とう‐ししつ(タウ‥)【糖脂質】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生体組織中の微量成分。主として分子内にガラクトースを含む複合脂質の一群。脳の白質部に多く含まれる。フレノシン、ケラシン、ネルボン…
シトシン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] cytosine ) 生体内に含まれるピリミジン塩基の一つ。化学式 C4H5ON3 核酸の構成成分。亜硝酸と反応してウラシルとなる。六‐アミ…
ピネン(pinene)
- デジタル大辞泉
- テルペンの一。多くの精油中に存在し、テレビン油の主成分。無色で芳香があり、塗料の溶剤や合成樟脳しょうのう・人工香料の原料にする。
あせん‐やく【×阿仙薬】
- デジタル大辞泉
- 熱帯産のアカネ科植物ガンビールの葉から製した暗褐色の塊状エキス。主成分はカテキン。収斂しゅうれん・止血薬や染料・皮なめしに用いる。
ゴム石 ゴムいし gummite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 閃ウラン鉱 (ピッチブレンド) が変質してできたゴム状の鉱物で,ウランの酸化物を主成分とし,ほかに鉛やトリウムなどの酸化物を含む。
ニコチン
- 生活習慣病用語辞典
- たばこの葉に含まれる成分で、末梢神経や中枢神経を刺激し、血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用があります。依存性、中毒性があります。
相(化学)【そう】
- 百科事典マイペディア
- 物質の各部分の化学的・物理的性質が同じ場合,これらの部分は一つの相をなすという。気体,液体,固体からなる相をそれぞれ気相,液相,固相といい…
うねり
- 海の事典
- 風浪が発生域を離れるなどして、風の直接の影響を受けなくなった状態の波をうねりと言う。風浪が尖った峰を持ち、複雑な形状をしているのに対し、う…
ロテノン ロテノン rotenone
- 化学辞典 第2版
- C23H22O6(394.42).デリスともいう.デリス根の殺虫成分.東南アジアに産生するデリスDerris ellipticaの根のしぼり汁から農薬がつくられたが,ロテ…
鳥取連続不審死事件
- 共同通信ニュース用語解説
- 2009年4月と10月、トラック運転手の男性と電器店経営の男性の遺体が、それぞれ鳥取県北栄町沖の日本海と鳥取市の摩尼川で発見され、睡眠薬の成分が…
ワックス ワックス wax
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】[同義異語]ろう【Ⅱ】[同義異語]パラフィンろう【Ⅲ】ミクロワックスを主成分としたつや出し剤.
エキサイター(exciter)
- デジタル大辞泉
- エフェクターの一種。音色や音量を変えずに、ある特定の音を強調する装置の総称。高音域に倍音成分を加えるハーモニックエキサイター、位相をずらす…
ホルモン(〈ドイツ〉Hormon)
- デジタル大辞泉
- 生体内の内分泌腺で生成され、血液中に分泌されて運ばれ、特定の器官にのみ作用する微量の化学物質。成分はたんぱく質・ポリペプチド・フェノール誘…
ぶんせき‐ひょう(‥ヘウ)【分析表】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物質の構成成分を分析して一覧にした表。[初出の実例]「図面及水質の分析表を添べし」(出典:水道条例(明治二三年)(1890)三条)
包孕句 bāoyùnjù
- 中日辞典 第3版
- [名]<言語学>包含文.[参考]主述構造が文の成分となっている文.つまり文形式(子文とよばれることもある)を内部に有する文をいう.
