立体配座 (りったいはいざ) steric conformation conformation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 単結合のまわりの回転や,窒素原子などの反転によって生じる,原理的には無数に存在する分子内の原子の空間配列のそれぞれをいう。多くの場合,エネ…
応用地理学 (おうようちりがく) applied geography
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地理学の知識と技術または理論と方法を,さまざまな社会経済的な諸問題の解決に応用しようとする学問の総称。各系統地理学における理論と方法の分野…
音波探査 (おんぱたんさ) acoustic exploration
- 改訂新版 世界大百科事典
- 水中の音波源を用いて水底面下を探る一種の地震探査法。一般に,人工的な音源より発する波は水中のみならず地中にも進むが,これが地表に反射あるい…
複塩 (ふくえん) double salt
- 改訂新版 世界大百科事典
- 2種以上の塩が結合した形式で書ける化合物のうち,それぞれの成分イオンがそのまま存在するものをいう。たとえばKCl・MgCl2はKMgCl3とも書けるが,[…
化学装置 かがくそうち chemical apparatus; chemical equipment
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 物質やエネルギーの変化,伝播によりある原料からより価値の高い製品を生産する化学プロセスに用いられる諸設備。一般にこれらの設備は鋼などの金属…
フラクタル理論 ふらくたるりろん fractal theory
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然界には全体と部分の形が似ているという自己相似性があるので、簡略化した数式の計算を繰り返すことにより詳細な全体形をつくることができるとい…
国際がんゲノムコンソーシアム こくさいがんげのむこんそーしあむ International Cancer Genome Consortium
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- がん研究を推進するための、がん遺伝子の国際的共同研究プロジェクトを包括する組織。最終的な目標は、がんゲノム変異のカタログを包括的に完成させ…
分子生物学 ぶんしせいぶつがく molecular biology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 種々の生命現象の実体を分子レベルで把握し解明しようという立場をいい、現代生物学の中心分野となっている。分子遺伝学、生化学、生物物理学などの…
遺伝カウンセリング いでんカウンセリング Genetic counseling (遺伝的要因による疾患)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 遺伝に関わる疾患や不安には多面的な支援が望まれる 遺伝医療診療に受診される方は、患者さんだけではなく、遺伝性疾患のリスクがある方や家族、不…
糖鎖工学 とうさこうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 糖鎖を人工的に改変し、さまざまな目的に適した糖物質をつくる研究・開発分野。糖鎖は、天然に存在するブドウ糖等が複雑な鎖状に連結・重合した物質…
カントロビッチ Kantorovich, Leonid Vital'evich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1912.1.19. ペテルブルグ[没]1986.4.7. モスクワソ連の数理経済学者。 1930年レニングラード大学物理・数学部卒業。学生時代に射影集合論上の業…
エングル えんぐる Robert Fry Engle (1942― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの経済学者。ニューヨーク州シラキュースに生まれる。ウィリアムズ大学で物理学を学び、1964年に卒業。コーネル大学の大学院に進み、1966年…
化学修飾 カガクシュウショク chemical modification
- 化学辞典 第2版
- タンパク質やDNAなどの生体高分子に含まれるアミノ酸残基などの特定の官能基をメチル化あるいはアセチル化などして反応性,選択性,活性などの機能を…
情報収集衛星
- 知恵蔵
- 1998年8月31日の北朝鮮によるテポドン発射後、偵察衛星保有を求める声が与野党から高まり、政府は同年11月、情報収集衛星4機の打ち上げを決定、2003…
黄土高原 (こうどこうげん) Huáng tǔ gāo yuán
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国の黄河中流部流域に横たわる高原。北限は万里の長城,南は秦嶺山脈北麓の渭河平原,東は太行山脈,西は青海湖付近に至る広大な地域を占め,実際…
計測 けいそく measurement
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 長さ・重さ・時間をはじめ,測定しうるあらゆる物理量,また圧力・速度・加速度などの力学量,角度・立体角,あるいは硬さのような機械的便宜量など…
ネアンデルタール人 ねあんでるたーるじん Neanderthals
