「成分」の検索結果

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バリン valine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
α-アミノイソ吉草酸のこと。化学式 (CH3)2CHCH(NH2)COOH ,略号 Val。 (1) L体 蛋白質の成分として広く存在する不可欠アミノ酸の一つ。板状晶。融点…

ヌクレオシダーゼ nucleosidase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
糖と塩基の結合物であるヌクレオシドを,両成分に加水分解する酵素。塩基に対する特異性の異なる各種のヌクレオシダーゼがあり,特異性に従って,プ…

噴霧製鋼【ふんむせいこう】

百科事典マイペディア
溶銑を特殊な炉の上部から酸素とともに噴霧状態で滴下させる間に精錬する製鋼法。英国鉄鋼研究協会(BISRA)が開発。溶銑が細かい粒滴になるので反応…

ボコーダー

百科事典マイペディア
ボイスコーダーvoice coderの略。音声伝送の一方法。チャンネル形とフォルマント形がある。前者は音声を部分帯域に分割し(10組程度),各帯域内の平…

油母頁岩

岩石学辞典
細かい層理のある黒色または暗色の頁岩で,蒸留によって石油またはガスを生じるもの.皮のような外観で,ナイフで切ると通常の頁岩では壊れるだけで…

ブランネル石(データノート) ぶらんねるせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ブランネル石英名brannerite化学式UTi2O6少量成分Th,Zr,ΣY,Ca,Ba,Fe,Pb,Ba,Sr,H2O結晶系単斜硬度4.5~5.5比重4.20~5.43色黒,褐緑黄,暗褐光沢ガラ…

カミン石(データノート) かみんせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
カミン石英名caminite化学式天然物については単位格子と測定比重からMg5.5[(OH)3|(SO4)4]・1.8H2Oが得られる。この式はx=0.375を与える少量成分Ca結…

カルコファン鉱(データノート) かるこふぁんこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルコファン鉱英名chalcophanite化学式(Zn,Mn2+)Mn4+3O7・3H2O少量成分Fe結晶系三方あるいは三斜(擬三方)硬度2.5比重3.83色鉄黒。わずかに紫色味…

銀安四面銅鉱(データノート) ぎんあんしめんどうこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
銀安四面銅鉱英名freibergite化学式(Ag,Cu)10(Fe,Zn)2[S|(SbS3)4]でAg>Cu。Fe>Zn, Fe<Znの両方がある少量成分Hg,As,Bi,Se,Au結晶系等軸硬度4比重5…

コロナド鉱(データノート) ころなどこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
コロナド鉱英名coronadite化学式Pb(Mn4+,Mn2+)8O16。nH2Oが加えられることもある少量成分Cu,Zn,Ca,Sr,Na,Al結晶系単斜硬度4.5~5比重5.45色暗灰~黒…

リンデン りんでん lindane

日本大百科全書(ニッポニカ)
純度99%以上の1,2,3,4,5,6-hexachlorocyclohexane(通称BHCという化合物)のγ(ガンマ)異性体をいう。異性体の発見者リンデンTeunis van der Linden…

ピレスロイド ピレスロイド pyrethroid

化学辞典 第2版
除虫菊(シロバナムシヨケギクChrysanthemum cinerariaefolium)の花の殺虫成分で,ピレトリン(pyrethrin)Ⅰ,Ⅱ,シネリン(cinerin)Ⅰ,Ⅱ,ジャスモリン(…

ピクロトキシン picrotoxin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
C30H34O13 。コッカリンともいう。ツヅラフジ科のつる性の低木アナミルタ Anamirta cocculusの種子に含まれる苦みのある有毒成分。中枢神経興奮作用…

精油【せいゆ】

百科事典マイペディア
植物に含まれている芳香のある揮発性油の総称(時に結晶のものもある)。芳香油ともいい,特に花から得られるものは花精油という。古くから香料,医…

化学肥料 カガクヒリョウ chemical fertilizer

化学辞典 第2版
人造肥料ともいう.化学工場で製造,加工工程を経てつくられる肥料.化学肥料は,窒素,リン酸,カリ(炭酸カリウム),石灰(炭酸カルシウム),ケイ酸…

酒戸弥二郎 (さかと-やじろう)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1906-1976 昭和時代の生化学者。明治39年1月24日生まれ。農林省宇治農事改良実験所長から静岡大教授となる。茶のうまみ成分テアニンを発見。昭和42…

