log mud logging
- 改訂新版 世界大百科事典
- 坑井の掘削に用いる泥水ならびにそれに混在する掘屑を分析し,地層中の炭化水素濃度,岩質等を調べる方法。坑井の掘削には循環泥水を用いるが,地層…
全反射 (ぜんはんしゃ) total reflection
- 改訂新版 世界大百科事典
- 屈折率の大きい媒質から小さな媒質へ向かって光が入射するとき,屈折角は入射角より大きく,ある入射角では屈折角が90度となる。このときの入射角を…
相 (そう) phase
- 改訂新版 世界大百科事典
- 明確な境界によって他の部分と物理的に区別できる物質系の均質な部分を相といい,その部分が,気体,液体,固体であるのに対応して,それぞれ気相,…
クローン病の現状 (食道・胃・腸の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- クローン病は、1932年に米国の医師クローンによって最初に報告された、小腸や大腸に慢性の炎症や潰瘍ができる病気です。北米やヨーロッパに多い疾…
クロマキー くろまきー chroma-key
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- テレビ画面の合成手法の一つ。人がコーヒーカップに入ったり、空を飛んだり、外国の町で演技したりするように、動く人間などをそのまま別の画面には…
サフラワー油 さふらわーゆ safflower oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キク科の植物ベニバナの種子から圧搾抽出法によって得る乾性油(あるいは半乾性油)。けん化価185~195、ヨウ素価120~150。べにばな油ともいう。含…
エクロジャイト えくろじゃいと eclogite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 榴輝岩(りゅうきがん)ともいう。一般的には単斜輝石とカルシウムに乏しいざくろ石とからなる塊状の岩石。単斜輝石とざくろ石の組成上の特徴や、地質…
胃腸薬 いちょうやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 健胃消化剤、制酸剤、整腸剤、止瀉(ししゃ)剤(下痢止め)など胃や腸に作用する薬の一般名で、胃カタル、腸カタル、胃下垂、胃拡張、胃アトニー、消…
糞 ふん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物の摂取した食物が消化管内で酵素によって分解、吸収されたのちの残滓(ざんし)や、消化管上皮の剥離(はくり)した細胞、腸内バクテリア、分泌され…
地球潮汐 ちきゅうちょうせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天体引力によっておこる地球の変化現象。月や太陽の引力により周期的に海面が上下する海の潮汐現象はよく知られている。これらの引力は地球の固体部…
鋳塊 ちゅうかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 転炉や電気炉で精錬した溶鋼を取鍋(とりべ)に受け、温度調節、成分調整および脱酸後に鋳造し、凝固させた塊。鋼塊、インゴットingotともいい、この工…
薬酒 (やくしゅ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 西洋生薬(しようやく)を原料の一部として醸造し,あるいは生薬を醸造酒または蒸留酒に浸して薬効成分を溶出させてつくった酒。 中国の漢…
堆積岩 たいせきがん sedimentary rocks
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地表条件下で堆積作用によって形成された岩石の総称。地表の岩石は風化・侵食作用により物理的および化学的に崩壊・分解し、その結果生じた物質は、…
リボソーム ribosome
- 改訂新版 世界大百科事典
- 細胞に普遍的に存在する直径150~300Åの微粒子からなる細胞小器官で,細胞質内のタンパク質合成の場となっている。その構成がRNA(リボ核酸)-タンパ…
トパーズ topaz
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 宝石 伝承和名を黄玉という。鉱物の一種。黄玉の名の通り,黄色トパーズは宝石としての価値を有するが,無色透明であることが多い。化学…
イオン交換クロマトグラフィー いおんこうかんくろまとぐらふぃー ion-exchange chromatography
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イオン交換樹脂その他のイオン交換体を固定相(吸着剤)として試料溶液中の目的成分を分離・定量する方法で、液体クロマトグラフィーの一つ。一般に…
ワライタケ わらいたけ / 笑茸 [学] Panaeolus papilionaceus (Fr.) Quél.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 担子菌類、マツタケ目ヒトヨタケ科ヒカゲタケ属の毒キノコ。1917年(大正6)石川県でキノコによる中毒事件があり、これを研究した川村清一(1881―194…
抗甲状腺剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《チアマゾール製剤》 メルカゾール(あすか製薬、武田薬品工業) 《プロピルチオウラシル製剤》 チウラジール(ニプロESファーマ) プロパジ…
リンドウ (竜胆) Gentiana scabra Bunge var.buergeri (Miq.) Maxim.subvar.orientalis (Hara) Toyokuni
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 リンドウ科Gentianaceae秋の草原を彩る青紫色の花を咲かせるリンドウ科の多年草。茎は直立または斜上し,花を含めた高さは15~60cm,まれに1m…
由于 yóuyú
- 中日辞典 第3版
- 1 [介]…によって.…による.▶後に名詞性の成分をとって,主語の前・後または“是”の後に置かれ,原因や理由を表す.~工作的…
光ファイバー【ひかりファイバー】
- 百科事典マイペディア
- 太さ0.1〜0.2mmの細い透明なファイバーの中に光を通し,情報あるいはエネルギーを送るための伝送路。光画像を伝送するファイバースコープが1950年代…
脂質 シシツ lipid
- 化学辞典 第2版
- リピドともいう.水に不溶で,非極性溶媒(クロロホルム,エーテル,ベンゼンなど)に可溶な細胞内有機物の総称である.化学構造上,比較的長い炭化水…
イボン石 いぼんせき hibonite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 複酸化鉱物の一種。1956年に発見された。CaAl12O19という合成物質と同構造である。同じく同構造のマグネトプルムバイトmagnetoplumbite(化学式PbFe3…
乳酸 にゅうさん lactic acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- α(アルファ)-オキシ酸の一つで、オキシプロピオン酸ともいう。分子量90.08。1780年スウェーデンの化学者シェーレによって酸敗した牛乳から発見された…
タイム(香料植物) たいむ thyme [学] Thymus vulgaris L.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シソ科(APG分類:シソ科)の小低木。南ヨーロッパ原産の香料植物。潮風を受ける乾燥した海岸丘陵地に適し、南ヨーロッパで栽培されている。茎は地を…
II型アレルギー反応(アレルギー性疾患の総論)
- 内科学 第10版
- (3)Ⅱ型アレルギー反応 Ⅱ型アレルギー反応は,細胞傷害型といわれ,IgG,IgMが関与する.対応する抗原は,細胞膜構成成分そのものである場合と,…
分 ぶん
- 日中辞典 第3版
- 1〔部分〕部分bùfen.残った~分は冷蔵庫に入れておく|剩下的放进冰箱里.余った~分は貯蔵しておく|余下的部分储藏起来.減っ…
骨髄(造血臓器の構造と機能)
- 内科学 第10版
- (1)骨髄 骨髄は骨皮質の内側で骨梁と骨梁に囲まれた部位にある組織で,成人では約1600~3700 gの生体内最大の臓器であり,血球成分に富み赤く見…