【侍者】じしや
- 普及版 字通
- 側近につかえる者。〔韓非子、内説上〕韓の昭侯、人をして袴(へいこ)をせしむ。侍曰く、君も亦た不仁なり。袴以て左右に賜はらずして、之れをすと。…
【】それい
- 普及版 字通
- あら米。玄米。〔戦国策、韓二〕嚴仲子~聶(でふせい)の爲に語りて曰く、~聞く、足下、義甚だ高しと。故に直だ百金をむるは、特(た)だ以て人の費と…
【同工】どうこう
- 普及版 字通
- 同じ技法。唐・韓〔進学解〕上は姚(えうじ)(唐虞)の渾渾として涯(はて)無き~に規(のつと)る。下は騷(荘子と離騒)・太(司馬遷)のする、(揚)…
ハーグ密使事件 はーぐみっしじけん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 韓国(大韓帝国)皇帝の高宗(こうそう)から密書を託された李儁(りしゅん/イジュン)、李相(りそうせつ/イサンソル)、李瑋鍾(りいしょう/イイジョン…
ハーグ密使事件 ハーグみっしじけん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1907年6月,韓国皇帝高宗がオランダのハーグで開かれていた第2回ハーグ平和会議に密使を送り,日本の韓国侵略の無法を訴えた事件。韓国は1905年の第2…
桐野利秋【きりのとしあき】
- 百科事典マイペディア
- 幕末・明治の志士,軍人。薩摩(さつま)鹿児島藩出身,初め中村半次郎と称す。討幕運動,戊辰戦争に活躍。1871年陸軍少将に進み,熊本鎮台司令長官,…
あしもと【足元】 の=明((あか))るい[=明((あか))い]中((うち))
- 精選版 日本国語大辞典
- 行先のよく見える日の暮れないうち。また、自分の弱点や悪事が見つけ出されて不利な状態にならないうち。手おくれにならないうち。[初出の実例]「漢…
かんこくへいごう‐じょうやく(‥ヘイガフデウヤク)【韓国併合条約】
- 精選版 日本国語大辞典
- 明治四三年(一九一〇)八月二二日に調印された「韓国併合ニ関スル日韓条約」。これによって大韓帝国の統治権を完全かつ永久に日本に譲渡することな…
大年神 (おおとしのかみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 「古事記」にみえる神。須佐之男命(素戔嗚尊)(すさのおのみこと)の子。母は神大市比売(かみおおいちひめ)。伊怒比売(いのひめ)らを妻にして,大国御魂…
ごんどう‐せいきょう【権藤成卿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 農本主義思想家。本名は善太郎。福岡県出身。明治三五年(一九〇二)黒龍会に入り、対露開戦、日韓合邦を主張した。昭和に入ってからは血盟団事件、…
さい‐そ【細粗・細麁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 こまかいこととあらいこと。大きいものと小さいもの。[初出の実例]「当所者、為二武家之記録所一、仍古今之記録、細麁之証券等、被レ納二…
じょう‐ろう(ジャウラウ)【情郎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なじみの男。情夫。いろ。[初出の実例]「強買二千金一甲第還、情郎悵望立二前湾一」(出典:鳳鳴館詩集(1791‐99)三・伊達氏館見斬妓高雄…
めん‐し【綿糸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 もめんいと。また、わたといと。もめんといと。[初出の実例]「是よりは痘汁を綿糸に浸し、長さ五、六分の小き硝子瓶に納め、密封して貯へ…
ゆき‐つ・める【行詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]ゆきつ・む 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙 行く手がふさがって前へ進めなくなるまで行く。行けるところまで進…
ロンメン(竜門)峡 ロンメンきょう Longmen xia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ユイメンコウ (禹門口) とも呼ばれる。中国中部,ホワン (黄) 河中流部にある峡谷。ホワン河がホワントー (黄土) 高原を南流する部分,シャンシー (…
ろう‐らん(ラウ‥)【老懶・老爛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 年老いて物憂いこと。また、そのさま。[初出の実例]「大導師法橋源快老爛無極」(出典:中右記‐嘉承二年(1107)正月八日)「少年…
【値遇】ちぐう
- 普及版 字通