不透明アトリタス
- 岩石学辞典
- 多量の不透明物質からできている石炭物質をいい,これらはフジナイト(fusinite), スクレロチナイト(sclerotinite), マイクリナイト(micrinite)…
ひん‐がん【&JISEC96;岩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 安山岩とほぼ同一成分で斑状組織を呈する半深成岩。斑晶の種類によって、黒雲母玢岩・角閃玢岩・輝石玢岩などに分ける。ふんがん。
かい‐そうちょうせき(クヮイサウチャウセキ)【灰曹長石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 斜長石の一種で、曹長石に灰長石成分を一〇~三〇パーセント含むもの。花崗(かこう)岩、角閃(かくせん)岩などに含まれる。〔鉱物字彙(18…
グラニュライト granulite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 普通は石英,長石,輝石,ザクロ石などを主成分鉱物とする粒状組織(グラニュライト状組織)をもつ高度変成岩を指すが,広義にはグラニュライト状組…
垢 あか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 表皮のいちばん外側の層を形成する角質片の剥離(はくり)したものに、表皮の上を覆う脂質のエマルジョンおよび外界のほこりなどが混じったものである…
アネトール あねとーる anethole
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アニス特有の香味を有する無色の液体。化学的にはp(パラ)-プロペニルフェニルメチルエーテルとよぶ。冷時固化する。スターアニス油(大茴香油(だいう…
リン酸肥料 りんさんひりょう phosphate fertilizer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- リン酸を含む肥料。リン酸は植物の枝,葉,つぼみ,花の発育に欠かせない成分であり,窒素,カリウムとともに肥料の3要素とされる。天然と人造とに大…
やさしいせんたく。せっけん
- デジタル大辞泉プラス
- ミヨシ石鹸が製造・販売する洗濯用洗剤の商品名。純石鹸分70%(脂肪酸ナトリウム)、アルカリ剤(炭酸塩、重曹)を成分とする。無着色の粉末タイプ。
カラムクロマトグラフィー カラムクロマトグラフィー column chromatography
- 化学辞典 第2版
- 柱状のガラス管などに充填剤を詰め,先に注入した試料液中の成分を展開液の自然流下で分離する液体クロマトグラフィー.
ぶん‐あつ【分圧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 混合気体を構成する各成分の気体が、それ自身で単独に全容積を占めたと仮定した場合の圧力。〔稿本化学語彙(1900)〕
レシチン(lecithin)
- デジタル大辞泉
- 代表的な燐脂質りんししつの一。界面活性をもつ。生体膜などの構成成分として動植物に広く分布し、特に脳・神経・卵黄や大豆・酵母などに多い。
純チョコレート・ピュアチョコレート
- チョコレート・ココア辞典
- ■ カカオ成分としては、ココアバターのみ、またはカカオマスとココアバターのみを原料としているチョコレートをいい、販売上の惹句として使われるこ…
やに‐こ・い【▽脂こい】
- デジタル大辞泉
- [形][文]やにこ・し[ク]1 やにの成分が多い。粘りけが多い。「―・い材質」2 しつこい。くどい。「―・い男」3 か弱い。もろい。「そないに―…
グリセロール
- 栄養・生化学辞典
- C3H8O3 (mw92.09). 旧称はグリセリン.プロパントリオールともいう.三価のアルコールの一つで,中性脂肪(トリアシルグリセロール),リン脂…
TBP
- 栄養・生化学辞典
- TFIIB,およびSL1の成分で,RNAポリメラーゼのDNAへの結合に関与するタンパク質.また,遺伝子のTATA ボックスに結合して,RNAポリメラーゼIIのDNA…
ニリゴンゴ岩
- 岩石学辞典
- メリライトを含むリューサイト─イジョラ岩.チタンオージャイト,ネフェリン,リューサイトと少量のメリライトなどからなっている.副成分にはペロヴ…
すいじょうき‐じょうりゅう〔‐ジヨウリウ〕【水蒸気蒸留】
- デジタル大辞泉
- 水蒸気を物質中に吹き込んで揮発成分を水蒸気とともに蒸留する方法。水と混和しない物質の場合、目的とする物質の沸点よりも低い温度で留出すること…
