デジタル大辞泉 「高ぶる」の意味・読み・例文・類語 たか‐ぶ・る【高ぶる/×昂る】 [動ラ五(四)]1 気分・感情などが高まる。興奮状態になる。「神経が―・る」「気持ちが―・る」2 思い上がった態度をとる。尊大に振る舞う。「使用人に―・った口を利く」[類語](1)もりもり・隆隆・盛ん・鬱然・澎湃ほうはい・勃勃・油然ゆうぜん・湧然・沸沸・むくむく・みなぎる・みなぎらす・溢あふれる・燃え上がる・沸き上がる・沸き立つ・込み上げる・たぎる・発揚・燃える・燃え立つ・鼻息が荒い・血気に逸はやる・奮い起こす・奮い立つ・気を吐く・エネルギッシュ・活発・快活・精力的・脂あぶらが乗る・水を得た魚のよう・情熱的・意欲的・興奮・熱狂・熱中・高揚・感奮・激発・激昂げきこう・逆上・上気・エキサイト・フィーバー(―する)のぼせる・激する・かっとなる・いきり立つ・逸はやり立つ・わくわくする・ぞくぞくする・どきどきする・のぼせ上がる・血迷う・血走る・喧嘩早い・喧嘩っ早ぱやい・癇癪かんしゃく・癇・癇癖・癇性・ヒステリック・虫気・怒り・腹立ち・憤り・怒気・瞋恚しんい・憤怒ふんど・ふんぬ・憤懣ふんまん・鬱憤うっぷん・義憤・痛憤・悲憤・憤激・憤慨ふんがい・立腹・激怒・逆鱗げきりん・憤ろしい・腹立たしい・業腹・中ちゅうっ腹・やけっ腹・悲憤慷慨・短気・気短・短慮・せっかち・性急・気早・気が短い・気忙しい・直情径行・怒りっぽい・切れる・瞬間湯沸かし器/(2)威張る・おごる・付け上がる・誇る・自慢・思い上がる・うぬぼれる・おのぼれる・誇らしい・胸を張る・肩身が広い・鼻が高い・鼻高高・勝ち誇る・威張り散らす・反り返る・振り回す・鼻にかける・増長・慢心・自画自賛・誇示・驕おごり・誇り・驕傲きょうごう・矜持・倨傲きょごう・自負・自負心・自賛・自嘆・自任・自得・天狗・うぬぼれ・プライド・高慢・自尊・自尊心・気位きぐらい・得意・思い上がり・唯我独尊・手前味噌・我褒め・身褒め・のぼせる・のぼせ上がる・背負しょう・誇らか・揚揚・得得・時ときを得え顔・したり顔・自慢顔・自慢たらしい・会心・昂然こうぜん・得意満面・得意顔・肩を張る・肩で風を切る・これ見よがし・有頂天・優越感・意気揚揚・鬼の首を取ったよう・欣喜雀躍きんきじゃくやく・意気が揚がる・ひけらかす・顎あごをなでる・どや顔・所得ところえ顔・手柄顔・肩肘かたひじ張る・天狗になる・見得を切る・大見得を切る・いい気・見せつける 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「高ぶる」の意味・読み・例文・類語 たか‐ぶ・る【高ぶる・昂】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① 自慢する。おうへいな態度をとる。誇る。おごる。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「我は人の議には一つかはりたとて高ふるぞ」(出典:史記抄(1477)五)② 調子が高まる。興奮状態になる。亢進する。[初出の実例]「故に精血虧損し、相火たかぶり旺して、虚煩癆瘵嗽血等の病を発る」(出典:全九集(1566頃)一)「源太は癇癪の火の手を亢(タカブ)らせつつ」(出典:五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by