ペルト石
- 岩石学辞典
- 主体となるカリ長石の中に囲まれた曹長石成分に富む斜長石包有物の平行連晶[Thomson : 1843].通常は高度変成岩および深成岩などの火成岩に含まれ…
噴石
- 岩石学辞典
- 非常に気泡に富む熔岩の岩片からなる目の粗い火山性放出物で,ガラス質のものが多く,大きさは約4~32mmと変化する.時にスコリア質ラピリともいわれ…
灰石
- 岩石学辞典
- 日本に産出するイグニンブライトの一種.阿蘇熔岩と呼ばれているものである[Matsumoto : 1937, Williams : 1941].火山灰が固化したものをいう[Sh…
忍石
- 岩石学辞典
- →デンドライト
滴石
- 岩石学辞典
- 石灰洞の天井から地下水が落下するときに,水中の炭酸カルシウムが晶出して,天井から氷柱(つらら)のように垂れ下がる鍾乳石や石筍などを指す[木村…
割栗石【わりぐりいし】
- 百科事典マイペディア
- 岩石や玉石を割った直径10〜20cmの砕石。基礎工事の地盤改良などに利用。
やね‐いし【屋根石】
- デジタル大辞泉
- 板などで葺ふいた屋根の押さえにのせる石。屋重やおも。
チャロ‐せき【チャロ石】
- デジタル大辞泉
- 珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢または真珠光沢がある紫色の結晶で、大理石模様をもつ。単斜晶系。ロシアのサハ共和国で発見。1978年に新鉱物に認定。…
ろ‐せき【×鹵石】
- デジタル大辞泉
- 塩素・臭素・沃素ようそなどの塩からなる鉱物。岩塩・蛍石など。
ふっ‐せき【沸石】
- デジタル大辞泉
- 1 カルシウム・ナトリウム・アルミニウムなどの含水珪酸塩けいさんえん鉱物。塩基性火山岩中などに産し、組成は長石類に似る。加熱すると水を放出し…
じゃくおう‐じ〔ジヤクワウ‐〕【▽石王寺】
- デジタル大辞泉
- 京都府の石王寺山から産する石。黒色で白糸紋があり、硯石すずりいしとする。
せき‐おう〔‐ワウ〕【石黄】
- デジタル大辞泉
- 硫化砒素ひそからなる鉱物。黄色で半透明、樹脂光沢をもつ。鶏冠石に伴って産することが多く、有毒。雄黄ゆうおう。
せき‐がん【石×龕】
- デジタル大辞泉
- 石の塔。五輪塔・多宝塔の類。
せき‐じん【石刃】
- デジタル大辞泉
- 剝片はくへん石器を作るための剝片のうち、特に細長く、一方の面に2~3条の稜線をもつもの。ブレード。
せきせい‐ひん【石製品】
- デジタル大辞泉
- 石で作られた道具類や信仰関係の製品のうち、弥生時代以前のものを石器とよぶのに対し、古墳時代以降のものについて多く用いる称。鍬形石くわがたい…
せき‐そう〔‐サウ〕【石×槍/石×鎗】
- デジタル大辞泉
- 打製石器の槍先。日本では旧石器時代末期から縄文時代にかけてみられる。いしやり。
せきひつ‐せき【石筆石】
- デジタル大辞泉
- 石筆や耐火煉瓦れんがの材料にする蝋石ろうせきの一。白・灰・緑色などで脂肪光沢をもつ。
せき‐ぶん【石文】
- デジタル大辞泉
- 碑・瓦・甎せんなどに刻まれた文。
せき‐りん【石×淋】
- デジタル大辞泉
- 腎臓や膀胱ぼうこうに結石ができる病気。また、その結石。
せっ‐きょう〔セキケフ〕【石×蜐】
- デジタル大辞泉
- カメノテの別名。
ずん‐ばい〔づん‐〕【飄=石】
- デジタル大辞泉
- 《「つんばい」とも》石を投げること。また、その石やそのような遊び。〈易林本節用集〉
たいしゃ‐せき【代×赭石】
- デジタル大辞泉
- 土状をした軟質の赤鉄鉱。顔料や研磨材に利用。また、漢方で補血・止血薬に用いる。
じゅうじ‐せき〔ジフジ‐〕【十字石】
- デジタル大辞泉
- 鉄・アルミニウムを含む含水珪酸塩けいさんえん鉱物。単斜晶系。暗褐色の柱状結晶で、十字形の双晶をなすものが多い。
ギブス‐せき【ギブス石】
- デジタル大辞泉
- 水酸化アルミニウムからなる水酸化鉱物の一。ボーキサイトを構成する主成分鉱物。単斜晶系。六角板状や団塊状の結晶をなす。白色または灰白色など。…
みどり‐いし【緑石】
- デジタル大辞泉
- イシサンゴ目ミドリイシ科の腔腸こうちょう動物。浅海の岩礁に付着して平板状の群体を形成し、サンゴ礁をつくる。同科にはエダミドリイシなども含ま…
石返し
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。「鍋屋敷」とも。
つぼ‐いし【×壺石】