ぎ‐きん【偽金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① アルミニウム一〇パーセントと銅九〇パーセントとの合金。アルミ金。② 硫化第二錫。また、これを成分とする黄金色の塗料。金の代用とし…
パップ【巴布】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] pap )[ 異表記 ] ハップ 医薬品と油性成分を混ぜたものをあたためて紙や布につけ、皮膚、筋肉、関節などの炎症部にはるこ…
けつえき‐けんさ【血液検査】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 血液の成分を病気の診断、治療のために調べること。梅毒の有無、臓器の機能検査に応用される。[初出の実例]「ピルケ反応、血液検査(ケツ…
アネトール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Anethol ) 大茴香油(だいういきょうゆ)、アニス油などの精油中に含まれている香料成分。菓子や飲料などの香料、健胃剤、去…
安息香 あんそくこう gum benzoin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドシナ半島の高原およびスマトラ島で天然に産する樹脂の一種で、エゴノキ科の植物の樹幹に傷をつけて採取する。通常、灰褐色をした平滑な塊であ…
まさつ‐ていこう〔‐テイカウ〕【摩擦抵抗】
- デジタル大辞泉
- 粘性をもつ流体内を動く物体に働く抵抗のうち、物体の表面に沿って動く流体によって受ける摩擦力の流れの方向への成分の総和。粘性抵抗。
カルシ
- 岩石学辞典
- ヨハンセンが,アンデシン(andesine)よりも灰長石成分に富む斜長石を含む岩石を意味する接頭語として用いた語[Johannsen : 1932].calcigranite,…
岩漿玄武岩
- 岩石学辞典
- 通常の玄武岩で,石基の主要な成分としてガラスが含まれる斑状の玄武岩の一般名として使われた.リンブルグ岩と同義にも用いられた[Boricky : 1874…
エタノールアミン
- 栄養・生化学辞典
- C2H7NO (mw61.08).H2NCH2CH2OH.ヒドロキシエチルアミンともいう.リン脂質の成分として生体膜にある.強いアミン臭をもち,常温で液体.
γ線殺菌
- 栄養・生化学辞典
- 加熱殺菌できないものの殺菌に適している.例えば,動物の飼料の殺菌のような場合,加熱による成分の分解や物性の変化を防ぐ目的で用いられる.
かつおだし【鰹出し/鰹出汁】
- 和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典
- かつお節でとるだし汁。湯が沸騰する直前にかつお節を入れ、火を止めてこす。主なうまみ成分はイノシン酸。二番だしをとったり、そのまま煮出したり…
レンニン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] rennin ) 蛋白質分解酵素の一つ。乳児や子牛の胃液中に存在し、消化に働く。分子量約四万の蛋白質でレンネットの作用成分。
バナナポーク
- デジタル大辞泉プラス
- 銘柄豚肉のひとつ。フィリピン産の乾燥バナナを与えて育てることにより、アミノ酸成分が多く臭みの少ないやわらかな肉に仕上げる。飼育地は主に茨城…
定比例の法則 (ていひれいのほうそく) law of definite proportions
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一つの化合物に含まれる成分元素の質量の比はつねに一定であるという法則で,1799年J.L.プルーストにより見いだされた。この法則が成り立つのは,原…
真島利行 まじまりこう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1874.11.13. 京都[没]1962.8.19. 宝塚有機化学者。東京帝国大学理科大学化学科卒業 (1899) 。キール大学,チューリヒのスイス連邦工科大学,ロン…
どく‐け【毒気】
- デジタル大辞泉
- 1 毒の成分。毒を含んだ気。どっき。2 人の気持ちをひどく傷つけるような雰囲気。また、悪気。「毒気を含んだ言葉」[類語]毒・猛毒・有毒・毒素・…
よう‐ぶん〔ヤウ‐〕【養分】
- デジタル大辞泉
- 栄養となる成分。滋養分。[類語]栄養・滋養・人工栄養・栄養分・栄養素・栄養価・炭水化物・含水炭素・糖質・糖類・澱粉・蛋白質・アミノ酸・ゼラチ…
ピペリジン(piperidine)
- デジタル大辞泉
- 複素環式化合物の一。特異な刺激臭をもつ液体。強い塩基性を示す。コショウの辛み成分ピペリンを加水分解して得られる。医薬品の原料として用いられ…