ぽたぽた(読み)ポタポタ

デジタル大辞泉 「ぽたぽた」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぽたぽた」の意味・読み・例文・類語

ぽた‐ぽた

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 小さい物がつぎつぎと落ちる音、また、そのさまを表わす語。
    1. (イ) 水滴や涙などの落ちる音。
      1. [初出の実例]「ポタポタ柄杓(ひしゃく)が漏らァ」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉五二)
    2. (ロ) 木の実や椿の花などの落ちる音。
      1. [初出の実例]「椿の花がぽたぽたと赤く落ちてゐるのが目につく」(出典:おみつさん(1907)〈鈴木三重吉〉三)
  3. 軽くたたく音を表わす語。
    1. [初出の実例]「少年の首にそっと手を廻して、頤(あご)指先でぽたぽた叩いてやりながら」(出典:浅草紅団(1929‐30)〈川端康成〉六〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む