きしょうへんどうかんし‐レポート〔キシヤウヘンドウカンシ‐〕【気候変動監視レポート】
- デジタル大辞泉
- 気象庁が気候・海洋・大気環境に関する観測・監視・解析結果をとりまとめて公表している報告書。平成8年(1996)から毎年刊行。前身は「地球温暖化監…
和達‐ベニオフゾーン【Wadachi-Benioff zone】
- 法則の辞典
- 深発地震の発生点の分布する,プレートの沈み込み上面付近にある帯域.1927年に和達清夫(後に初代気象庁長官)によって発表され,のちに独立にベニ…
よほう‐えん〔‐ヱン〕【予報円】
- デジタル大辞泉
- 天気予報の用語。台風や暴風域を伴う低気圧の中心が12時間、24時間、48時間、および72時間後に到達すると予想される範囲を円で表したもの。[補説]気…
エルニーニョ監視センター エルニーニョかんしセンター El Niño Monitoring Center
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エルニーニョ現象によって世界の広い範囲に異常気象が起こることがわかってきたため,気象庁が 1992年4月に設立した監視センター。常に熱帯太平洋の…
気象通報 きしょうつうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象に関する情報すなわち実況、概況および予報、警報などを総称して気象通報という。気象通報には、(1)国内的に広く一般に知らせるもの、(2)国内的…
気象警報
- 知恵蔵
- 気象注意報は、気象現象によって災害の恐れがある場合に注意喚起のため発表する予報で、気象庁では、大雨・洪水・大雪・強風・風雪・波浪・高潮・濃…
地震防災対策強化地域判定会 じしんぼうさいたいさくきょうかちいきはんていかい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地震予知情報の発表に関する判断を行なうために,気象庁長官が委嘱する専門家の会。大規模地震対策特別措置法に定められる。6人の地震予知専門家から…
南海トラフ地震臨時情報
- 共同通信ニュース用語解説
- 東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2017年から運用が始ま…
海洋気象台 かいようきしょうだい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 海洋気象台は、気象庁の地方支分部局の一つで、管区気象台と同格とされる。それぞれの担当海域に対して海洋気象観測を行い、天気予報や警報および各…
きしょうちょうしんどかいきゅう【気象庁震度階級】
- 改訂新版 世界大百科事典
噴火警報と噴火警戒レベル
- 共同通信ニュース用語解説
- 噴火による火砕流や噴石で命に危険が及ぶと予想される際に、気象庁は警戒が必要な範囲を示して噴火警報を発表する。特別警報に当たる「噴火警報」と…
雷注意報 かみなりちゅういほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 落雷による災害が予想される場合に発表される注意報。また,雷雲による突風やひょう,急な強雨による災害についても注意が必要との意味がある。竜巻…
竜巻発生確度ナウキャスト たつまきはっせいかくどナウキャスト
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 竜巻やダウンバーストなどの激しい突風が発生しやすい地域を,10km四方単位で 10分ごとに 1時間先まで予報するもの。2010年5月27日から運用が開始さ…
あさ‐ばん【朝晩】
- デジタル大辞泉
- 1 朝と晩。朝夕。2 (副詞的に用いて)いつも。明け暮れ。「朝晩神様にお祈りする」[補説]気象庁の天気予報等では、0時頃~9時頃と、18時頃~24時…
特務機関NERV
- 知恵蔵
- 1995年から96年まで放映された、日本のテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン(以降エヴァンゲリオン)」に登場する組織と同じ名前のTwitterアカウント…
口永良部島
- 共同通信ニュース用語解説
- 鹿児島県の屋久島の北西約12キロに位置する火山島。周囲約50キロで、島全体が気象庁による常時観測火山に指定されている。1933~34年の噴火では多数…
高橋浩一郎 (たかはし-こういちろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1913-1991 昭和時代の気象学者。大正2年5月3日生まれ。中央気象台で予報業務にしたがい,気温,風速などの量的予報を研究,第1回技術院賞を受賞。戦後…
ちほう‐きせつよほう〔チハウ‐〕【地方季節予報】
- デジタル大辞泉
