ウォルスキ人 ウォルスキじん Volsci
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリア人の一派。前6世紀イタリア中央部のリリス川上流に居住。やがて他部族に押されて西へ移動し,ラチウム南部に進出。ソラ,キルケイ,アン…
アーヘン(Aachen)
- デジタル大辞泉
- ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ベルギー、オランダとの国境近くに位置する。ローマ時代から温泉地として知られ、8世紀末に…
ゴスラー(Goslar)
- デジタル大辞泉
- ドイツ中北部、ニーダーザクセン州の都市。10世紀にハルツ山脈のランメルスベルク鉱山において採鉱(金・銀・銅・鉛)が始まり、神聖ローマ帝国の直…
軍制[古代ローマ] ぐんせい[こだいローマ]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 王政,貴族政期のローマでは,パトリキ (貴族) の占める騎兵が主力であったが,前5世紀頃にはプレプス (平民) から成る重装歩兵密集隊が重要な機能を…
ナルセス なるせす Narses (490ころ―574ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東ローマ帝国の宮廷官僚、軍人。ペルシア領アルメニア出身の宦官(かんがん)であった。皇帝ユスティニアヌス1世の側近として務め、538年にはイタリア…
ウィトルウィウス うぃとるうぃうす Marcus Vitruvius Pollio
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。紀元前1世紀のローマの建築家、技術者。ローマ皇帝アウグストゥス(在位前27~後14)の時代に活躍したとされるが、『建築十書』De archi…
ボローニャ大学 (ボローニャだいがく) Università degli Studi di Bologna
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリアのボローニャにある総合大学。イタリアでは中世都市の勃興に伴って,各地に法学や教養諸学を教える学校が出現した。ボローニャでは10世紀に…
フィウミチノ Fiumicino
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イタリア中西部,ラツィオ州ローマ県,ローマ南部,テベレ川河口近くの港町。行政的にはローマ市に属する。かつては漁村で,ムッソリーニ政権時代に…
セルギウス1世 セルギウスいっせい Sergius I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?. シチリア,パレルモ[没]701.9.8?. ローマパレルモ出身の第84代教皇(在位 687~701)。聖人。シリア系の出自で,教皇レオ2世とコノンに仕えた…
インテルプレタチオ・ロマーナ interpretatio Romana
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「ローマ人の解釈」の意。古代ローマにおいて外国の神々をローマ古来の神名に同一化させて崇拝に取入れたことをさす。例としてゼウスをユピテル,ア…
リヴィウス Titus Livius
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前59〜後17古代ローマの歴史家40余年を費やして『ローマ建国史』142巻を著した。ローマ建国からオクタヴィアヌスの前9年までの歴史を記述したもの。…
グリュケリウス Glycerius
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローマ帝国西帝。在位473-474年。オリュブリウス帝のもとで皇帝大本営の将校団長官(コメス・ドメスティコルム)を務め,同帝没後,リキメルの甥でそ…
テオドシウス(2世) ておどしうす Theodosius Ⅱ (401―450)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ビザンティン帝国皇帝(在位408~450)。402年、父アルカディウス帝の副帝とされ、父の死後7歳で帝位についたが、廷臣や、姉プルケリア、妻エウドク…
カール(1世) KarlⅠ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 742〜814フランク王国,カロリング朝最盛期の王(在位768〜814)ドイツではカール大帝(der Grosse),イギリスではチャールズ大帝,フランスではシ…
アラリック[1世] Alaric Ⅰ 生没年:370ころ-410
- 改訂新版 世界大百科事典
- 西ゴート族の王。在位395-410年。ラテン名はアラリクスAlaricus。ローマ帝政末期の政治的・軍事的混乱期に,多数の帰服民を含む雑多な蛮族集団を率い…
インペラトル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] Imperator 命令者、指導者の意 ) 古代ローマの共和政時代、凱旋した軍司令官にささげられた尊称。帝政にはいって、アウグス…
Canòssa
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)⸨固名⸩カノッサ(エミーリア州にある城址(じょうし)). ▼1077年に神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒ4世が, 教皇グレゴリウス7世に破門の赦免を…
ヨハネス8世 ヨハネスはっせい Johannes VIII
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]? ローマ[没]882.12.16. ローマ教皇 (在位 872~882) 。スラブ人のキリスト教化の問題でメトディオスを支持し,典礼でのスラブ語使用を認めた (…
同盟市[古代ローマ] どうめいし[こだいローマ]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
護民官[古代ローマ] ごみんかん[こだいローマ]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
西ローマ帝国 にしろーまていこく Western Roman Empire
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 395年から476年までのローマ帝国西半部をさす呼称。395年テオドシウス1世(在位379~395)は死に際し帝国東部を長子アルカディウス(在位395~408)…
ガッラプラチディアれいびょう【ガッラ-プラチディア霊廟】
- 世界の観光地名がわかる事典
- イタリア北部の都市ラヴェンナ(Ravenna)にある、5世紀初めに建設された廟。大司教マクシミアヌスにより547年に建立されたサン・ヴィターレ教会(現…
romain, e
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [形]❶ 古代ローマの.❷ ローマの;ローマカトリック教会の.❸ 〚印〛ローマン体の.━[名]((R~))ローマ人.travail de R~大事…
エステ家 エステけ Este, House of
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中世から近代にかけて中部イタリアのフェララ,モデナ,レッジョエミリアの諸地域を支配した有力貴族の家系。祖先はベレンガーリョ2世と争ったランゴ…
ポルセナ Porsena(Porsenna)
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前6世紀のエトルリアの王。ポルセンナとも呼ばれる。ローマから追われたエトルリア系のタルクイニウス・スペルブスの求めに応じてローマを攻囲したが…
ダキア
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Dacia ) ドナウ川下流湾曲部の北岸に対するローマ人の呼称。紀元前六〇年頃、ブレビスタスが諸族を統一。二世紀初頭、ローマのトラヤヌス帝との二…
pre・rro・ma・no, na, [pre.r̃o.má.no, -.na]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 古代ローマの支配の前の;前ローマ時代の.
