調性 (ちょうせい) tonality
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 機能和声的調性広義には,音楽に用いられる旋律や和声が,一つの音(主音)を中心としてこれに従属的にかかわっている現象をいい,狭義には…
電磁気学 (でんじきがく) electromagnetics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ローレンツ力 マクスウェルの方程式 物質中の電磁場物理学の一分野で,電気磁気現象を対象とする。力学とともに古典物理学の中心的位…
リカード りかーど David Ricardo (1772―1823)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの経済学者。オランダからイギリスに帰化したユダヤ人の証券取引業者の三男としてロンドンに生まれる。11歳から13歳にかけて、アムステルダ…
教育経済学 きょういくけいざいがく
- 大学事典
- 教育経済学とは教育を対象とした経済学,もしくは教育と経済の関係を探究する学問である。経済学者が教育に注目したものの源流として,アダム・スミ…
一般均衡理論 (いっぱんきんこうりろん) general equilibrium theory
- 改訂新版 世界大百科事典
- 市場経済において,さまざまな資源はどのようにして各財の生産のために用いられ,それがどのように消費者間に配分されるかという経済学の基本問題に…
生態的地位 (せいたいてきちい) ecological niche
- 改訂新版 世界大百科事典
- ニッチともいう。生態学における重要な概念。大まかにいえば,個々の生物種が自然界において占める地位であるが,その内容については多少の混乱があ…
ドビュッシー どびゅっしー Claude Debussy (1862―1918)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの作曲家。サン・ジェルマン・アン・レーの、貧しく、芸術的環境からはほど遠い家庭に8月22日に生まれる。その彼を音楽に触れさせたのは伯母…
南米サッカー なんべいさっかー
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ブラジル、アルゼンチンに代表される南米サッカーの特徴は卓越したテクニック、ときにみられる強引な個人プレー、そしてそのプレーの激しさ・狡猾(こ…
イングランド銀行 いんぐらんどぎんこう The Bank of England
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの中央銀行。その権威のゆえに「ザ・バンク」The Bankと尊称される。また、ロンドンの本店所在地にちなんで「スレッドニードル街の老婦人」T…
ジェンダーしんりがく ジェンダー心理学 psychology of gender
- 最新 心理学事典
- 男女の心理学的事象にかかわる真実をジェンダーgenderの視点から客観的・体系的・多面的に探究する心理学である。ジェンダーは文化的・社会的に構築…
しゃかいのう 社会脳 social brain
- 最新 心理学事典
- 社会脳とは,自己を他者が脳内でどのように表現するかという脳内表現や,両者がかかわる複雑な社会的環境の処理を担う脳を指す。コミュニケーション…
マルクス経済学 まるくすけいざいがく Marxian economy 英語 Marxistische Ökonomie ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- K・マルクスが主著『資本論』で集大成し、V・I・レーニンなどによって継承・発展させられた経済学体系をいう。[海道勝稔]経済学における『資本論』…
腎がん
- EBM 正しい治療がわかる本
- どんな病気でしょうか? ●おもな症状と経過 腎(じん)がんには腎細胞(じんさいぼう)がんと腎盂(じんう)がんがあります。ほとんどは腎細胞がんで…
エタノール えたのーる ethanol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭化水素の水素原子をヒドロキシ基-OHで置換した有機化合物をアルコール(類)と総称し、一般式R-OHで示される。エタノールはその代表的なもので、狭…
吸着 (きゅうちゃく) adsorption
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 吸着平衡 吸着速度一般に,二つの相,すなわち気相と固相,液相と固相,気相と液相,あるいは互いに不溶の液相どうしが接しているとき,…
音素 (おんそ) phoneme
- 改訂新版 世界大百科事典
- 語の意味を区別する音声の最小単位。人間が言語の伝達において発する音声は多種多様であるが,ひとつの言語で聞き分けられる音声の型すなわち音素の…
バイオマス biomass
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 バイオマス変換(利用技術)生物体量または生物量ともいう。ある時点に任意の空間内に存在する特定の生物群の量を,重量やエネルギー量で表…
