ぼろぼろ(読み)ボロボロ

デジタル大辞泉の解説

ぼろ‐ぼろ

[副](スル)
粒状の物がこぼれ落ちるさま。「飯粒をぼろぼろ(と)こぼす」「大粒の涙をぼろぼろ(と)こぼす」
もろく崩れたり、砕けたりするさま。「この岩はすぐぼろぼろ(と)砕ける」
水分や粘りけがなく、ばらばらになっているさま。「ぼろぼろ(と)した冷や飯」
知られていなかった事実が次々と表に出るさま。「余罪がぼろぼろ出てくる」
[形動]
ひどくいたんでいるさま。「ぼろぼろな本」「ぼろぼろな社屋」
水分がなく、ばらばらであるさま。「乾いてぼろぼろになったパン」
心身とも疲れきっているさま。「身も心もぼろぼろだ」
[アクセント]ロボロ、はボロボロ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

ぼろぼろ

鎌倉期から見え,中世の乞食身分の一つとされる。《徒然草》115段や版本《沙石集》巻8〜14,《とはずがたり》巻4などに記述される。図像としては《七十一番職人歌合》の〈暮露(ぼろ)〉がよく知られている。髪をのばし,紙衣に黒袴,足駄を履き,傘や棒などを持つ姿で,《一遍聖絵》《遊行上人縁起絵》《源誓上人絵伝》などの絵巻にも見える。また室町時代物語に《暮露々々のさうし》がある。近世以降尺八を持つ薦僧(こもそう)(虚無僧)と混同されたが,別種と考えるべきものである。

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大辞林 第三版の解説

ぼろぼろ

[1] ( 副 )
粒状の物が次々とこぼれ落ちるさま。ぽろぽろ。 「ごはんを-(と)こぼす」 「 -(と)涙を流す」 「 -(と)脱落者が出る」
水分や粘りけがなく、もろく砕けるさま。ぽろぽろ。 「壁が-(と)くずれる」 「 -(と)したごはん」
(比喩的に)隠されていた事実やうそなどが、次から次へと露見するさまにもいう。ぽろぽろ。 「過去の悪事が-(と)明るみに出る」
[0] ( 形動 )
物がひどく破れたり壊れたりしているさま。 「 -の洋服」 「使い古して-になった辞書」 「 -な家屋」
(転じて)心身が疲れ切ったり、また、ひどく老いさらばえたさま。 「身も心も-になった」
に同じ。 「固くて-になったごはん」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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