「人間の行為」の検索結果

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グリーン(Thomas Hill Green) ぐりーん Thomas Hill Green (1836―1882)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリス・ヘーゲル学派の哲学者。オックスフォード大学教授。経験論、進化論、自然主義の倫理学を批判して、カントとヘーゲルの影響のもとに、認識…

ヤコブの手紙 (ヤコブのてがみ) Letter of James

改訂新版 世界大百科事典
新約聖書中《公同書簡》と呼ばれる手紙の一つ。著者はみずからをヤコブと称しており(1:1),そこからイエスの弟ヤコブの手紙とする説もあるが,大…

批判 ひはん criticism 英語 critique フランス語 Kritik ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
通常の用法においては、「批評」と同じく、人間の行為あるいは作品の価値を判定することをいう。西欧語では、「批判」も「批評」も、等しくギリシア…

社会的勢力 しゃかいてきせいりょく social power

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
社会において成立する,他者への服従を要求することを可能にする能力。その基礎となるものは,人間の種々の能力であるが,能力はただちに社会的勢力…

im・pu・ta・tion /ìmpjutéiʃən/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]((形式))1 (過失・罪などを)(…に)負わせること;(…への)転嫁≪to≫.2 非難,そしり,汚名.3 《神学》転嫁(◇キリストの義を人間のものとみ…

自由 じゆう liberty; freedom; Freiheit; liberté

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一般的には,心のままであること,あるいは外的束縛や強制がないことを意味する。哲学上は,人間が行為する際に一つの対象を必然的に追求するのでは…

しゅうだん‐しんりがく(シフダン‥)【集団心理学】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 集団心理を研究する学問。集団のもつ精神、すなわち社会意識がいかに人間の行動を変化させるかを研究する。

ジャフム派 ジャフムは Jahmīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ウマイヤ朝時代,イスラム神学思想の発生期に大きな役割を果した思想家ジャフム・イブン・サフワーンによって打立てられた神学派の名称。ジャフム・…

バイオスフェア ばいおすふぇあ biosphere

日本大百科全書(ニッポニカ)
地球上のあらゆる生物と、生物が存在する範囲を示す概念。大気圏、水圏、地下までも含まれる。生物は、地表のほか水圏では水深1万メートルぐらい、地…

マートゥリーディー まーとぅりーでぃー al-Māturīdī (?―944)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イスラムの神学者。中央アジアのサマルカンド近郊に生まれる。生涯についてはあまり知られていない。同時代の神学者アシュアリーと同じく、ムゥタジ…

国法学の主要問題 こくほうがくのしゅようもんだい Hauptprobleme der Staatsrechtslehre ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
オーストリアの法哲学者ハンス・ケルゼン著。1911年刊。新カント主義を基調とする新たな哲学を基礎として、ドイツ国法学の国家論の解体を試みた著書…

天人合一 (てんじんごういつ) tiān rén hé yī

改訂新版 世界大百科事典
天と人間との関係をどうとらえるかという問題は,中国思想史を貫く大きなテーマであるが,天・人を対立するものとせず,本来それは一体のものである…

アシュアリー派(アシュアリーは) al-Ash‘arīya

山川 世界史小辞典 改訂新版
アシュアリーを祖とするスンナ派イスラームの神学派。マートリーディー派と並ぶ代表的なもの。ムータジラ派の合理主義的神学を批判しつつ,理性を用…

賞罰 しょうばつ reward and punishment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一定の基準に同調するように個人を動機づけ,あるいはそれからの逸脱を阻止するようにしむける刺激や行為をいう。社会学的には規範による個人の行動…

社会名目論 しゃかいめいもくろん social nominalism

日本大百科全書(ニッポニカ)
社会の本質を考えるにあたって、社会を個人とは別個の一つの実在とは考えず、社会は単なる個人の集合あるいは諸個人の相互作用にほかならず、社会と…

トータルシステム total system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
総合システムともいう。システムをなるべく広い範囲において把握し,その有機的関連のもとで考えるときをいう。そのなかには人間の行動も含まれ,シ…

裁判規範・行為規範 (さいばんきはんこういきはん)

