デジタル大辞泉 「ぼたぼた」の意味・読み・例文・類語 ぼた‐ぼた [副]1 大粒の液体が続いてしたたり落ちる音や、そのさまを表す語。「ぼたぼた(と)雨漏りがする」2 動きがもたつくさま。「霜解の泥がくっついて、それが―と足の運びを鈍くして居る」〈長塚・土〉[類語]ほろほろ・ぽろぽろ・ぽたぽた・ぽとぽと・ぼろぼろ・ぼとぼと・たらたら・だらだら・はらはら・ぽつぽつ・ぱらぱら・ばらばら・ぽろり・ほたほた・ぽつり・ぽつりぽつり・ぽつん・はらり・ぱらり・ほろり・ぽたり・どくどく・たらり・ちょろちょろ・ちょろり・とくとく・したたり・だくだく・ぽとり・滴る・滴り落ちる・垂らす・垂れる・こぼれる・ほとばしる・あふれる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ぼたぼた」の意味・読み・例文・類語 ぼた‐ぼた 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 「ぽたぽた」よりやや重い感じを表わす語。ほたほた。[初出の実例]「鳶もあつい気にむされてぼたぼたと海や江の水の中へおつるぞ」(出典:玉塵抄(1563)三九)② 物の動きがもたついたり、すっきりしなかったりするさまを表わす語。[初出の実例]「大きな藁(わら)草履は固めたやうに霜解(しもどけ)の泥がくっついて、それがぼたぼたと足の運びを鈍くして居る」(出典:土(1910)〈長塚節〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例