百科事典マイペディア 「相(化学)」の意味・わかりやすい解説 相(化学)【そう】 物質の各部分の化学的・物理的性質が同じ場合,これらの部分は一つの相をなすという。気体,液体,固体からなる相をそれぞれ気相,液相,固相といい,単一の相はただ1種の成分からなる場合と,溶液や固溶体などのように2種以上の成分からなる場合がある。単一の相をなす物質系を均一系(単相系)といい,二つ以上の相からなるものを不均一系(多相系)という。→状態図/相転移/相律→関連項目吸着|均一系|不均一系|溶解 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報