Web2.0 うぇぶにーてんぜろ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インターネットではWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)の仕組みを使ってさまざまなサービスが行われているが、従来のサービスとは異なる新しい技術…
ル・コルビュジエ るこるびゅじえ Le Corbusier (1887―1965)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スイス出身のフランスの建築家、画家。本名はジャンヌレCharles Edouard Janneretで、10月6日ラ・ショー・ド・フォンに生まれる。同地の美術学校に学…
学校劇 がっこうげき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 児童・生徒によって、小・中・高等学校で行われる演劇活動をいう。しかし、今日では、日常的な表現活動の教育をも含む、より広い概念となっている。…
生産関数 せいさんかんすう production function 英語 fonction de production フランス語 Produktions funktion ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生産要素の投入量と、それにより達成可能な最大産出量との間に定まる技術的関係を示すもの。生産物Yの生産には、労働Lや資本Kなどの生産要素を必要と…
平均律 (へいきんりつ) temperament
- 改訂新版 世界大百科事典
- オクターブを均等に分割した音律。歴史的には純正律を実用的に修正した音律を〈平均律〉といい,とくに半音の間隔を均等に配分した〈12平均律〉をい…
労働経済学 (ろうどうけいざいがく) labor economics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 労働経済学という名称が日本で広く使われるようになり,いわば市民権を得るようになったのは比較的最近のことである。けれども今日の労働経済学が分…
振動 しんどう oscillation vibration
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 糸でおもりを吊(つ)るした振り子が左右に揺れる運動や、つるまきばねの下端につけたおもりが上下に動く運動のように、位置や量が、ある時間ごとに繰…
カキ(牡蠣) かき / 牡蠣 oyster 英語 huître フランス語 Auster ドイツ語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 軟体動物門二枚貝綱イタボガキ科に属する二枚貝の総称。カキ類は左殻で岩などに付着し、右殻はやや小さく膨らみも弱く、あたかも蓋(ふた)のようであ…
慢性気管支炎
- EBM 正しい治療がわかる本
- どんな病気でしょうか? ●おもな症状と経過 慢性気管支炎(まんせいきかんしえん)は、急性気管支炎が慢性化したものではなく、まったく別の病気…
膜性腎症(原発性糸球体疾患)
- 内科学 第10版
- 概念 膜性腎症は糸球体基底膜の上皮側にびまん性に免疫複合体が沈着し,基底膜が肥厚する疾患である.通常増殖性所見は目立たないが,軽度ないし中…
宗教 (しゅうきょう) religion
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 宗教をどのように考えるか 宗教の分類と定義 日本人の宗教意識 神と仏 祟りと守護 祖先崇拝宗教をどのように考えるか1970年代の…
主語・述語 (しゅごじゅつご)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 形式論理学と文法 ヨーロッパ諸言語の主語・述語 他の言語の主語・述語 日本語の主語 一般言語学的な主語(および日本語の主語…
素粒子 そりゅうし elementary particle
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然界の物質を構成するもっとも基本的な構成要素を素粒子という。ミクロの世界では量子力学と相対論の法則に従って、素粒子は互いに生成・消滅をく…
教科 きょうか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 学校で児童・生徒に教授すべき教育内容のまとまり、単位をいう。英語ではsubject。現在の日本では、国語、社会、算数(数学)、理科、音楽、図画工作…
エレクトロルミネセンス えれくとろるみねせんす electroluminescence
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱による以外の光放射をルミネセンスといい、電気によって発光する現象をエレクトロルミネセンス(略してEL)という。普通は、蛍光体を誘電体内に分…
リーダーシップ りーだーしっぷ leadership
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 分有された目標・目的に向けて、フォーマルに組織化されたり、インフォーマルに結集した人々の集合的努力を動員する地位を獲得し、その役割を積極的…
啓蒙思想 けいもうしそう Enlightenment; Aufklärung; lumiéres
