ごじゃごじゃ(読み)ゴジャゴジャ

デジタル大辞泉 「ごじゃごじゃ」の意味・読み・例文・類語

ごじゃ‐ごじゃ

[副](スル)
いろいろなものが入り乱れているさま。「何でもごじゃごじゃ(と)書き留める」
ぶつぶつと不平苦情を並べるさま。「ごじゃごじゃ(と)言うな」
[形動]に同じ。「ごじゃごじゃ部屋を整頓する」
アクセントジャゴジャ、はゴジャゴジャ
[類語]しっちゃかめっちゃかはちゃめちゃ乱雑雑然乱脈紛然紛紛繚乱蕪雑ぶざつ狼藉卍巴まんじともえ不統一ごっちゃごちゃまぜごちゃごちゃごしゃごしゃごたごためちゃくちゃまぜこぜ支離滅裂かなえの沸くが如し上を下へ蜂の巣をつついたよう押すな押すな押し合いへし合い混乱錯綜錯乱混沌錯雑交錯混線混同混交混迷ごた混ぜどさくさこんがらかる紛れる

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精選版 日本国語大辞典 「ごじゃごじゃ」の意味・読み・例文・類語

ごじゃ‐ごじゃ

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙
    1. ( 「と」を伴って用いることもある ) ものが入り乱れ混雑するさまを表わす語。ごしゃごしゃ。
    2. ぐずぐずと苦情や小言などを言うさまを表わす語。多く関西で用いる。
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ものが入り乱れ、群がり集まって混雑するさま。ごちゃごちゃ。
    1. [初出の実例]「聞いてゐる方の頭が、かへってごぢゃごぢゃになってしまふ」(出典:蟹工船(1929)〈小林多喜二〉三)

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