ウ(鵜)(読み)ウ

百科事典マイペディア 「ウ(鵜)」の意味・わかりやすい解説

ウ(鵜)【ウ】

ウ科の鳥の総称。大型の水鳥で全身黒色のものが多い。世界的に分布し約30種。日本にはウミウカワウヒメウチシマウガラスの4種。樹上または岩上に大集団で巣を作り,魚を捕食。ペルー沖の島にはウの一種が無数にすみ,その糞(ふん)はグアノとして利用される。ガラパゴス諸島コバネウは飛べないので有名。チシマウガラスは絶滅危惧IA類,ヒメウは絶滅危惧IB類(環境省第4次レッドリスト)。→鵜飼い

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