- 気象庁が発表する季節予報(1か月予報・3か月予報・暖候期予報・寒候期予報)で、全国を11地域に分けた予報区(北海道、東北、関東甲信越、北陸、東…
AMeDAS あめだす
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象庁の地域気象観測システムAutomated Meteorological Data Acquisition Systemの略称。1974年(昭和49)から運用を開始した。全国(離島を含む)…
爆弾低気圧
- 共同通信ニュース用語解説
- 中心気圧が急激に下がっていく低気圧で、勢力は台風並みとなる。冬の始まりや春先に、暖かい空気と冷たい空気がぶつかり合ってできるケースが多く、…
ビューフォート‐ふうりょくかいきゅう(‥フウリョクカイキフ)【ビューフォート風力階級】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ビューフォートは考案者であるイギリスの F. Beaufort の名から ) 現在、国際的に認められている風力階級。一三階級に区分され各階級の…
大手町【おおてまち】
- 百科事典マイペディア
- 東京都千代田区の町名。東京駅の西にあり,江戸時代は江戸城の大手門門前の大名屋敷町。現在は日本産業界の一中枢として多くの企業本社が集中し,東…
和達清夫 わだちきよお
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1902.9.8. 愛知,名古屋[没]1995.1.5. 東京地震学者,気象学者。筆名,西須諸次(さいすもろじ)。1925年東京帝国大学理学部卒業,中央気象台に…
かんこうき‐よほう【寒候期予報】
- デジタル大辞泉
- 気象庁が発表する季節予報の一つ。12~2月の平均気温・合計降水量・日本海側の合計降雪量など、その年の冬の天候の大まかな傾向を予報するもので、毎…
線状降水帯
- 知恵蔵mini
- 同じ場所で積乱雲が次々と発生して帯状に連なる現象で、数時間にわたり同じ場所に停滞し大雨をもたらす。帯の幅は20~50キロメートル、長さは50~300…
異常気象分析検討会
- 共同通信ニュース用語解説
- 社会経済に大きな影響を与える猛暑や豪雨、豪雪などが発生した場合に要因を分析する。気象学者らで構成し、気象庁が2007年6月に設置。近年では、熊…
気象警報 (きしょうけいほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 暴風や豪雨,豪雪などの気象現象によって重大な災害が発生するおそれのあるとき,気象庁または気象台から発表される情報の一つで,単に警報ともいう…
漁業気象 ぎょぎょうきしょう meteorology for fisheries
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象庁から 1日 3回,日本放送協会 NHKのラジオ第2放送を通じて発表される,おもに日本近海で操業する漁船に対して行なう気象通報。放送される項目は…
まつしろ‐マグニチュード【松代マグニチュード】
- デジタル大辞泉
- 気象庁の精密地震観測室(長野市松代町)が開発した遠地地震観測システムの呼称。USGS(アメリカ地質調査所)などからインターネットを通じて全世界…
測候所 そっこうじょ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象庁の地方機関の一つで管区気象台などに属している。1日8回の定時地上気象観測(気圧、気温、露点、湿度、風、雲、降水など)や地震観測などを行…
計測震度 けいそくしんど
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地震観測点で震度計によって測定された,地表のゆれ(地震動)の強さの程度を数値化した震度。基本的には周期 0.1~1.0秒の地震波の加速度の大きさに…
管区気象台 かんくきしょうだい District Meteorological Observatory
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 日本の気象庁における地域別気象台の最上位機関。管轄区域内の気象,地震および火山現象の観測とその成果の収集と発表,天気予報,気象警報,津波警…
世界気象監視計画 (せかいきしょうかんしけいかく) World Weather Watch Programme
- 改訂新版 世界大百科事典
- 世界気象機関(WMO)の中心的事業の一つで,国際協力によって地球上の気象状態とその変化を正しく監視していこうとするもの。通称WWW(ダブダブダブ…
ゲリラ豪雨 ゲリラごうう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 約 10~数十km2範囲の狭い地域に,時間雨量が 50mmをこえるような豪雨が短時間に降る現象。集中豪雨の一形態。予測が難しく,局地的で突発的に襲うた…