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 神,理性,自然,人間に関する観念が一つの世界観に統合され,多くの賛同者を得て,芸術,哲学,政治に革命的な発展をもたらした 17~18世紀のヨーロ…
フィクション fiction
- 改訂新版 世界大百科事典
- 本来,虚構とかつくりごとを意味するが,英語では小説作品をも指す。小説はもともと娯楽用,あるいは教戒用のつくり話であった。18世紀以降の西欧の…
血液循環 (けつえきじゅんかん) blood circulation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 体循環と肺循環 血液循環の役割など成人の血液量,約5l(体重の6~8%)の大部分は心臓および血管系にあり,心臓のポンプ作用によって動脈…
解熱鎮痛薬 (げねつちんつうやく) antipyretic-analgesic
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 キニーネおよびその誘導体 アスピリン様薬物 アニリン系,ピラゾロン系鎮痛解熱薬analgesic-antipyretic,熱冷ましともいわれ,薬理作…
機能主義 (きのうしゅぎ) functionalism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 社会学における機能主義 学説史的背景 構造-機能分析19世紀末から20世紀前半にかけて,科学や芸術の諸領域で前後して提唱され,その後の…
浸透圧 (しんとうあつ) osmotic pressure
- 改訂新版 世界大百科事典
- 溶液中で溶媒が浸透していく力。浸透による溶媒の移行を抑えるためにちょうど必要な力として測定することができる。たとえばU字管の中央を半透膜で仕…
実関数論 (じつかんすうろん) theory of real functions
- 改訂新版 世界大百科事典
- 微積分学およびそこから発展して実変数の関数について論ずる解析学の主要な分野の一つである。17世紀後半にI.ニュートン,G.W.F.ライプニッツによっ…
ガンディー(Mohandās Karamchand Gāndhī) がんでぃー Mohandās Karamchand Gāndhī (1869―1948)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドの政治指導者で思想家。「マハートマー(偉大なる魂)」「ラーシュトラ・ピター(国の父)」「バープー(父)」などいくつかの呼称をもち、今…
食道がん
- EBM 正しい治療がわかる本
- どんな病気でしょうか? ●おもな症状と経過 食道(しょくどう)の内面を覆(おお)う粘膜上皮(ねんまくじょうひ)や粘液腺(ねんえきせん)上皮から発…
イギリス哲学 いぎりすてつがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリス哲学の一般的性格は、抽象的、思弁的であるよりも具体的、実証的であり、その関心も純理論的というよりは実践的意識に支えられている場合が…
恐慌 (きょうこう) crisis Krise[ドイツ] panic Panik[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 世界の恐慌史 重商主義段階の初期的恐慌 自由主義段階の典型的恐慌 帝国主義段階の恐慌の形態変化 恐慌の理論 恐慌論の諸類型 …
病理学 (びょうりがく) pathology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 病理学の歴史 日本の病理学病理学とは,文字どおり,生体を悩ます病気(ギリシア語のpathos)の理を論ずる(ギリシア語のlogia)学問であ…
ラテン・アメリカ美術 (ラテンアメリカびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 先史美術 植民地時代 近・現代メキシコ以南のアメリカ大陸に行われた美術。本来スペイン,ポルトガルなどヨーロッパ諸国による発見・…
トナカイ reindeer Rangifer tarandus
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 飼養文化 北アメリカ 北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にも…
コミューン commune
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランス語ではコミューンは誓約団体の意味で,11~12世紀に成立した中世自治都市を指す史学上の概念である(〈コミューン都市〉の項目を参照された…
行動療法 (こうどうりょうほう) behavior therapy
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 治療観と技法問題行動,不適応行動,病的行動などといわれるものの発生と持続の姿を学習心理学の立場からとらえ,それらを学習理論にもとづ…
微積分学 (びせきぶんがく) differential and integral calculus
- 改訂新版 世界大百科事典
- 微積分学は微分学(微分法)と積分学(積分法)とを合わせた名称であるが,この二つは別々に考えるべきではなく,いっしょに考えるべき数学の体系で…