ご‐ほう【五宝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。一切の宝の代表として五種を数えたもの。内容は一定しない。たとえば金、銀、真珠、珊瑚、琥珀の五種。〔拾芥抄(13‐14C)〕…
おお‐はらい(おほはらひ)【大払】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大みそかの支払い勘定。[初出の実例]「大払(ハラヒ)の時、米屋も呉服屋も〈略〉揚屋の銀も乞にくるほどの者に」(出典:浮世草子・世間胸…
うまれ‐うまれ【生生】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 生まれるとすぐに。生まれたばかり。[初出の実例]「おもへば此銀はうつくしき娘をうまれうまれ出家にしたやうなものじゃは」(出典:浮世…
えんとう‐たち(ヱントウ‥)【円頭大刀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 柄頭(つかがしら)が丸みを帯びた形につくられた大刀。古墳出土品。柄頭は金銅製が多く、鉄地に銀象嵌(ぞうがん)をしたものもある。
ほうじ‐まめいたぎん【宝字豆板銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代宝永三年(一七〇六)から宝永丁銀と同時に発行された宝永豆板銀の俗称。発行年次を表わす「宝」字の小極印が打たれている。
ほうしゃ‐じょう(ハウシャジャウ)【放射状】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一点から四方八方にひろがったかたち。また、その形状のもの。[初出の実例]「窓硝子についた放射状のひびや」(出典:銀の匙(1913‐15)〈…
中村なかむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:加古川市旧印南郡地区中村[現]加古川市平荘町養老(へいそうちようようろう)芝(しば)村の東に位置し、西端を西(にし)川が流れる。天…
栃原村とちはらむら
- 日本歴史地名大系
- 福井県:吉田郡永平寺町栃原村[現]永平寺町栃原九頭竜(くずりゆう)川の北岸、鷲(わし)ヶ岳(七六九・一メートル)の南西麓に位置し、西は吉波…
安政池あんせいいけ
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:加東郡東条町松沢村安政池[現]東条町松沢松沢(まつざわ)北部の大深(おぶか)谷にある灌漑用水用の人造池。安政三年(一八五六)二月着…
塩田村しおたむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:飾磨郡夢前町塩田村[現]夢前町塩田古知之庄(こちのしよう)村の東に位置し、東は神西(じんさい)郡中(なか)村(現香寺町)。古知之庄…
電池反応 デンチハンノウ cell reaction
- 化学辞典 第2版
- ガルバニ電池を形成して電流を流したとき,電池内で進行すると考えられる全過程の反応の総和.例として,銀-塩化銀電極と水素電極とを組み合わせて構…
増感色素 (ぞうかんしきそ) sensitizing dye
- 改訂新版 世界大百科事典
- ハロゲン化銀写真乳剤や電子写真感光層の感光波長域を広げる目的で使う色素。写真フィルムの感光物質として使う臭化銀,塩化銀,あるいは電子写真の…
げんきん‐がい(‥がひ)【現金買】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「掛買(かけがい)」に対して ) 現金で商品を買うこと。現銀買い。[初出の実例]「アメリカ式の現金買(ゲンキンガヒ)を墨守してるのだか…
カミーユ・クローデル〔映画〕
- デジタル大辞泉プラス
- 1988年製作のフランス映画。原題《Camille Claudel》。ロダンに師事した彫刻家、カミーユ・クローデルの生涯を描く。主演のイザベル・アジャーニは19…
ウルトラマンネクサス アンファンス
- デジタル大辞泉プラス
- 日本の特撮テレビ番組『ウルトラマンネクサス』(2004~05)に登場する巨大変身ヒーロー「ネクサス」の変身形態のひとつ。基本形態。体の色は銀が基…
ことグアナフアトとそのぎんこうぐん【古都グアナフアトとその銀鉱群】
- 世界遺産詳解
- 1988年に登録された世界遺産(文化遺産)で、メキシコ中央部、グアナフアト州の標高2050mの高地にある。グアナフアトは、四方を岩山に囲まれた不毛の…
七宝 (しっぽう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 仏教の経典に説かれる7種の宝石のこと。〈しちほう〉ともいう。それらの名称は経典によって多少の相違があり,たとえば《法華経》では金,銀,瑠璃(…
