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アクスム アクスム Aksum

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アクスム
アクスム
Aksum

エチオピアのティグライ州にある都市遺跡。アドワの西方約 20km,標高 2200mの高地にある。古代アクスム王国は,ここを首都として,1~7世紀頃まで繁栄した。 40~70年頃成立したと推定される『エリュトラー海案内記』にもその所在についての記事がみられ,内陸からの金,象牙,香料などの交易の中心地であったことを伝えている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

アクスム(Aksum)

エチオピア北部、エリトリアとの国境付近にある町。1世紀前後に建国されたアクスム王国の首都。ステッレと呼ばれるオベリスク(石造の記念碑)などの史跡が残る。1980年、世界遺産文化遺産)に登録された。

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世界遺産詳解の解説

アクスム

1980年に登録された世界遺産(文化遺産)で、エチオピア北部ティグライ州にある。紀元前2世紀のアクスム王国の中心地で、海上貿易で栄えたが、7世紀以降、イスラムの支配により没落した。シバの女王の浴槽、タアカ・マリヤム宮殿とデュングル宮殿、カレブ王の墓、シオンマリア大聖堂、全長33mのオベリスクであるエザナ王のステッレなどが残っている。1937年、イタリアムッソリーニ軍によって持ち去られた、全長24mある1700年前のオベリスクが、イタリア政府によって返還され、2008年、元の場所に戻された。これらは歴史上の重要な建造物として評価され、世界遺産に登録された。◇英名はAksum

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アクスム
あくすむ
AxumAksum

エチオピア北部にある古都。標高2100メートルエチオピア高原上に位置する。人口1万7753(1984)。4世紀のエザナ王の時代に最盛期を迎えたアクスム王国の首都であった。同王国はビザンティン帝国後押しで南アラビアペルシアに侵入し、首都アクスムはアフリカ内陸から運ばれてくる象牙(ぞうげ)の集散地として栄えた。30メートルに及ぶオベリスク、防塞(ぼうさい)を備えた宮殿、石の王座、溜池(ためいけ)、ダムなどが建設され、貨幣の製造や田畑の灌漑(かんがい)まで行われた。しかし7世紀のイスラム勃興(ぼっこう)とともに急激に衰亡した。コプト教会の大聖堂があり、聖地となっている。1980年、世界遺産の文化遺産(世界文化遺産)に登録された。[諏訪兼位]

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世界大百科事典内のアクスムの言及

【アクスム王国】より

…エチオピア高原北部のアクスムAxum(Aksum)に都を置いた商業王国。この地にはすでに紀元前から,アラビア半島南部に住むセム語族のサバ語を話す諸族が紅海を渡って移住してきていた。…

【エチオピア】より

… アムハラ族はエチオピアの支配層でもあって,誇り高い人々である。彼らはアクスム王国の子孫であり,故ハイレ・セラシエ皇帝はソロモン王とシバの女王の子孫と主張した。彼らは選ばれた民として4世紀にはキリスト教を受容した。…

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