「アリストテレス」の検索結果

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ゼノン(エレアの)【ゼノン】

百科事典マイペディア
古代ギリシア,エレア学派の哲学者。同学派の開祖パルメニデスの弟子。運動否定論と〈ゼノンのパラドックス〉で有名。一種の帰謬(きびゅう)法による…

しがく【詩学】[書名]

デジタル大辞泉
《原題、〈ギリシャ〉Peri poiētikēs》アリストテレスの著作。現存のテキストは26章からなり、大部分は悲劇論が占める。模倣説(ミメーシス)から始…

アッソス(Assos/Άσσος)

デジタル大辞泉
古代ギリシャ時代、小アジアにあった都市。現在のトルコ西部の村ベフラムカレの近郊に位置する。紀元前4世紀頃、学術都市として隆盛し、アリストテレ…

トマス[ヨーク] Thomas of York

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]1268頃イギリスのスコラ哲学者,フランシスコ会士。オックスフォード大学で神学を講じた。主著『智慧の書』 Sapientiale (1245頃) は,一種…

さよう‐いん【作用因】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] arkhē tēs kinēseōs の訳語 ) ギリシアの哲学者アリストテレスによる四原因の一つ。ある事柄や物に作用し、生成、変化、…

れんさ‐しき【連鎖式】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] sorites の訳語 ) 論理学で、連結推理の一つ。多数の三段論法の最後の結論を除き、各三段論法の結論を省略して、前提だけを連ね…

命題論 めいだいろん Peri hermēneias; De interpretatione

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
『オルガノン』と総称されるアリストテレスの形式論理学的著作のなかで『範疇論』 (→カテゴリアイ ) に続く2番目のもの。名辞,動詞,文などの定義か…

オルガノン organon

改訂新版 世界大百科事典
〈道具〉〈手段〉〈器官〉を表すギリシア語であるが,現代の各国語では〈科学の方法,道具〉という意味をもつ。このような意味の特殊化は,アリスト…

タレス

百科事典マイペディア
前580年ころ活躍したギリシアの哲学者。幾何学,天文学,土木技術などにも通じていたという。ミレトスの生れ。イオニア(ミレトス)学派の創始者。万…

てんきゅうのかいてんについて(テンキウのクヮイテンについて)【天球の回転について】

精選版 日本国語大辞典
( 原題[ラテン語] De revolutionibus orbium caelestium ) 天文学書。コペルニクス著。一五四三年刊。草稿は一五〇六~三二年に成立。古代ギリシアの…

状況 じょうきょう situation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古くはアリストテレスの範疇の一つである「位置」がこれに相当するが,20世紀の実存哲学,特にサルトルの思想において重要な概念となった。特定の時…

竹内敏雄 (たけうち-としお)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1905-1982 昭和時代後期の美学者。明治38年7月11日生まれ。昭和27年東大教授となる。ヘーゲル美学や文芸学などを研究,35年「アリストテレスの芸術…

二元論【にげんろん】

百科事典マイペディア
英語dualismなどの訳。多元論の一つで,一元論に対する。世界や事象を,二つの相互に独立の根本原理によって説明する立場。神話や宗教では,光と闇,…

れんさ‐しき【連鎖式】

デジタル大辞泉
《sorites》論理学で、多数の三段論法を連結するが、最後の三段論法の結論以外の結論を省略し、前提だけを連結して進めていく推論。外延の狭い概念か…

ありすとてれすてつがく【アリストテレス哲学】

改訂新版 世界大百科事典

ゴメス (Gomez, Pedro)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1535-1600 スペインの宣教師。1553年イエズス会にはいり,天正(てんしょう)11年(1583)来日。18年日本準管区長となる。文禄(ぶんろく)2年日本人伝道…

ファンタシア phantasia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
印象,想念を意味するギリシア語。プラトンでは知識と感覚の混合されたもの,アリストテレスでは感覚的知覚と思惟の中間に位置する認識能力,ゼノン…