バイセップ‐ツー【BICEP2】[background imaging of cosmic extragalactic polarization 2]

デジタル大辞泉
《background imaging of cosmic extragalactic polarization 2》米国のハーバード大学、カリフォルニア工科大学などを中心とする研究グループにより…

ヒッグスの定理【Higgs' theorem】

法則の辞典
「南部‐ゴールドストーン粒子」(スピン0,質量0の粒子,よくNG粒子と呼ばれる)が,電磁場のようにゲージ変換を受ける質量0のベクトル場と共存した…

フジナイトプレコリナイト炭

岩石学辞典
黒色の光沢がなくくすんだ,あるいは半光沢の石炭で,50%以上の部分が,多少フジナイト化(fusinize)した組織の細かい,ほとんど構造をもたない破…

オルニチン

栄養・生化学辞典
 C5H12N2O2 (mw132.16).H2N(CH2)3CH(NH2)COOH.塩基性アミノ酸で,タンパク質の常在構成成分ではないが,血漿に常在.肝臓,腎臓では尿素サイクル…

パーティキュレート パーティキュレート particulate matter

化学辞典 第2版
略称PM.ディーゼルエンジンから排出される燃料や,エンジンオイルの未燃焼成分の総称で,固体または液体の粒子状物質のことをいう.soot(煤),サル…

自然金(データノート) しぜんきんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
自然金英名gold化学式Au少量成分Ag,Hg,Cu結晶系等軸硬度2.5~3比重19.33~15色黄金。銀含量が上がるとやや白くなる光沢金属条痕黄金劈開無(「劈開」…

デビリン(データノート) でびりんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
デビリン英名devilline化学式CaCu4[(OH)3|SO4]2・3H2O少量成分Zn結晶系単斜硬度2.5比重3.08色帯青緑光沢ガラス。劈開面上では真珠条痕淡青緑劈開一方…

豊羽鉱(データノート) とよはこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
豊羽鉱英名toyohaite化学式Ag2FeSn3S8少量成分Cu,Zn,Cd,In結晶系正方(擬等軸)硬度未測定比重4.94色未記載光沢未記載。おそらく金属光沢条痕未記載…

ノルドストランド石(データノート) のるどすとらんどせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ノルドストランド石英名nordstrandite化学式β-Al(OH)3少量成分Fe,Na結晶系三斜硬度3比重2.45色無,白,淡紅光沢ガラス。劈開面上では真珠条痕白劈開…

チラコイド thylakoid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
葉緑体内に配列した膜状構造。扁平な袋状のものとして,一定方向に重なり合っている。直径の小さいチラコイドがコインを重ねたように積重なった部分…

卵白アルブミン らんぱくアルブミン egg albumin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
卵白として存在するアルブミンのこと。アルブミンは多くの動植物組織に存在する単純蛋白質の一種。水,希塩溶液,希酸および希アルカリに可溶,有機…

トムソン‐フロイントリッヒの式【Thomson-Freundlich equation】

法則の辞典
固溶体 α における成分Bの溶解度を表す式. である.ここで[Brα]は,粒子の半径が r であるときのBの飽和濃度であり,[Br→∞α]は半径がずっと大きい…

かい‐り【解離】

デジタル大辞泉
[名](スル)1 解け離れること。また、解き離すこと。2 一つの分子が可逆的に分解して、その成分原子や原子団、分子あるいはイオンに分かれること…

せいりょう‐いんりょうすい〔セイリヤウインレウスイ〕【清涼飲料水】

デジタル大辞泉
炭酸などを含み、飲むと清涼感があって、甘味をもち、アルコールを含まない飲料の総称。食品衛生法では、容器入りの水や炭酸水・炭酸飲料・果汁飲料…

ダイコン

食の医学館
《栄養と働き》  アブラナ科の1年草であるダイコンは、春の七草の1つの「スズシロ」として、わが国では古くから親しまれている野菜です。  ダイコ…

リシノール酸【リシノールさん】

百科事典マイペディア
化学式はCH3(CH2)5CH(OH)CH2CH=CH(CH2)7COOH。リシノレイン酸とも。融点5℃,沸点230〜235℃(9mmHg)。ヒマシ油の主成分をなす脂肪酸で,ヒマ…

カーナライト

百科事典マイペディア
光鹵(こうろ)石とも。岩塩層の上層部に岩塩,カリ岩塩などと共生して産するカリ鉱物。主産地は北部ドイツ。成分はKMgCl3・6H2O。斜方晶系で擬六角錐…