ウェザーニューズ
- 共同通信ニュース用語解説
- 1986年に設立された世界最大の気象情報会社。世界約30都市に拠点を持ち、昨年11月には海氷予測のための人工衛星打ち上げに成功した。気象庁の観測デ…
そっこう‐じょ〔ソクコウ‐〕【測候所】
- デジタル大辞泉
- 気象庁に付属する地方機関。担当地域の気象観測や予報業務などを行う。帯広・名瀬の2か所。また、新千歳・仙台・那覇の各空港に航空測候所がある。[…
気象注意報 (きしょうちゅういほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 暴風や大雨,大雪などによって災害が起こると予想される時,気象庁または気象台が,一般の注意をうながすため,発表する情報の一つ。単に注意報とも…
ふけん‐しゅうかんてんきよほう〔‐シウカンテンキヨホウ〕【府県週間天気予報】
- デジタル大辞泉
- 気象庁が発表する週間天気予報の一つ。向こう1週間(発表日の翌日から7日先まで)の、各府県における1日ごとの天気・最高気温・最低気温・降水確率・…
だんこうき‐よほう【暖候期予報】
- デジタル大辞泉
- 気象庁が発表する季節予報の一つ。6~8月の平均気温・合計降水量・梅雨時期(6~7月、沖縄・奄美は5~6月)の合計降水量など、その年の夏の天候の大…
アメダス【AMeDAS】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( Automated Meteorological Data Acquisition System の略 ) 気象庁で昭和四九年(一九七四)から始めた地域気象観測。雨のみの観測点四…
かざんかんしけいほう‐センター〔クワザンカンシケイホウ‐〕【火山監視・警報センター】
- デジタル大辞泉
- 活火山の活動を監視する気象庁の部署。東京の本庁および札幌・仙台・福岡の各管区気象台に設置。火山活動の状況に応じて噴火警報を発表する。常時観…
鳩山〔町〕 はとやま
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 埼玉県中部,比企丘陵の南東部にある町。 1955年亀井 (かめい) ,今宿 (いまじゅく) の2村が合体して鳩山村となり,1982年町制。米作,野菜・果樹栽…
確率予報 かくりつよほう probability forecast
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある天気現象の起こる確率を示す予報。たとえば,あす晴れる確率が何%,雨が降る確率が何%と表す。気象庁では 1980年6月から東京を対象に導入,1982…
畠山久尚 (はたけやま-ひさなお)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1905-1994 昭和時代の地球物理学者。明治38年1月20日生まれ。昭和3年中央気象台にはいり,38-40年気象庁長官。のち二松学舎大教授。地磁気の湾形変…
火山噴火予知連絡会 かざんふんかよちれんらくかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1974年(昭和49)に発足し噴火予知の実現を図る「火山噴火予知計画」に参加している諸調査研究機関はもとより、関係行政官庁までも含めて、研究や業…
ナウキャスト なうきゃすと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象庁が降水、竜巻発生確度、雷活動度の分布について、1時間先までの予測を発表する気象予報システム。ナウキャストは、英語の現在nowと、予報forec…
ゲリラ‐ごうう〔‐ガウウ〕【ゲリラ豪雨】
- デジタル大辞泉
- 予期せず短時間に、狭い地域で大量に降る雨を、奇襲を行うゲリラにたとえた語。ゲリラ雨。→集中豪雨[補説]気象庁では、その地域にとって災害の発生に…
かいか‐び〔カイクワ‐〕【開花日】
- デジタル大辞泉
- 1 その草木の花が咲いた日。2 気象庁の生物季節観測で、タンポポやススキなど規定の植物の花が咲いた日。多くは標本木を決めて観測される。例えば…
気象業務法 きしょうぎょうむほう meteorological service law
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 昭和27年法律165号。おもに気象庁の業務を規定する法律。気象業務に関する基本的制度を定めることによって,気象業務の健全な発達をはかり,もって災…
地区特別気象中枢【ちくとくべつきしょうちゅうすう】
- 百科事典マイペディア
- Regional Specialized Meteorological Centre,略してRSMC。世界気象監視計画における地域的機関。世界を幾つか(約10)の地域に分け,その地域内の…