統領[古代ローマ] とうりょう[こだいローマ]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
東ゴートローマ人法 ひがしゴートローマじんほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
リウィウス(Titus Livius)
- デジタル大辞泉
- [前59~17]古代ローマの歴史家。ローマ建国からアウグストゥスの世界統一までの編年体の歴史記述「ローマ建国史」全142巻(現存するのは35巻)を著…
カンネーの戦い かんねーのたたかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 第二次ポエニ戦争(ハンニバル戦争)中、紀元前216年8月2日にカンネーCannaeで行われたローマ軍とカルタゴ軍との戦い。カンネーは、南イタリアのプー…
capitolino
- 伊和中辞典 2版
- [形] 1 (ローマの)カンピドッリョの丘の;カピトルの丘の Museo ~|カピトリーノ美術館 tempio a Giove Capitolino|(ローマ時代)カピトルの丘…
レオ(9世) れお Leo Ⅸ (1002―1054)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ローマ教皇(在位1049~54)。前名ブルノーBruno。アルザスの名門エーギスハイム伯家に生まれる。皇帝コンラート2世に仕えたのち、トゥール司教(102…
ウィレム1世(沈黙公) ウィレムいっせい[ちんもくこう] Willem I, de Zwijger; Prins van Oranje
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1533.4.24. ディレンブルク[没]1584.7.10. デルフトオランダ独立運動の指導者。オランニェ公,ナッサウ伯。西部ドイツのナッサウ伯家に生れ,154…
Ot・to /άtou | ɔ́t-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 オットー1世[大帝](“Otto the Great”)(◇Otto I,912-73;ドイツ王(936-73);初代神聖ローマ帝国皇帝(962-73)).…
フランクフルト・アム・マイン Frankfurt am Main
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 西南ドイツのマイン河畔の古都市。中世以来ドイツの商業の一中心地であり,神聖ローマ帝国皇帝選挙地として政治的にも重要。1816年以降ドイツ連邦議…
神官[古代ローマ] しんかん[こだいローマ]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 次の項目を参照 | フラメン | ポンチフェクス
Fla・mín・i・an Wáy /fləmíniən/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- 〔the ~〕フラミニア街道(◇ローマからリミニに至る古代ローマの道路).
フラメン flamen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ローマの神官。ユピテル,マルス,クイリヌスを中心に 15神の祭儀を司る神官団に分れ,いずれもパトリキ (貴族) が任命された。ことに3神の神官…
ラチオ[州] Lazio
- 改訂新版 世界大百科事典
- イタリア中部の州。面積1万7207km2,人口527万(2004)。州都はローマ。州の東部にアペニノ山脈がのび,西・中央部は丘陵に覆われ,ティレニア海沿岸…
ローマン・カトリック
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒カトリック
ホルミスダス Hormisdas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?. フロジノーネ[没]523.8.6. ローマフロジノーネ出身の第52代教皇(在位 514~523)。聖人。裕福な家庭に生まれた。教会内で地位を得る前に結婚…
翻字
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 変換規則や変換表に基づき,ある文字体系を別の文字体系に変換すること.例えば,日本語の文字である「そら」をローマ字で「sora」とすること.特に…
ローマ楽派 ローマがくは Roman school
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 16世紀末から 17世紀にかけてローマで学び活躍した教会音楽の一群の作曲家たち。パレストリーナによって確立されたア・カペラ様式を規範とするが,バ…
レスピーギ(Ottorino Respighi)
- デジタル大辞泉
- [1879~1936]イタリアの作曲家。華麗な管弦楽法により、近代イタリア音楽の方向づけに寄与した。代表作は交響詩三部作「ローマの泉」「ローマの松…
クラウディウス Claudius Quadrigarius, Quintus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前2~1世紀のローマの歴史家。ガリア人のローマの劫略 (前 390頃) から彼の時代にいたるローマ史 23巻を著わす。文体は簡明,リウィウスに影響を与え…
トルロニア Torlonia, Alessandro
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1800. ローマ[没]1866. ローマイタリア,ローマの貴族。一門には銀行業を営む者もいたが,なかでもアレッサンドロはフチーノ湖の干拓事業を行な…
ろーまのまつ【《ローマの松》】
- 改訂新版 世界大百科事典
シャープール‐いっせい【シャープール一世】
- デジタル大辞泉
- 《Shāpūr Ⅰ》ササン朝ペルシア第2代の王。在位241~272。アルデシール1世の子。中央アジア・シリアに進出、260年にはローマ軍を破って皇帝ワレリアヌ…
バイエルン公国 バイエルンこうこく Herzogtum Bayern
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ドイツ南部の公国で,のち 1806年王国に昇格。民族大移動後,西ゲルマンの混血種族バヨウァリィ人が定着し,ここからバイエルンの地名が生れた。6世…