改訂新版 世界大百科事典
裁判規範とは,裁判官が紛争解決のためにしたがうべき準則である。これに対して,行為規範は一般社会における人間間の行為を規律する規範である。た…

こうどう‐かがく〔カウドウクワガク〕【行動科学】

デジタル大辞泉
人間の行動を実証的に研究し、その法則性を明らかにしようとする科学の領域。心理学・社会学・人類学・精神医学などが含まれ、総合化・学際化などを…

きっきょう【吉凶】 は 人((ひと))によりて日((ひ))によらず

精選版 日本国語大辞典
運のよしあし、成功不成功は人間の行動いかんによるもので、時や日にはよらない。[初出の実例]「吉凶は人によりて日によらず」(出典:徒然草(1331頃…

ゲーム の 理論((りろん))

精選版 日本国語大辞典
ゲームに関する数学的理論。ある条件のもとでの、駆引きに関する人間の行動の分析に用いられる。数学者ノイマンと経済学者モルゲンシュテルンによっ…

現在 げんざい present

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
時は基本的に過去,現在,未来の3つに区分される。しかし,現在は,ほかの2つに比べると意識と実践に関して著しい優越性をもつ。意識において過去や…

自己実現 じこじつげん self-actualization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
人間の欲求のうち最も高度であり,同時に最も人間的な欲求として,自己の内面的欲求を社会生活において実現すること。アメリカの心理学者 A.マズロー…

天人相関説 てんじんそうかんせつ Tian-ren-xiangguan-shuo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中国思想用語。天人感応説ともいう。人事と自然現象 (天) との間に対応関係があり,人間の行為の善悪が自然界の異変 (吉祥や災異) を呼起す,という…

ウェルツェル Welzel, Hans

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1904.3.25. アルテルン[没]1977.5.5. ボンドイツの刑法学者,法哲学者。イェナ大学とハイデルベルク大学で法学と哲学を学び,ケルン,ゲッティン…

心学早染草 (しんがくはやそめぐさ)

改訂新版 世界大百科事典
黄表紙。山東京伝作。北尾政美(まさよし)画。1790年(寛政2)刊。3冊。人間の行為はすべて内にある善魂(ぜんだましい)と悪魂(あくだましい)の…

アルバート・P. ワイス Albert P. Weiss

20世紀西洋人名事典
1879 - 1931 米国の心理学者。 ドイツ生まれ。 ミズーリ大学で学位を取得。マイヤーの弟子で、自然科学の一部門としての心理学の位置を確立するこ…

インストルメンタリズム instrumentalism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
道具主義,器具主義などと訳されるように,観念,知識,思想などを人間の行動のための道具,生活のための手段と考える立場。プラグマティズムの一派…

ハーキム al-Ḥākim 生没年:985-1021

改訂新版 世界大百科事典
ファーティマ朝第6代カリフ。在位996-1021年。その奇妙な性格と行動で有名。即位してから5年後に専制的権力を振るい始め,極端な政策を次々と打ち出…

ジェームズ

精選版 日本国語大辞典
[ 一 ] ( William James ウィリアム━ ) アメリカの哲学者、心理学者。[ 二 ]の兄。機能的心理学の提唱者の一人で、アメリカの社会的現実に即した思想…

功過格 (こうかかく) Gōng guò gé

改訂新版 世界大百科事典
中国の日常的な実践道徳を具体的に示した書。善書(勧善の書)の一つ。書中に分類列挙された規準となるべき行為の項目を格と称し,巻末の月日ごとに…

価値の社会学 かちのしゃかいがく sociology of values

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
社会的,文化的な価値の構造を明らかにし,人間の行為や社会に対する機能を解明しようとする学問領域であるが,まだ確立された理論体系は存在しない…

法(法律)【ほう】

百科事典マイペディア
人間の共同生活の秩序を維持するため,その構成員に対し一定の行為を命じもしくは禁ずる社会規範で,一般に承認され,かつ終局的には物理的強制力に…