- デジタル大辞泉
- 石灰分や鉄分で固化された壺状の団塊。直径5~10センチの球または楕円状で、中空。岐阜県土岐とき市に産するものは天然記念物。
つみ‐いし【積(み)石】
- デジタル大辞泉
- 1 石を積み重ねたもの。積み重ねた石。2 建物の柱の下に置く土台。いしずえ。
たんざく‐いし【短冊石】
- デジタル大辞泉
- 短冊形に切った石。庭の敷石などに使用する。
まくら‐いし【枕石】
- デジタル大辞泉
- 川原や浜から持ち帰って、死者の枕もとに置く石。埋葬ののち、戒名を書いて墓の上に置いたりする。
さん‐せき【×霰石】
- デジタル大辞泉
- あられいし。
かすみ‐いし【×霞石】
- デジタル大辞泉
- ナトリウム・アルミニウムを含む珪酸塩けいさんえん鉱物の一。無色、白色または灰色の短柱状結晶。六方晶系。酸に浸すと曇りを生じることからの名。…
がらん‐いし【×伽藍石】
- デジタル大辞泉
- 社寺の柱の礎石をくつぬぎ石や飛び石などに転用したもの。がらんせき。
きょう‐いし〔キヤウ‐〕【経石】
- デジタル大辞泉
- 小石に経文を記したもの。一字一石のものが多いが、多字一石経もある。土中に埋めて追善や祈願を行う。きょうせき。
けいかん‐せき〔ケイクワン‐〕【鶏冠石】
- デジタル大辞泉
- 砒素ひそと硫黄からなる鉱物。赤色、橙黄色で樹脂光沢のある単斜晶系短柱状結晶。昔は花火の材料に用いた。
とかち‐いし【十勝石】
- デジタル大辞泉
- 北海道十勝地方から産出する黒色で光沢の強い黒曜石。飾り石として利用。
にょう‐せき〔ネウ‐〕【尿石】
- デジタル大辞泉
- ⇒尿結石にょうけっせき
あぶら‐いし【油石】
- デジタル大辞泉
- 1 黒茶色または黄色をした油のような光沢のある石。2 米の中にまじっている油色の小石。3 石炭。
いし‐じぞう〔‐ヂザウ〕【石地蔵】
- デジタル大辞泉
- 1 石に刻んだ地蔵菩薩ぼさつ像。地蔵菩薩の石像。2 無口な人、色恋に反応を示さない人のたとえ。
いし‐ずり【石×摺り/石×搨り】
- デジタル大辞泉
- 1 石碑などの文字を紙に摺すり取ること。また、摺り取ったもの。拓本たくほん。2 染めた布地を木目のたった板や文様を刻した物などの上に置き、堅…
いし‐だいく【石大工】
- デジタル大辞泉
- 1 石を刻んで細工する職人。石工いしく。2 石工の棟梁とうりょう。
いし‐づき【石突き】
- デジタル大辞泉
- 1 太刀の鞘尻さやじりを包んでいる金具。2 矛・薙刀なぎなた・槍やりなどの柄の、地に突き立てる部分を包んでいる金具。3 杖・傘・ピッケルなどの…
いし‐のみ【石×鑿】
- デジタル大辞泉
- 石切り鑿。
い‐せき〔ヰ‐〕【胃石】
- デジタル大辞泉
- 1 ザリガニの胃の中にある、白色の円盤形の炭酸カルシウムの塊。脱皮後2、3日で体内に吸収され、外骨格形成に用いられる。古くはオクリカンキリとよ…
うるし‐いし【漆石】
- デジタル大辞泉
- 1 黒色で、漆のような光沢のある石。黒曜石こくようせきなど。からすいし。2 石炭のこと。
独鈷石 (どっこいし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 縄文時代後期・晩期の磨製石器。左右に鶴嘴(つるはし)状の頭部をもち,中央2ヵ所に節状の突出部がある,一種の両頭石斧である。中央の節状突出部間…
車石 (くるまいし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 大八車の車輪のように放射状の割れ目をもつ円形の岩塊からなる珍石の一種。玄武岩質の溶岩が水中を流れると団塊状に固まり,その中心から放射状の節…
木の葉石 (このはいし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地層面上にみごとに保存された広葉樹の葉をいう。本来は,栃木県塩原町に分布する洪積世(更新世)中期の湖沼堆積物中に含まれるブナ,カエデ,クリ…
馬蹄石【ばていせき】
- 百科事典マイペディア
- 日本各地の伝説で,神や英雄の乗馬が蹄(ひづめ)の跡をとどめたという石。蹄の跡らしいくぼみのある岩石に注連縄(しめなわ)などをめぐらしている。東…
尿石【にょうせき】
- 百科事典マイペディア
- 尿結石,尿路結石とも。尿路(腎臓,尿管,膀胱(ぼうこう),尿道)の結石の総称。腎臓では原発性(腎結石症)で,その他では原発性のこともあるが,…