中大浦村なかおおうらむら
- 日本歴史地名大系
- 富山県:上新川郡大山町中大浦村[現]大山町中大浦熊野(くまの)川右岸にあり、東は上大浦村、西は下大浦村。もと大浦保(村)の内で、元禄年中(…
くち‐おき【口置き】
- デジタル大辞泉
- 婦人の装束や経箱・硯すずり箱などの縁に金・銀などの縁飾りをすること。置き口。「筋遣すぢやり、―、袴の剛こはきにかねして」〈栄花・根合〉
はな‐まがり【鼻曲(が)り】
- デジタル大辞泉
- 1 鼻筋が曲がっていること。2 つむじまがり。へそまがり。3 生殖期になり、吻ふんの部分が突き出て曲がった雄のサケ。[類語]鮭・秋味・紅鮭・紅鱒…
に‐ぎす【似×鱚/似義須】
- デジタル大辞泉
- サケ目ニギス科の海水魚。全長約20センチ。体は細長い筒形で、目が大きく、吻ふんがとがり、脂びれをもつ。背側は淡青色で腹側は銀白色。干物・練り…
きしだ‐ぎんこう〔‐ギンカウ〕【岸田吟香】
- デジタル大辞泉
- [1833~1905]新聞記者。岡山の生まれ。名は銀次。ヘボンの「和英語林集成」の編集に協力。のち、東京日日新聞の記者。東亜同文会などを創設し、日…
しんどう‐げんそ【親銅元素】
- デジタル大辞泉
- 地球化学的な元素分配における元素の分類の一。銅、銀、亜鉛、カドミウム、水銀などをさし、硫化物の鉱床に集まる性質がある。ノルウェーの鉱物学者V…
かがく‐めっき〔クワガク‐〕【化学鍍=金】
- デジタル大辞泉
- 電気を使うことなく、化学反応によって行うめっき。還元剤を用いて金属イオンを析出し、材料表面に付着させる。硝酸銀水溶液と還元剤でガラス表面に…
かくぎん‐こう〔‐クワウ〕【角銀鉱】
- デジタル大辞泉
- 塩化銀からなる鉱物。等軸晶系。普通は角状の塊をなす。無色透明あるいは灰色で、樹脂光沢がある。光により暗色化する。銀鉱床の酸化帯に二次鉱物と…
かんのんづか‐こふん(クヮンオン‥)【観音塚古墳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 群馬県高崎市にある前方後円墳。全長一六〇メートル。葺石(ふきいし)、埴輪(はにわ)円筒列があり、鏡、金環、銀釧(ぎんくしろ)、銅鋺(どうわん)、馬…
び‐めい【微明】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かすかに明るいこと。うすあかり。[初出の実例]「銀缸夜永対閑吟、冷焔微明粟綴レ金」(出典:宝覚真空禅師録(1346)坤・燈花)[その他の…
に‐の‐つぎ【二次】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二番目。その次。あとまわし。[初出の実例]「花をならへば花は二のつぎにて、銀の花いけ宣徳のひろ口などでいけ」(出典:黄表紙・高漫斉…
【銀燭】ぎんしよく
- 普及版 字通
- 明るく光るともしび。唐・賈至〔早(つと)に大明宮に朝し、両省の僚友に呈す〕詩 銀燭天にして、紫陌長し 禁の春色、曉にたり字通「銀」の項目を見…
クレンネル鉱 くれんねるこう krennerite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- テルル化金・銀(化学式(Au,Ag)Te2)の鉱物。コストフ鉱kostovite(CuAuTe4)の金(Au)置換体に相当するが、つねに少量の銀(Ag)を必須(ひっす)成…
大手町おおてまち
- 日本歴史地名大系
- 石川県:七尾市所口町大手町[現]七尾市大手町南北に通じる通りの両側町で、東側は北から作事(さくじ)町・大工(だいく)町・中小池(なかおけ)…
上金剛寺村かみこんごうじむら
- 日本歴史地名大系
- 富山県:中新川郡立山町上金剛寺村[現]立山町上金剛寺栃津(とちづ)川の流域に位置し、北は下金剛寺村、南は米道(よねみち)村、東は小林(こば…
山口村やまぐちむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:多可郡加美町山口村[現]加美町山口丹治(たんじ)村の北、杉原(すぎはら)川上流域東岸で、大井戸(おおいど)山西麓に位置する。天正一…
船玉村ふなだまむら
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:真壁郡関城町船玉村[現]関城町船玉鬼怒(きぬ)川左岸にあり、南は関本(せきもと)村、南東は舟生(ふにゆう)村。中世後期は結城氏の支…
ポート・ピリー
- 百科事典マイペディア
- オーストラリア南部,サウス・オーストラリア州スペンサー湾に臨む港湾都市。内陸のブロークン・ヒル鉱山との間に鉄道を通じ,鉛,亜鉛,銀の大製錬…
