さんまや【三摩耶・三昧耶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [梵語] samaya の音訳 ) 仏語。さまや。① 時間。とき。漠然とした意味で、経典の初めなどに用いる。また衆会、教理などの意。[初出の実…
さん‐や【三夜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 月の第三日目の夜。[初出の実例]「おいらが傾なぞは三夜(サンヤ)の三ケ月様だそうで」(出典:洒落本・売花新駅(1777)閨中并にきぬぎぬ…
さん‐よう(‥ヤウ)【三陽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 春の三か月。三春。また、正月をいう。[初出の実例]「三陽二月春云半。雑樹衆花咲且散」(出典:凌雲集(814)於神泉苑侍讌賦落花篇応製…
さん‐りつ【三律】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 雅楽の調子の呂(りょ)と律のうち、その律にある平調(ひょうじょう)・黄鐘調(おうしきじょう)・盤渉調(ばんしきちょう)の三つを合わせて…
さん‐れい【三礼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「れい」は「礼」の漢音 )① 三つの大切な礼儀作法。すなわち、食事の際の礼法、茶の湯の礼法、書道の礼法をいう。〔譬喩尽(1786)〕② …
三好学 みよしまなぶ (1862―1939)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物学者。美濃(みの)国(岐阜県)岩村藩に生まれる。1889年(明治22)帝国大学理科大学植物学科を特待生として卒業、大学院に進み、地衣類の解剖を…
三日月(兵庫) (みかづき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →佐用[町]
三人形 (みつにんぎょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎舞踊の曲名。常磐津。三変化所作事《其姿花図絵(そのすがたはなのうつしえ)》の一曲。1818年(文政1)3月江戸中村座初演。作詞2世桜田治助,…
三徳山 (みとくさん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鳥取県中部,東伯郡三朝(みささ)町にある山。標高900m。山頂はややなだらかであるが,集塊岩や安山岩からなる山腹斜面は著しく急なこう配をもち,…
三次[市] (みよし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 吉舎 君田 甲奴 作木 布野 三次 三良坂 三和広島県北部の市。2004年4月旧三次市と吉舎(きさ),甲奴(こうぬ),三良坂(みらさか),…
三上り さんあがり
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 三味線の調弦名称。二上りの第3弦を長2度上げたもので,結果的には,本調子の第1弦を長2度下げてできる「一下り」と同じく,開放弦間の音程は,いず…
三観 さんがん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 仏教用語。天台教学では,この世界の差別的現象 (諸法) とその本体である絶対的真実 (実相) とのかかわり合いを空・仮・中という3方面 (→三諦 ) から…
三車 さんしゃ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 『法華経』比喩品に現れる3種の乗物のたとえ。 (1) 羊車を声聞乗に,(2) 鹿車を縁覚乗に,(3) 牛車を大乗にたとえている。
三尺 さんじゃく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 三尺帯の略。すなわち鯨尺で3尺 (約 114cm) の長さの並幅の帯。かつては職人などがそのまましごいて一重まわりの帯とし,左右どちらかの脇結びにして…
三乗 さんじょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 悟りの世界に入るための3種の教え,実践あるいは道を乗物にたとえたもの。 (1) は声聞乗。苦,集,滅,道の四諦 (→四聖諦 ) を悟り阿羅漢となるため…
三姓 さんせい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
三冊子 さんぞうし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 江戸時代中期の俳諧論書。服部土芳著。3冊。元禄末年頃成立。『白冊子』『赤冊子』『忘水』 (黒冊子ともいう) の3部から成る。『白冊子』には連歌,…
三部会 さんぶかい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 次の項目を参照 | 全国三部会 | 地方三部会
三温
- 知恵蔵mini
- 日本女性が結婚相手に求める条件を指す俗語。民間調査会社のフリュー株式会社が女子高生・女子大生を対象に実施した2015年の調査結果に基づくもので…
三体
- 知恵蔵mini
- 中国の作家、劉慈欣(リウ・ツーシン)による3部作の長編SF小説。1960~70年代に同国で起こった文化大革命で父を殺された科学者が、惑星「三体」の異星…
みつおれ【三折】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんきょう【三教】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんこ【三鼓】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんこう【三皇】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんしゃ【三社】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんじゃん【三じゃん】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんぜそう【《三世相》】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんそう【三草】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんどく【三毒】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんぴん【三品】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんふくでん【三福田】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんふどう【三不動】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんぺいざら【三平皿】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんぼん【三犯】
- 改訂新版 世界大百科事典
さんよう【三楊】
- 改訂新版 世界大百科事典
たん‐さん【単三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「単三型乾電池」の略。「単」はユニット‐セルすなわち結晶の意から ) 円筒形乾電池のサイズを示す通称で、「単二」より一回り小さいも…
みつ‐あみ【三編】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三本のひもや、三つの束に分けた髪を互いちがいに組んで編むこと。また、その編み方。三つ打ち。[初出の実例]「髪の毛を〈略〉三つ編みに…
みつ‐うろこがた【三鱗形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紋所の名。二つの三角形を並べ、さらにその上に同形の三角形を一つのせて、全体としてもまた三角形となるようにした図柄のもの。みつうろ…
みつ‐が‐ひとつ【三一】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つのうちの一つ。また、三分の一。さんがいち。[初出の実例]「みつかひとつかにても、あらむかし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)三…
みつ‐きっこう(‥キッカフ)【三亀甲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「みつぎっこう」とも ) 紋所の名。亀甲を三つ配して図案化したもの。[初出の実例]「袖の継合せに三つ亀甲(ギッカフ)の紋附きし黒羽二…
みつ‐づれ【三連】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鳥などが三羽連れ立っていること。[初出の実例]「あの三(ミツ)つれでまゐる中にもすすむだ鳥を射させられ」(出典:雲形本狂言・八幡の前…
みつ‐ば【三葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 葉が三枚あること。また、そのもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕② セリ科の多年草。各地の山野に生え、また、野菜として畑で栽培され、葉・…
みつ‐びょうし(‥ビャウシ)【三拍子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 能楽の足拍子の一つ。左右の足で三つ踏むもの。さんびょうし。[初出の実例]「一拍子〈略〉━二拍子(ふたつひゃうしタンタ) 三拍子(みつひ…
みつ‐もん【三紋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 背と両袖の後ろとに一つずつつけてある紋。また、その紋のついた着物。[初出の実例]「通人、みつもんの羽おりを着て」(出典:咄本・鼠の…
みとせ‐ご【三歳児】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年齢が三歳(さんさい)の子。みつご。[初出の実例]「今様のみとせご、ちごの祈りし」(出典:枕草子(10C終)二五九)
みます‐がた【三枡形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大中小の枡を三つ重ね入れて上から見た形。[初出の実例]「一室の天井は竹で三升形(みマスガタ)に組み」(出典:江戸から東京へ(1923)〈…
み‐みょうと(‥めうと)【三夫婦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 親・子・孫の三夫婦が完全にそろっていること。きわめてめでたいこととされている。[初出の実例]「爰に京の北山の里、かくれもなき三夫婦…
み‐めぐり【三廻・三囲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三回めぐること。三回まわること。[初出の実例]「庭火を三めくりばかり、はしりめぐらん」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)五)② 七日間の…
三家 さんけ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →御三家
三歳児 さんさいじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 3歳になるまでの大人と子供との親しい関係を基盤にしながらも、友達関係を楽しむ状態へと移行する時期であるが、個人差が著しい。情緒が安定し自発性…