イブン‐ルシュド

精選版 日本国語大辞典
( Ibn Rushd ) 西方イスラム世界有数の哲学者・医学者。スペインのコルドバ生まれ。アリストテレスの註釈的研究をはじめ、著作の多くが一三世紀にラ…

ぐうぜん【偶然】 の 虚偽((きょぎ))

精選版 日本国語大辞典
( [英語] fallacy of accident の訳語 ) アリストテレスの言語外の虚偽の一つ。事物と事物の偶然のあり方とを混同する虚偽。たとえば、ある人Aが町…

せいき‐せつ【生気説】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 生命現象は物質的要因と自然法則だけによっては説明できず、それとは原理的に別の独自の要因が必要であるとする説。古く、アリストテレス…

トマス・アクィナス Thomas Aquinas

山川 世界史小辞典 改訂新版
1225?~74中世のスコラ哲学者。南イタリアの貴族の出身。ドミニコ修道会に入り,パリでアルベルトゥス・マグヌスに師事し,1252年からパリ,イタリ…

内在 ないざい Immanenz; immanence

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一般的には,ある現象がその根拠,原因を自己自身のうちにもっている事態をいう哲学,神学用語。超越に対する。存在をどのように考えるかによって定…

多値論理学 たちろんりがく many-valued logic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
排中律を前提とする論理学の命題は真か偽 (真=1か偽=0) の2値しかとりえない。すなわち矛盾する命題が同時に真となることはないと考えるのに対して…

キンディー きんでぃー al-Kindī (796ころ―866)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アラブ系の哲学者。バスラ(あるいはクーファ)に生まれる。南アラビアのキンダ人の出身のためにキンディーとよばれ、イスラム哲学史上数少ない純粋…

スコラ哲学 スコラてつがく scholasticism

旺文社世界史事典 三訂版
キリスト教会の教理の体系化をめざした哲学すべての学問を含みながら,唯一のもの,神につながる点で統一性をもち,ヨーロッパ中世の精神そのものの…

ソクラテス‐がくは【ソクラテス学派】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ソクラテスの思想と行動をその哲学の根拠とした学派。狭義には、キニク学派、キュレネ学派、メガラ学派、エリス学派のいわゆる小ソクラテ…

エンテレケイア

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] entelekheia )① アリストテレス哲学の中心概念。あらゆるものはその可能性の実現に向かって進むとする原理。また、それが…

アルケ archē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「支配」を意味するギリシア語。初め運動や行為,論理などの出発点,前提となるもの,またはそれを支える「原理」という意味で使用された。初期ギリ…

範疇 はんちゅう category 英語 Kategorie ドイツ語 catégorie フランス語

日本大百科全書(ニッポニカ)
最高類を意味する。ギリシア語のカテゴレインkategoreinに由来するカテゴリーの訳語。もとは裁判上訴訟を意味していて、特殊な事件を一般的法律に照…

ブレンターノ Brentano, Franz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1838.1.16. マリエンベルク[没]1917.3.17. チューリヒオーストリアの哲学者,心理学者。詩人 C.ブレンターノの甥。 1864年カトリック司祭,66年…

ピコ・デラ・ミランドラ Pico della Mirandola, Giovanni, count di Concordia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1463.2.24. ミランドラ[没]1494.11.17. フィレンツェイタリアの人文主義者。貴族の家に生まれ,ボローニャ大学で法学を,パドバ大学でアリストテ…

シジェ・ド・ブラバン Siger de Brabant 生没年:1240ころ-81か84ころ

改訂新版 世界大百科事典
中世のアリストテレス主義者,いわゆるラテン・アベロエス主義の代表的哲学者。ベルギー,ブラバン侯爵領出身,パリ大学で哲学を学び,人文学部教授…

ニコマコス倫理学 にこまこすりんりがく Ethica Nicomachea

日本大百科全書(ニッポニカ)
アリストテレスの主著の一つ。全10巻。アリストテレスの名によって伝わる倫理学書には、ほかに『エウデモス倫理学』と『大道徳学』(偽書)があるが…

けいしき‐ろんりがく【形式論理学】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 正しい論理の形式的構造を研究する学問。一般に、アリストテレス以来の伝統的な論理学をさし、三段論法を中心に、概念・判断などの思惟形…

