さん‐しきし【三色紙】
- デジタル大辞泉
- 古筆で特に尊ばれている3種の色紙。伝紀貫之筆の寸松庵すんしょうあん色紙、伝小野道風筆の継つぎ色紙、伝藤原行成筆の升ます色紙。
さん‐じげん【三次元】
- デジタル大辞泉
- 1 次元の数が三つあること。縦・横・高さのように、三つの座標で表される広がり。2 (主にアニメーションファンの間で)実在の人物。アニメーショ…
さん‐じゅ【三寿】
- デジタル大辞泉
- 3種類の長寿。上寿(100歳または120歳)・中寿(80歳または100歳)・下寿(60歳または80歳)の三つをいう。
さん‐しゅう〔‐シウ〕【三舟】
- デジタル大辞泉
- 1 三そうのふね。2 平安時代、詩・歌・管弦にすぐれた者をそれぞれに分けて乗せた三そうの舟。みつのふね。勝海舟・高橋泥舟・山岡鉄舟のこと。幕…
さんじゅう‐しょう〔サンヂユウシヤウ〕【三重唱】
- デジタル大辞泉
- 三人の歌い手による重唱。トリオ。
さん‐じょ〔‐ヂヨ〕【三女】
- デジタル大辞泉
- 1 三人の娘。また、三人の女性。2 姉妹のうち3番目に生まれた女の子。
さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三性】
- デジタル大辞泉
- 仏語。1 人の性の3種。善性、悪性、および善でも悪でもない中性の無記むき性。2 一切の存在の本性や状態のあり方を、有無・仮実などを基準として3…
さん‐しょう〔‐セウ〕【三焦/三×膲】
- デジタル大辞泉
- 漢方で、六腑ろっぷの一。三つの熱源の意で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそ以下にあり、体温を保つために絶えず熱を発生している…
さん‐じょう【三乗】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 数学で、同一の数を3回掛け合わせること。立方。a×a×a=a3のように示す。和算では、同一数の掛け算を3回行うことで、4乗にあたる。2…
さん‐しょく【三食】
- デジタル大辞泉
- 3回の食事。特に、朝・昼・晩の三度の食事。「三食付きのツアー」
さん‐せ【三施】
- デジタル大辞泉
- 仏語。3種の布施。財施・法施・無畏施むいせ。
さんぜそう〔サンゼサウ〕【三世相】
- デジタル大辞泉
- 「三世相錦繍文章さんぜそうにしきぶんしょう」の通称。
さん‐ぜん【三千】
- デジタル大辞泉
- 1 千の3倍の数。2 非常に数の多いことを表す語。
さん‐そん【三尊】
- デジタル大辞泉
- 尊ぶべき三人の人。君・父・師。
さん‐だいぶつ【三大仏】
- デジタル大辞泉
- 奈良の東大寺、河内の太平寺、近江おうみの関寺の大仏。後世は奈良の東大寺、鎌倉の高徳院、京都の方広寺の大仏をいう。
さんだん‐かざり【三段飾り】
- デジタル大辞泉
- 上段に内裏雛、中段に三人官女、下段に道具類を飾った雛飾り。
さん‐ディー【3D】[three dimensions]
- デジタル大辞泉
- 《three dimensions》⇒スリーディメンション
さん‐どう〔‐ダウ〕【三道】
- デジタル大辞泉
- 1 「三行さんこう」に同じ。2 律令制で大学寮に設置された3学科。明経みょうぎょう道・明法みょうぼう道・算道。3 兵家で、兵を用いる三つの方法…
さん‐としより【三年寄】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、江戸の町年寄を世襲した奈良屋・樽屋・喜多村三家のこと。
さん‐ぬ〔‐ウ〕【三有】
- デジタル大辞泉
- 《「さんう」の連声れんじょう》仏語。1 欲界・色界・無色界の三界の生存である欲有・色有・無色有。2 現在の生存である本有、未来の当有、その中…
さんぱく‐がん【三白眼】
- デジタル大辞泉
- 黒目が上方にかたよって、左右と下部の三方に白目のある目。人相学上、凶相とされる。[類語]白目
さん‐ひめ【三姫】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎で、時代物の姫役のうち至難とされる三役。「本朝廿四孝」の八重垣姫、「鎌倉三代記」の時姫、「祇園ぎおん祭礼信仰記」の雪姫。
さん‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【三奉行】
- デジタル大辞泉
- 江戸幕府の三つの奉行。寺社奉行・勘定奉行・町奉行。
さん‐ぼう〔‐バウ〕【三房】
- デジタル大辞泉
- 名前に「房」の字を持つ、学問・和歌に秀でた三人の称。平安時代の藤原伊房ふじわらのこれふさ・藤原為房・大江匡房おおえのまさふさ。また、鎌倉末…
さんぼだい【三×菩▽提】
- デジタル大辞泉
- 《〈梵〉saṃbodhiの音写》「阿耨多羅三藐あのくたらさんみゃく三菩提」の略。
さまや【▽三摩×耶】
- デジタル大辞泉