- であう。唐・韓〔秋懐、十一首、十一〕詩 鮮鮮たる霜中の に(おそ)きに何を用(もつ)て好からん 揚揚としてを弄する蝶 爾(なんぢ)の生も(ま)た早…
【鼓行】ここう(かう)
- 普及版 字通
- 太鼓をうちならして進軍する。〔史記、淮陰侯(韓信)伝〕旦、信、大將の旗鼓をて、鼓行して井口を出づ。趙、(城)壁を開きて之れをつ。~是(ここ)…
【殊死】しゆし
- 普及版 字通
- 決死。〔史記、淮陰侯伝〕韓信・張耳已に水上の軍に入り、軍皆殊死して戰ふ。敗るべからず。信の出だすの奇兵二千騎、~馳せて趙壁に入り、皆趙旗を…
【昭回】しようかい(せうくわい)
- 普及版 字通
- 光がめぐる。宋・軾〔潮州韓文公碑〕下(しも)濁世の與(ため)に秕(ひかう)をひ 西のかた咸池にんで、扶桑を略す 木に衣被(いひ)す、昭回の光 李(…
洪万植 (ホン-マンシク)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1842-1905 朝鮮王朝の文臣。憲宗8年生まれ。洪英植(ホン-ヨンシク)の兄。1905年(明治38)調印された第2次日韓協約を亡国の兆しとみなし,破棄にむけ…
キム‐ソウン【金素雲】
- デジタル大辞泉
- [1907~1981]朝鮮の詩人・随筆家。釜山プサン生まれ。筆名、鉄甚平てつじんぺい。1920年に渡日し、「朝鮮民謡選」「朝鮮童謡選」等を刊行。戦後、…
ご‐とまり【五泊】
- デジタル大辞泉
- 奈良時代から鎌倉中期、瀬戸内海を航行して難波なにわに入る船が停泊した五つの港。檉生泊むろうのとまり(たつの市)・韓泊からのとまり(姫路市)…
いきがけ【行掛】 の 駄賃((だちん))
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 馬子が問屋などへ荷物を受け取りに行くついでによその荷物を運び、手間賃を得たところから ) 事のついでに他の事をして利益を得ること。ゆきがけの…
きん‐げん【謹厳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常にまじめで、他人の言う冗談やうわついたことを好まぬこと。また、そのさま。[初出の実例]「孫連、以二謹厳一称」(出典:日…
じょう‐き(ジャウ‥)【常軌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ふつうに踏むべき道。常に行なうべき道。常道。[初出の実例]「すべてが常軌に従うことを拒否した校長の恣意によって」(出典:硝酸銀(19…
そう‐せん(サウ‥)【争戦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あらそいたたかうこと。いくさ。戦争。[初出の実例]「隣国雪際亜(スウエチア)王と争戦ありし時」(出典:輿地誌略(1826)四)「今朝より数…
さん‐きょ【山居】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山中に住むこと、また、その住居。やまずまい。[初出の実例]「山居驟筆一首 太上天皇」(出典:経国集(827)一三)「いづれの僧にてもたの…
じょう‐く(ヂャウ‥)【杖&JISF0B2;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つえとはきもの。尊者・長者の持ち物。転じて、尊長者に対する敬称。杖履(じょうり)。[初出の実例]「絶域林泉淹二杖屨一、大江雲雨起二魚…
武内宿禰 たけしうちのすくね
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 記紀の伝承にあらわれた大和政権の大臣「たけのうち」とも読む。巨勢 (こせ) ・平群 (へぐり) ・葛城 (かつらぎ) ・蘇我 (そが) 4氏の祖とされる。…
ちょうせん‐じん(テウセン‥)【朝鮮人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝鮮の人。朝鮮半島および周辺の島に分布する韓民族集団の総称。人種的にはモンゴロイド(蒙古人種)に属し、黒色・直毛の頭髪、高いほお…
【允許】いん(ゐん)きよ
- 普及版 字通
- ゆるし。同意。唐・韓〔孔の致仕を論ずる状〕(き)~今年纔(わづ)かに七十、筋力耳目、未だ老を覺えず。~臣、の上して致仕を求むるを知る。~、臣の…
【口講】こうこう(かう)
- 普及版 字通
- 口で講説する。唐・韓〔柳子厚墓誌銘〕衡湘(かうしやう)以南の士と爲る、皆子厚を以て師と爲し、其の子厚の口指畫(しくわく)を經承して詞を爲(つく)…
【廝豎】しじゆ
- 普及版 字通
- めしつかい。〔北史、韓麒麟伝〕官位非常にして、に榮え夕に悴(おとろ)ふるり。則ち衣冠(高官)廝豎の邑に淪(しづ)み、臧(ざうくわく)(下僕)膏腴(…
