仕切り(読み)シキリ

デジタル大辞泉 「仕切り」の意味・読み・例文・類語

し‐きり【仕切り】

区切ること。また、そのもの。「ついたてで仕切りを作る」
商売で、帳簿または取引の締めくくりをつけること。決算
仕切りがね」の略。
日本橋へ魚の―を取りに行く男だとか」〈風葉・恋ざめ〉
仕切り売買」の略。
相撲で、力士土俵に上がって相対し、仕切り線を挟んで立ち合いの身構えをすること。
[類語]画する分ける区切る仕切る境界きょうかい境界線区画境目さかいめきわ分かれ目分界臨界いきボーダーライン地域

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仕切り」の意味・わかりやすい解説

仕切り
しきり

相撲における立ち合いの構え。競技者相互の手を合わせるために行なう。その間に相手の気合い,出足などを見て,立ち上がりの好機をつかむなど,有利に立つ作戦を探る。立ち合いの公平のため,土俵中央に仕切り線が2本あり,それより前へ手をつくことは禁じられている。四股踏み,蹲踞姿勢ののちに入る。アマチュア相撲では主審合図による。高仕切り,中仕切り,平蜘蛛仕切り,半身構えなどの方法がある。

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