しろ‐きくらげ【白木=耳】
- デジタル大辞泉
- シロキクラゲ科のキノコ。倒木などに生え、半透明のゼリー状の塊をつくる。中国では古くから不老長寿の薬として珍重。乾燥させたものを銀耳と呼ぶ。
エンゼル‐フィッシュ(angelfish)
- デジタル大辞泉
- カワスズメ科の淡水魚。全長約15センチ。体は側扁し、銀白色の地に数本の黒色横帯があり、背びれ・しりびれが長く伸びる。アマゾン水系原産の熱帯魚。
かかく‐かくめい【価格革命】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一六~一七世紀のヨーロッパ諸国に起きた、二倍から三倍にもなる物価騰貴の現象。メキシコ、ペルーなどから安い銀が大量に流入したことに…
奥麻生村おくあそむら
- 日本歴史地名大系
- 福井県:敦賀市奥麻生村[現]敦賀市奥麻生麻生口(あそぐち)村の南東、奥麻生川の右岸に位置し、三方山を負う。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国…
リーゼガング現象 (リーゼガングげんしょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1896年ドイツのリーゼガングR.E.Liesegang(1869-1947)は,生体組織試料を染色しているとき,少量の重クロム酸カリウムを含むゼラチンのシート上に…
ベルツェリウス鉱 べるつぇりうすこう berzelianite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- セレン化銅鉱物の一つ。以前はCu2Seの理想式が適用され、高温型輝銅鉱high chalcocite(化学式Cu2S)のセレン(Se)置換体とされてきたが、2008年コ…
ひら‐うち【平打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 紐を平たく組んでつくること。また、その紐。平打紐。[初出の実例]「もえぎの平打にてちゃせんの髪を巻立て」(出典:信長公記(1598)首…
ペッツ鉱 ぺっつこう petzite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金、銀の複テルル化物。同構造のセレン置換体フィシェサー鉱fischesserite(化学式Ag3AuSe2)などとともにペッツ鉱群を形成する。自形は未報告。浅~…
東横堀川上之口新築地ひがしよこぼりがわかみのくちしんつきじ
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:大阪市東区東横堀川上之口新築地[現]東区北浜一丁目蟹島(かにじま)新地ともいう。東横堀川の上の口に天明三年(一七八三)築かれた。引…
楠木村くすのきむら
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:赤穂郡上郡町楠木村[現]上郡町楠(くすのき)国見(くにみ)村の北東、千種(ちくさ)川左岸に位置する山間の村。慶長国絵図に「楠木」と…
かね【金】 の なる木((き))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 金が実るという想像上の木。また比喩的に、家賃、地代、金利など次々と利潤を生み出すような財源。[初出の実例]「銀(カネ)のなる木は門口の柊(ひら…
院内銀山【いんないぎんざん】
- 百科事典マイペディア
- 秋田県雄勝(おがち)郡雄勝町(現・湯沢市)にあった銀山。かつては石見銀山,生野銀山とならぶ大銀山。1606年ごろの発見といわれ,秋田藩直営のもと…
勦餉 そうしょう jiao-xiang; chiao-hsiang
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,明末の臨時的付加税の一つ。暴動,反乱を鎮定するための軍事費という意味。崇禎 10 (1637) 年兵部尚書楊嗣昌の発議により,田土1畝につき米6合…
和泉町いずみちよう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:姫路市姫路城下和泉町[現]姫路市北条口(ほうじようぐち)一―五丁目・古二階町(こにかいまち)姫路城南東の外曲輪に位置する町人町。古二…
金銀比価 きんぎんひか
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 金と銀の通用価値の比率。国・地域による金銀比価の相違は多様な経済現象をおこしたが,とくに幕末~明治前期の金貨流出問題や,1897年(明治30)金本…