アルメル Alumel

改訂新版 世界大百科事典
ニッケルNiを主成分とする合金で,組成は表に示すとおりである。線に加工して,クロメルChromel(Ni90%,クロムCr10%)線と組み合わせて,アルメル-…

マグネシウム合金

知恵蔵
マグネシウムを主成分とする合金。比重が1.74と実用金属材料の中で最も軽く、高い比強度を示し、ノートパソコンの外装などへの利用が注目されている…

V. アウエル Welsbach von Auer

20世紀西洋人名事典
1858.9.1 - 1929.8.8 オーストリアの化学者。 ウィーン生まれ。 ウェルスバッハ男爵。ブンゼンに学び希土類元素に興味を示す。1885年ライターの石…

じょせい‐ホルモン(ヂョセイ‥)【女性ホルモン】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 性ホルモンの一つ。発情(卵胞)ホルモンと黄体ホルモンがあり、主成分は前者がエストラジオール、後者…

せっかい‐ちっそ(セキクヮイ‥)【石灰窒素】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 窒素肥料の一つ。カルシウムシアナミドを主成分とし、生石灰・炭素などを含む黒色の微粉末。カルシウムシアナミドは作物の生育に害がある…

ラーナイト larnite

改訂新版 世界大百科事典
ジカルシウムケイ酸塩鉱物の代表的な一種。ラルン石ともいう。化学成分はCa2SiO4。窯業分野では化合物組成を表してC2S(ケイ酸二石灰)とも書き表す…

蒸留酒 じょうりゅうしゅ

日本大百科全書(ニッポニカ)
酒類の製造法による分類で、醸造酒、混成酒に対する用語。アルコールを含んだ液(もろみ、果汁など)を加熱すると、アルコールなど揮発性成分は気体…

鉄礬ざくろ石 てつばんざくろいし almandine

日本大百科全書(ニッポニカ)
ざくろ石グループの一つで、もっとも普通に産する鉱物。偏菱(へんりょう)二十四面体、斜方十二面体などの結晶形をとることが多い。泥質岩起源のホル…

抽出 ちゅうしゅつ

日中辞典 第3版
抽出chōuchū,提取tíqǔ,提炼tíliàn.ナタネから油を~抽出する|从菜子里提取油;榨zh�…

特定保健用食品 とくていほけんようしょくひん

日本大百科全書(ニッポニカ)
血圧を安定させる、血糖値上昇を緩やかにするなど、身体の機能や活動に影響を及ぼす保健機能をもつ成分が含まれ、かつ、そうした特別用途表示をする…

バガス(bagasse)

デジタル大辞泉
サトウキビやモロコシなどの茎から汁をしぼりとった後のかす。主な成分はセルロース。パルプの原料、飼料などにする。また、アルコール発酵によって…

肉芽【にくが】

百科事典マイペディア
外傷により生体組織が欠損した際や,炎症などの際,その部分に増殖する若い組織。たとえば皮膚創傷の治癒(ちゆ)時に,創面に赤い芽のような柔らかい…

水和作用

岩石学辞典
水が鉱物や岩石に接触し,それらの成分と結合して水和物が形成される作用で,特に風化作用[Van Hise : 1904].この作用で硬石膏(anhydrite)から…

ソレー係数【Soret coefficient】

法則の辞典
(1) 二成分気体系における熱拡散の計算に用いられる数値.D′/D=aX1X2 の形で表されるが,通常は表の形となっている.D は通常の熱拡散係数,D…

ブルース石(データノート) ぶるーすせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ブルース石英名brucite化学式Mg(OH)2少量成分Fe, Mn, Ni結晶系三方硬度2.5比重2.37。含Mn変種では2.8程度にまで達する色白,無,淡緑,淡青,灰,淡…

藍鉄鉱(データノート) らんてっこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
藍鉄鉱英名vivianite化学式Fe2+3[PO4]2・8H2O少量成分Mn2+,Mg,Zn,Fe3+結晶系単斜硬度1.5~2比重2.69色無,淡青緑,空気中で濃色化光沢ガラス条痕白…

混合層粘土鉱物 こんごうそうねんどこうぶつ mixed-layer clay mineral

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
2種の粘土鉱物が層面を平行にして,繰返し積重なってできている鉱物。たとえば,雲母-モンモリロナイト,緑泥石-モンモリロナイトの組合せなどがそれ…

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

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