デジタル大辞泉
「夏木立」の意味・読み・例文・類語
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なつ‐こだち【夏木立】
[1] 〘名〙 夏のこだち。夏のころの生い繁った木立。《季・夏》
※林葉集(1178)夏「夏木立軒ばにしげく成るままに数そひまさる蝉の諸声」
[2] (なつこだち) 江戸前期の雑俳集。一冊。吹簫軒雲鼓編。元祿八年(
一六九五)刊。京都俳壇における
笠付(
烏帽子付)点者の第一人者雲鼓が元祿八年夏に興行した笠付の会での句を撰したもの。
自序に会の由来や
経緯を述べ、
本文に句評を施す。
巻末に、前年夏興行の「卯の花千句」を付す。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報