ぞくぞく(読み)ゾクゾク

デジタル大辞泉 「ぞくぞく」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ぞく

[副](スル)
1 寒けがするさま。「風邪でぞくぞく(と)する」
2 感情の高ぶりや緊張、また、恐怖などのために身震いするさま。「試合を前にぞくぞく(と)する」
[類語]浮き浮き・わくわく・いそいそ・興奮・熱狂・熱中・高揚・感奮・激発・激昂げきこう・逆上・上気・エキサイト・フィーバー・愉快・面白い・痛快・嬉しい・おかしい・滑稽・ひょうきん・コミカル・うはうは・ほくほく・笑いが止まらない・喜ばしい・楽しい・欣快きんかい・嬉嬉きき・欣欣きんきん・欣然きんぜん・満悦・御機嫌・喜び・愉悦・喜悦・祝い・祝賀・賀・喜色・歓喜・歓心・狂喜・驚喜・随喜・大悦・恐悦・法悦・愉楽・悦楽・大喜び・糠喜び・空喜び・気持ちよい・快い・快・快感・快楽・心地よい・小気味よい・爽快・壮快・快適・楽・カンファタブル・すがすがしい・さわやか・清新・清爽・晴れやか・晴れ晴れ・さっぱり・朗らか・明朗・陽気・明るい・気さく・快活・楽天的・上機嫌・晴れ晴れしい・ぴちぴち・生き生き・活発・からり・根明ねあか・堪能・満喫・安住・十分・十全・結構・有頂天・納得・慊焉けんえん・三平二満じまん・思わしい・御おんの字・言うことなし・微笑ほほえましい・おもろい・快哉・豪快・甘美・堪らない・さばさば・うららか・ほのぼの(―する)高ぶる・のぼせる・激する・かっとなる・いきり立つ・逸はやり立つ・どきどきする・のぼせ上がる・血迷う・血走る ・心が躍る・心が弾む・心を躍らせる・満足・充足・飽満・自足・自得・会心・自己満足・本望・満ち足りる・心行く・安んずる・甘んずる・足りる・足る・舞い上がる・満たす・気を良くする・溜飲りゅういんを下げる・気に入いる・意に適う

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精選版 日本国語大辞典 「ぞくぞく」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐ぞく

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ① 嬉しさに心が浮きたつさまを表わす語。うきうき。
    1. [初出の実例]「堅紅粉(かたべに)のこいと仰の文みればぞくぞくしてぞ嬉しかりける」(出典:狂歌・古今夷曲集(1666)七)
    2. 「いで打立んと御悦び。兼任ぞくぞく小踊し」(出典:浄瑠璃・源平布引滝(1749)五)
  3. ② 極度の緊張・感情のたかぶりなどで、身のふるえをおぼえるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「いかな御僧もふどしのうごくやうなぞくぞくするはなしなれど」(出典:浮世草子・色の染衣(1687)二)
  4. ③ 恐ろしさに身の毛がよだつさま、また、気味悪かったり、不快だったりして、背筋がぞっとするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「お姫様も我々も鏡で見たは仕合、直に見たらば今比は気付が入るで有うと、ぞくぞくすれば」(出典:浄瑠璃・孕常盤(1710頃)四)
  5. ④ 寒くて身のふるえるさま、病気などで悪寒の走るさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「此又八郎土山へ行、酒に酔て皈(かえ)るに、路にて粟々(ゾクゾク)として煩付、気違の様に為」(出典:仮名草子・片仮名本因果物語(1661)下)
  6. ⑤ 物を刻み切る音、また、そのさまを表わす語。ぞきぞき。
    1. [初出の実例]「着物の上からゾクゾク肋へかけて切り込みましたから、お園は七転八倒の苦しみ」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉一二)

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