そんざい‐ろん【存在論】

デジタル大辞泉
《〈ドイツ〉Ontologie》あらゆる存在者が存在しているということは何を意味するかを問い究め、存在そのものの根拠またはその様態について根源的・普…

タウマゼイン thaumazein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「驚くこと」を意味するギリシア語。特に哲学の動機を示す語としてしばしば引用される。プラトンによれば「タウマゼインというパトス (感動) は愛知…

バルフォア Balfour, Robert

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1550?. フォーファーシャー[没]1625以後スコットランド出身の古典学者,教父学者。ラテン名は Robertus Balforeus。スコットランドの宗教改革を…

質料 しつりょう hylē; materia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一般に物質であるが,質料と訳されるときには形相の対概念として特別な意味をもつ。質料形相論の確立者はアリストテレスであるが,手仕事を土台に考…

政体【せいたい】

百科事典マイペディア
国家の政治形態。国体と違って,おもに権力の運用方法から分類される。アリストテレスによる君主制・貴族制・民主制の三区分法は長く用いられた。日…

キンディー al-Kindī

旺文社世界史事典 三訂版
801ごろ〜866ごろ9世紀に活躍したアッバース朝時代の学者ラテン名はアルキンドゥス。天文学・占星術・気象学・光学・医学・心理学・政治学・幾何学・…

ベーコン Bacon, Francis, Baron Verulam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1561.1.22. ロンドン[没]1626.4.9. ハイゲートイギリスの哲学者。近代イギリス経験論の創始者。ケンブリッジ大学に学んだのち,パリに渡ったが,…

メガラ学派 めがらがくは Megarian school

日本大百科全書(ニッポニカ)
紀元前4世紀のギリシアの哲学の一派。小ソクラテス学派の一つ。メガラのエウクレイデスが開いた。彼はただ一つ善なるものが存在するという、エレア派…

イブン・ルシュド Ibn Rushd 生没年:1126-98

改訂新版 世界大百科事典
西方イスラム世界の代表的な哲学者,医学者。ラテン名はアベロエスAverroes。コルドバに生まれ,マラケシュで没。マーリク派法学者の家に生まれて法…

自然学 (しぜんがく) physica[ラテン]

改訂新版 世界大百科事典
近代的な精密科学に発展する以前の,思弁的傾向の強い自然に関する学問をいう。欧米語では物理学と自然学が同一の語で表されるが,これは自然学が概…

アリストテレスの提灯 (アリストテレスのちょうちん) Aristotle's lantern

改訂新版 世界大百科事典
ウニ類の正形類とタコノマクラ類がもっている口器で,口,食道,咽頭を取り囲む大小多数の骨片とそれらを動かす筋肉が複雑に組み合わされて作られて…

ミメーシス(〈ギリシャ〉mīmēsis)

デジタル大辞泉
《「ミメシス」とも》1 芸術理論上の基本的概念の一。芸術における模倣。自然はイデア(事実の本質)の模倣である、とするプラトンの論や、模倣は人…

カタルシス(〈ギリシャ〉katharsis)

デジタル大辞泉
《浄化・排泄の意》1 文学作品などの鑑賞において、そこに展開される世界への感情移入が行われることで、日常生活の中で抑圧されていた感情が解放さ…

テオリア

百科事典マイペディア
〈見ること〉〈観照〉〈観想〉を意味するギリシア語。英語theory(法則,理論)はこれに由来し,theatreも類語。アリストテレスによる〈プラクシスpr…

解釈学的現象学 かいしゃくがくてきげんしょうがく hermeneutische Phänomenologie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
M.ハイデガーは『存在と時間』の序論で,哲学を事象の観点から「存在論」,方法の観点から「現象学」と規定した。彼は現象学の特性をアリストテレス…

藤沢令夫 (ふじさわ-のりお)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1925-2004 昭和後期-平成時代の哲学者。大正14年6月14日生まれ。九大助教授などをへて,昭和44年京大教授となる。のち甲南女子大教授,京都国立博物…

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