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 旧人の地域集団の一つで、分布域はヨーロッパを中心とし、一時期、西・中央アジアから南シベリア方面まで広がっていた。その名は1856年にドイツのデ…
ポーラログラフ波 ポーラログラフハ polarographic wave
- 化学辞典 第2版
- ポーラログラフィーにおいて,被電解物質の電解によって得られる電流-電位曲線のこと.単に波ともいう.ポーラログラフィーの分野においては,直流ポ…
コーン Kohn, Walter
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1923.3.9. オーストリア,ウィーン[没]2016.4.19. アメリカ合衆国,カリフォルニア,サンタバーバラオーストリア生まれのアメリカ合衆国の理論物…
インゴ ギュンター Ingo Günter
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書サテライトアーティスト,ビデオアーティスト国籍ドイツ生年月日1957年出生地西ドイツ・ニーダーザクセン州バートアイルゼン(ドイツ)学歴ゲ…
サミュエルソン Paul Anthony Samuelson 生没年:1915-2009
- 改訂新版 世界大百科事典
- 20世紀を代表するアメリカの経済学者。インディアナ州に生まれ,1935年シカゴ大学卒業,36年ハーバード大学修士,41年博士。マサチューセッツ工科大…
コーンフォース こーんふぉーす John Warcup Cornforth (1917―2013)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの化学者。オーストラリアのシドニーで生まれる。1937年シドニー大学を卒業、さらにイギリスのオックスフォード大学に留学、ロビンソンの研…
ティンバーゲン Niko (Nikolaas) Tinbergen 生没年:1907-88
- 改訂新版 世界大百科事典
- オランダ生れのイギリスの動物学者。オランダ語ではティンベルヘンと発音。ライデン大学で学位を取得後,1947年より同大学教授。第2次大戦中,ナチの…
重力探査 (じゅうりょくたんさ) gravity prospecting gravity survey
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地下における密度の分布が地表における重力の観測値に反映することを利用して地下構造を推定する物理探査の一方法。石油探査の初期の概査によく用い…
システム工学 しすてむこうがく system engineering
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- システム工学が一つの学問体系として登場してきたのは1960年ごろである。それはシステムという考え方に基づき、そのシステムの目的をもっとも効率よ…
量子化学 りょうしかがく quantum chemistry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 量子力学によって化学の諸問題を論じる理論化学の一分野。 1923年,L.V.ド・ブロイが電子のような微粒子には粒子性と同時に波動性のあること (二元性…
ナウキャスト なうきゃすと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象庁が降水、竜巻発生確度、雷活動度の分布について、1時間先までの予測を発表する気象予報システム。ナウキャストは、英語の現在nowと、予報forec…
ニホンウナギ
- 知恵蔵
- 日本で食用にされているウナギで、硬骨魚綱ウナギ目ウナギ科ウナギ属。日本、台湾、中国、韓国など東アジア全体に広く分布する。ウナギ属としては他…
abc予想
- 知恵蔵
- a+b=cが成り立つ自然数(正の整数)a、b、cにおいて、積abcの素因数に関する数論上の予想。1985年に欧州の数学者らが提唱したが、証明も反例も見つかっ…
分散分析 (ぶんさんぶんせき) analysis of variance(ANOVA)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一つの特性についてのデータのばらつきの大きさを,そのばらつきの要因別に分解することにより重要な要因を明らかにし,その影響の強さを知るための…
有機反応論 ゆうきはんのうろん physical organic theory
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機化学反応を反応速度論的に研究して、反応系の遷移状態の構造を推定して反応機構を理解する学問分野をいう。有機化学反応は求電子反応、求核反応…
コーマック こーまっく Allan MacLeod Cormack (1924―1998)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの物理学者。南アフリカ共和国のヨハネスバーグに生まれる。ケープ・タウン大学で工学と物理を学び、1947年イギリスに留学、ケンブリッジ大…
すう‐がく【数学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 天文・暦法を含めた陰陽・五行・卜占の術の総称。術数の学。[初出の実例]「附下之好二陰陽数学一者上可。非二儒者之先務一」(出典:童子…