- ⇒さんまや
さん‐き【三帰】
- デジタル大辞泉
- 仏語。仏・法・僧の三宝に帰依すること。三帰依さんきえ。
さん‐ぎ【三儀】
- デジタル大辞泉
- 天と地と人。三才。
さん‐きょう〔‐ケウ〕【三教】
- デジタル大辞泉
- 《古くは「さんぎょう」とも》1 三つの教え。また、三つの宗教。㋐儒教・仏教・道教のこと。㋑神道・儒教・仏教のこと。㋒神道・仏教・キリスト教の…
けいさん【景三】
- デジタル大辞泉
- ⇒横川景三おうせんけいさん
お‐さん【▽御三/▽御×爨】
- デジタル大辞泉
- 1 台所で働く下女の通称。おさんどん。「台所にては―が器物洗う音ばかりして」〈露伴・五重塔〉2 台所仕事。おさんどん。「―もする、お針もする」…
さん‐ろん【三論】
- デジタル大辞泉
- 1 三論宗がよりどころとする3種の経典。竜樹の「中論」「十二門論」、およびその弟子提婆だいばの「百論」。2 「三論宗」の略。
み‐のき【三軒】
- デジタル大辞泉
- 垂木たるきが三重に突き出ている軒。内側から地垂木じだるき、一の飛檐垂木ひえんだるき、二の飛檐垂木とよぶ。紫宸殿・興福寺北円堂などにみられる。
み‐たり【三▽人】
- デジタル大辞泉
- さんにん。
みっ‐か【三日】
- デジタル大辞泉
- 《「みか」の音変化》1 月の第3の日。2 特に、正月3日。三が日の終わりの日。《季 新年》「―はや雲おほき日となりにけり/万太郎」3 日の数の三つ…
みつ‐がしわ〔‐がしは〕【三×柏/三×槲】
- デジタル大辞泉
- 1 ミツガシワ科の多年生の水草。山地の湿原に自生。太い根茎が横にはい、葉は3枚の小葉からなる複葉で厚く、柄が長い。夏、葉の間から約30センチの…
み‐とせ【三▽年/三▽歳】
- デジタル大辞泉
- 3か年。さんねん。
たん‐さん【単三】
- デジタル大辞泉
- 《「単三形乾電池」の略》円筒形の乾電池の中で、「単二」より小さいもの。→乾電池[補説]
さん‐めいえん〔‐メイヱン〕【三名園】
- デジタル大辞泉
- 三つのすぐれた庭園。→日本三名園
み‐くまの【三熊野】
- デジタル大辞泉
- 熊野三社の異称。
三遠 (さんえん) Sān yuǎn
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国山水画の構図理論。高遠・深遠・平遠をいい,視点の位置によって異なる三つの構図形式を,北宋中期の郭煕が《林泉高致》の中で理論的にまとめた…
三韓 (さんかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代朝鮮半島の南部に割拠した韓族の総称。転じて朝鮮民族一般をさすばあいにも用いる。古代朝鮮の北西部にはいわゆる衛氏朝鮮と称する国家が存在し…
三乗 (さんじょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 大乗仏教における3種類の教え。乗は〈乗物〉であって,人間が悟りの境界へ至るための乗物すなわち教えを意味している。大乗仏教では全仏教を声聞乗(…
三線 (さんしん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 沖縄・奄美諸島方面で使われる撥弦楽器。本土の三味線や中国の三弦とほぼ同形で,胴の表裏両面に蛇皮を張るため,本土では蛇皮線(じやびせん)の俗…
三新法 (さんしんぽう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1878年公布された明治政府最初の統一的地方制度で,郡区町村編制法,府県会規則,地方税規則の三つからなる。徴兵・教育・地租改正などに反対する農…
三都 (さんと)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代,幕府の直轄都市で人口などの面でずぬけて規模の大きかった京都,江戸,大坂をいう。元禄期(1688-1704)ころの三都の人口はほぼ35万人前後…
三仏寺 (さんぶつじ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の寺。三徳山と号する。706年(慶雲3)役小角(えんのおづぬ)が白雲に乗って飛来し,神窟を開いてみずから建物を投…
三方 (みかた)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →若狭[町]
三石 (みついし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →新ひだか[町]
三具足 (みつぐそく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 仏前の供養具である花瓶,燭台,香炉の三つ道具を総称していう。しかし,室町時代には供養具の性格から離れ,鑑賞具として扱う考えが生まれる。《室…