【襲撃】しゆう(しふ)げき
- 普及版 字通
- おそいうつ。〔漢書、武帝紀〕(元光二年)大夫韓安國、~三十の衆を將(ひき)ゐて、馬邑谷中に屯(たむろ)し、單于(ぜんう)を誘致し、之れをせんと欲…
【贈謚】ぞうし
- 普及版 字通
- 死後におくり名を贈る。〔魏書、韓子熙伝〕子煕(しき)儉素にしてに安んじ、常に靜を好む。~卒(しゆつ)す。戒して謚を求めず。其の子、奉すること能…
【諸生】しよせい
- 普及版 字通
- 学生。唐・韓〔進学解〕國子先生、晨(あした)に太學に入り、生を招きて下に立たしめ、之れに誨(をし)へて曰く、業はむるに(くは)しく、嬉(たの)しむ…
【誅逆】ちゆうぎやく
- 普及版 字通
- 逆徒を攻め滅ぼす。〔韓詩外伝、一〕宋人、昭をす。~(晋の)靈乃ち師を興して之れに從ふ。宋人之れを聞き、儼然として感し、晉國日に昌(さか)んな…
義兵闘争 ぎへいとうそう Ǔibyǒng t'ujaeng
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 朝鮮で行われた侵略者に対する民衆の抵抗運動。武装の場合が多い。朝鮮では古来,侵略者に対する民衆 (各層にわたる) の抵抗運動が激しく展開された…
辰国 (しんこく) Chin-guk
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代朝鮮の南部に存在したとされる国名。辰国という名称はすでに《史記》《漢書》に見えるが,その内容についてやや詳細な記録を残しているのは《三…
朝鮮共産主義運動 ちょうせんきょうさんしゅぎうんどう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ロシア革命後,ボルシェビズムの東進に伴い 1918年ロシア領内で組織された李東輝などの韓人社会党と,帰化人らによるイルクーツク共産党韓人支部の運…
韓国統監府 かんこくとうかんふ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1905年(明治38)の第二次日韓協約(乙巳(いっし)保護条約ともいう)に基づき、翌年2月1日に開設された日本の朝鮮統治機関。初代統監は伊藤博文(ひろ…
佐藤栄作内閣【さとうえいさくないかく】
- 百科事典マイペディア
- 自由民主党単独内閣。(1)第1次。1964年11月9日〜1967年2月17日。池田勇人が病気退陣の後,全閣僚を留任させて発足。米国のベトナム政策を積極…
八仙 (はっせん) Bā xiān
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,民間伝説のなかの8人の仙人,呂洞賓,李鉄拐(りてつかい)(鉄拐李),漢鍾離(鍾離権),張果老,藍采和,曹国舅(そうこくきゆう),韓湘子…
帯方郡 たいほうぐん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代朝鮮に置かれた中国の郡。後漢(ごかん)末の内乱を契機に楽浪(らくろう)郡は急激に衰え、3世紀初頭、遼東(りょうとう)の公孫(こうそん)氏政権はつ…
竹島(島根県) たけしま
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本海上、島根県の隠岐(おき)諸島の北西約85海里(約160キロメートル)にあり、韓国の鬱陵(うつりょう)島にも近い、小さな東西二つの岩島と、これに…
あさぎ‐まく【浅葱幕・浅黄幕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌舞伎で用いる幕の一種。あさぎ色の無地の木綿で作り、本幕(引幕)の内側に吊り、これを落として舞台の光景を一変させるために用いる。…
しょう‐じゅ(シャウ‥)【聖主】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しょう」は「聖」の呉音 )① きわめて徳の高い君主。せいしゅ。[初出の実例]「聖主(シャウジュ)より凡庶に至るまで」(出典:源平盛衰…
じょう‐せき(ジャウ‥)【攘斥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はらいしりぞけること。はらいのけること。[初出の実例]「克奮然興起而觝二排異教一攘二斥妖術一欽二崇正道一発二揮儒風一」(出典:彝倫…
せい‐ふう【腥風】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なまぐさい風。血なまぐさいにおい。殺伐な気。[初出の実例]「緬想霊犀深隠レ山、腥風応三是満二人寰一」(出典:随得集(1388頃)寄侍者…