THEマイクロステップ技術で覚える英単語
- 事典 日本の大学ブランド商品
- [その他]岡山大学(岡山県岡山市北区)の大学ブランド。マイクロステップ技術を導入した英語の学習ソフト。マイクロステップ技術とは、学習する内…
国立精神・神経医療研究センター こくりつせいしん・しんけいいりょうけんきゅうセンター National Center of Neurology and Psychiatry; NCNP
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 精神・神経疾患などに関する研究開発・医療機関。国立高度専門医療研究センターの一つで,厚生労働省所管の国立研究開発法人(→独立行政法人)。東京…
ソシオメトリー そしおめとりー sociometry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義には、生物測定biometry、心理測定psychometryなどに対応して、社会行動、人間関係、集団構造に関する測定の理論や技術を総称し、社会測定法とも…
リモートセンシング
- 知恵蔵
- 航空機や人工衛星などを使って、離れた位置から地表や大気を観測すること、もしくはそれらの遠隔操作による計測の手法や技術。気象観測などの公益・…
田中耕一 たなかこういち (1959― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化学技術者。富山市生まれ。1983年(昭和58)東北大学工学部電気工学科卒業。同年島津製作所入社、技術研究本部中央研究所に配属。その後同社計測事…
タオ Tao, Terence
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1975.7.17. アデレードオーストラリアの数学者。サウスオーストラリア州のフリンダーズ大学で修士号を取得し,1996年にアメリカ合衆国のプリンス…
コンパイラ こんぱいら compiler
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コンピュータのプログラム言語のうち、人間のことばに近い高水準言語といわれるものを解読して、コンピュータの命令をつくりだすためのプログラム。…
ロイブ ろいぶ Jacques Loeb (1859―1924)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの実験発生学者、生理学者。ドイツで生まれ、ベルリン大学で哲学を、ストラスブール大学で脳脊髄(せきずい)生理学をそれぞれ学んだ。その後…
平射図法 へいしゃずほう stereographic projection
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地図投影の一種。投射図法の一種で、視点を地球曲面上、投影面は地球の中心に関して反対側の地表に接する平面とし、正角図法で球面上の円はすべて円…
タコグラフ たこぐらふ tachograph
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自動車に搭載される運行記録用計器の一種。運行記録計ともいう。車両の稼動状況を把握するために、運行中の速度変化、走行距離、運行時間などを自動…
ハミルトン関数 はみるとんかんすう Hamilton's function
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 座標と運動量の関数で、ある物理系の力学的特性を表しその運動を規定する量。イギリスの数学者・物理学者のW・R・ハミルトンが導入(1828、32)。保…
デバイ-シェラー法 デバイシェラーホウ Debye-Scherrer method
- 化学辞典 第2版
- 微小な結晶粉末,あるいは金属のような微小結晶の集合体によるX線回折写真撮影法.P.J.W. Debye(デバイ),P. ScherrerおよびA.W. Hullが考案した.単…
みみそうじでせきがでるのはなぜ【耳掃除でせきが出るのはなぜ】
- 家庭医学館
- 外耳道(がいじどう)には、三叉神経(さんさしんけい)、迷走神経(めいそうしんけい)などのたくさんの神経が分布しているため、非常に敏感なと…
船体強度 せんたいきょうど
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 船体の強さ。静かに浮いている船体には、自重のほか、積んでいる貨物や燃料の重さと海水の圧力または浮力が作用している。航走し揺れている船には水…
NSXボディ構造
- 日本の自動車技術240選
- ①高強度、高剛性押出し成形サイドシル。②フロント衝突エネルギーを効率よく吸収するフロントサイドフレーム。③メインフレームに固定した高剛性センタ…
カスペルソン かすぺるそん Torbjörn Oskar Caspersson (1910―1997)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スウェーデンの生化学・細胞学者。1936年ストックホルム大学で医師の資格を得た後、ストックホルムのカロリンスカ研究所の医学細胞学研究および遺伝…
重力場 じゅうりょくば
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 重力が作用する空間。真空の空間を飛び越えて重力が働くという引力の作用を記述するための関数として、ポテンシャルという量が導入され、のちにこれ…