宗教心理学 しゅうきょうしんりがく psychology of religion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
宗教を社会的,文化的な場における人間の行動の一様相と考え,そこに発現する諸現象を心理学的に取扱う心理学の一分野。そこで扱われる宗教的意識な…

アノミー anomie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
もとは「神法の無視」「無規則性」を意味するギリシア語の anomiaが語源であるが,フランスの社会学者 É.デュルケムが,近代に移行する過程で,それ…

ビュヒナー(Ludwig Büchner) びゅひなー Ludwig Büchner (1824―1899)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツの医師、哲学者。劇作家ゲオルク・ビュヒナーの弟。科学的唯物論の立場から多数の科学啓蒙(けいもう)書を著し、とくに主著『力と物質』Kraft u…

アースラバ āsrava

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「流入」を意味するサンスクリット語。仏教では,人間が迷いのために過失や苦を漏出排泄して輪廻するところから煩悩を意味し,漢訳仏典では,「漏」…

紛争 ふんそう conflict

日本大百科全書(ニッポニカ)
紛争とはもめ事をさし、家庭内の親子・夫婦喧嘩(げんか)から企業内の労働者と経営者間の争議、さらに国家間の戦争に至るまで、人間社会の広い範囲に…

おお‐ざっしょ(おほ‥)【大雑書】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 暦占書の一種。陰陽道にもとづいて、生活の諸々の指針などを民間用に平易に記述したもの。人間の行為・行動の吉凶を知る際の規準として、…

価値判断 かちはんだん

日本大百科全書(ニッポニカ)
事実判断に対する規範的判断の一種で、人間の行為、性格、広義の対象に、積極的、消極的評価を与える評価判断をいう。典型的な価値判断の形式は「こ…

輪廻 りんね

日本大百科全書(ニッポニカ)
仏教の術語。人間は死後もなんらかの形で存続するという普遍的信念の一つの形態が輪廻で、とくにインドで発展した。人間の本質は実体的な霊魂である…

ば【場】 の 理論((りろん))

精選版 日本国語大辞典
① 物理学で粒子どうしが電磁力・核力・重力などの場を通じて作用するという考え。また、その理論に立脚して展開される電磁場の理論および核力の場の…

どうとく‐か(ダウトク‥)【道徳家】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 道徳を説く人。人間の行動の善悪・正邪の規準である道徳を強く守り行動しようとする人。[初出の実例]「文才ある宗教家もしくは道徳家(ド…

親和関係 しんわかんけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
人と人との間の行為連関そのものが目的で維持され,情意で結ばれているような総合的かつ人格的な社会関係をさす。普通,友情や家族の関係にみられる…

せいしん‐か(‥クヮ)【精神科】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 精神病など精神障害による病気をはじめ、広く人間の行動異常を含めて扱う臨床医学の一分野。[初出の実例]「私は神経科の病棟から精神科の…

せい‐ど【制度】

デジタル大辞泉
社会における人間の行動や関係を規制するために確立されているきまり。また、国家・団体などを統治・運営するために定められたきまり。「封建制度」…

心理学 しんりがく psychology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
語源からいえば,心あるいは精神をその研究対象とする学問を意味する。ギリシア時代に端を発し,近世にいたって,意識を心理学の研究対象であるとす…

サンテグジュペリ

百科事典マイペディア
フランスの作家。兵役で操縦を習い,のち民間航空の操縦士となる。《南方郵便機》(1929年)に続いて,夜間飛行の危険を通して人間の行動の高貴さを…

縁起【えんぎ】

百科事典マイペディア
サンスクリットpratitya-samut padaの意訳。因縁生起(いんねんしょうき)の略。(1)仏教の根本思想の一つ。法(ダルマ)と同一視されていて,宇宙間…

しんさん‐くし‐いさん【身三口四意三】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。善悪の行為として、身業に三、口業に四、意業に三、合わせて十を数えたもの。十悪としては殺生、偸盗、邪淫の三業は身に、妄語、悪…

どう‐いん【動因】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 直接の原因。動機となった原因。[初出の実例]「吾兄を生命の樹の如く称賛し、其嫁を不如意の動因とし」(出典:帰省(1890)〈宮崎湖処子…

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