たらたら(読み)タラタラ

デジタル大辞泉 「たらたら」の意味・読み・例文・類語

たら‐たら

[副]
1 液体が少しずつ続けざまにしたたり落ちるさま。「たらたら(と)汗を流す」「インクがたらたら(と)こぼれる」
2 好ましくない文句をたくさん並べたてて言うさま。「たらたら(と)おせじを言う」「不平たらたら」
[類語](1)ほろほろ・ぽろぽろ・ぽたぽた・ぽとぽと・ぼろぼろ・ぼたぼた・ぼとぼと・だらだら・はらはら・ぽつぽつ・ぱらぱら・ばらばら・ぽろり・ほたほた・ぽつり・ぽつりぽつり・ぽつん・はらり・ぱらり・ほろり・ぽたり・どくどく・たらり・ちょろちょろ・ちょろり・とくとく・したたり・だくだく・ぽとり・滴る・滴り落ちる・垂らす・垂れる・こぼれる・ほとばしる・あふれる/(2)うだうだ・ぐだぐだ・くだくだ・くどくど・ぶつぶつ・ぶうぶう・ぶつくさ・がたがた・つべこべ・ぐずぐず・へどもど・しどろもどろ・ああだこうだ・四の五の・四の五の言う・やいのやいの・ああ言えばこう言う・揚げ足を取る・あげつらう・言いたい放題・言い立てる・うるさい・うるさ型・鸚鵡おうむ返し・かき口説く・がみがみ・くそみそ・くだくだしい・口うるさい・口が減らない・口が悪い・口汚い・口さがない・口幅ったい・口任せ・口やかましい・くどい・くどくどしい・クレーマー・けちを付ける・喧喧囂囂けんけんごうごう・口角泡を飛ばす・小うるさい・ごてごて・小やかましい・懇懇・嘖嘖さくさく・舌長・しちくどい・重箱の隅をつつく・重箱の隅を楊枝ようじでほじくる・諄諄じゅんじゅん・針小棒大・ずけずけ・ずばずば・ちくちく・喋喋ちょうちょう・丁丁発止・滔滔とうとう・どうのこうの・とやかく・なんのかの・ねちねち・ねっちり・ぶすぶす・べちゃくちゃ・ぺちゃくちゃ・ぼろくそ・まくし立てる・回りくどい・耳に胼胝たこができる・蒸し返す・やいやい・やかましい・やかまし屋・催促がましい・せつく・迫る・要求する・強請する・強迫する・強談ごうだんする・催促する・催告する・責め立てる・せがみ立てる・急き立てる・急かせる・尻を叩く・矢の催促・目まぐるしい・忙しい・急・せわしい・せわしない・気ぜわしい・慌ただしい・きりきり舞い・東奔西走・てんてこ舞い・多忙・繁忙・繁多・繁劇・多事多端・多用・繁用・席の暖まる暇いとまもない・猫の手も借りたい・そそくさ・せかせか・性急・拙速・多端・忙殺・怱忙そうぼう・倥偬こうそう・怱怱そうそう・大忙し・取り紛れる・手が塞がる・目が回る・応接に暇いとまがない・心急せく・あくせく・こせこせ・ばたばた・せっかち・あたふた・気早・気早い・大わらわ・貧乏暇無し・甲斐甲斐かいがいしい・そわそわ・右往左往・慌てふためく・動き回る・ちょこまか・うそうそ・倉卒・押せ押せ・てんやわんや・ちゃかちゃか・浮き腰・もじもじ・もぞもぞ・まごまご・うろうろ・うろちょろ・おたおた・ふわふわ・ふらふら・頓狂・さっさ・浮うわつく・きょろきょろ・きょときょと・軽軽しい・軽軽けいけい・軽挙・軽挙妄動・そそっかしい・軽はずみ・手当たり次第・書き入れ時・立て込む

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精選版 日本国語大辞典 「たらたら」の意味・読み・例文・類語

たら‐たら

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
    1. ① 水などが続けざまにしたたり落ちるさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「ミヅガ taratarato(タラタラト) ヲツル」(出典:日葡辞書(1603‐04))
      2. 「惣右衛門の鼻からタラタラと鼻血が流れました」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉四八)
    2. ② ( 接尾語のようにも用いる ) ある物事を長くいくつもつづけざまにするさまを表わす語。特に、文句をくどくどとたくさん並べたてるさまについていう。
      1. [初出の実例]「丑の日に思ひそめてやたらたらとあはで長びく恋もする哉」(出典:狂歌・堀河百首題狂歌集(1671)恋)
      2. 「母は娘に不足たらたら」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]②に同じ。
    1. [初出の実例]「伊駒山みつつををりてくどきごと 難波のうらみたらたらの文」(出典:俳諧・誹諧独吟集(1666)下)

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