ぴんしゃん(読み)ピンシャン

デジタル大辞泉の解説

ぴん‐しゃん

[副](スル)《「びんしゃん」とも》
年齢のわりに元気でしっかりしているさま。「かなりの高齢だがぴんしゃん(と)している」
腹を立てて動作が荒々しくなるさま。つんけん。つんつん。
「―して、長門之介の傍をばたばたと歩いて」〈伎・韓人漢文〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぴんしゃん

( 副 ) スル
年を取っても元気なさま。勢いよく活発にふるまうさま。 「まだ-(と)している」
腹を立てて乱暴にふるまうさま。 「何と成と言うておやりなされませ、と-して、長門之介の傍をばた〱と歩いて/歌舞伎・韓人漢文」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ぴん‐しゃん

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 勢いよくはね上がったり、そり返ったりするさま、年のわりに元気のいいさまを表わす語。びんしゃん
※明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉二五「今し方(がた)うちを出るまでピンシャンして居たんだがマア何(どう)した事だらう」
② 腹を立ててぷりぷりするさま、他人に対してすげない態度をとるさまを表わす語。つんけん。つんつん。ひんしゃん。びんしゃん。ぴんしゃんぴん。
※雑俳・登梯子(1705)「ぴんしゃんと猫の顔ふるきらず食」
※歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)二「ぴんしゃんして、長門之介の傍(そば)をばたばたと歩いて」
[補注]別に「ひんしゃん」「びんしゃん」の形も見られるが、近世の資料ではその清濁が判然としないので、便宜上底本の清濁(校訂も含める)に従って分けた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ビル風

高層建築物の周辺でみられる、建物による風の乱れをいう。風向の変化のほかに風速の強弱によって表される。一般には、高層ビルの周辺で吹く強い風をさすことが多い。 風の強くなる場合として次の三つがある。(1)...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ぴんしゃんの関連情報