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エリマキシギ エリマキシギ Philomachus pugnax; ruff

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エリマキシギ
エリマキシギ
Philomachus pugnax; ruff

チドリ目シギ科。全長は雄 28~30cm,雌 23~25cm。冬羽では,胸腹部は淡黄褐色,上背面は褐色。夏羽では,雌は黒褐色の羽が目立つようになり,雄は装飾羽 (襟羽) が頭部から頸部に生えてくる。

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百科事典マイペディアの解説

エリマキシギ

シギ科の鳥。翼長17cm。ユーラシア北部で繁殖し,冬季はアフリカアジア南部など南へ渡る。日本では春と秋に旅鳥として海岸や水田などに渡来するが,数は少ない。中型のシギで,雄は繁殖期には目の上から首にかけて襟巻状の羽毛が伸びるのが特徴。

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世界大百科事典 第2版の解説

エリマキシギ【Philomachus pugnax】

雄は繁殖期に襟巻のような飾羽をもつ脚の長い中型のシギ(イラスト)。チドリ目シギ科の鳥。英名は雄がruff,雌はreeve。ユーラシア大陸の北部で繁殖し,冬はアフリカ,インド南アジアで越冬する。日本には旅鳥として春と秋に渡来し,海岸近くの入江や水田にすむが多くない。全長は雄が約32cm,雌は約25cm。夏羽の雄には眼の上に耳状の飾羽,後頸(こうけい)には襟巻状の飾羽が生ずるが,その色や斑紋は個体によって違い,背,肩羽,脚の色も多様である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エリマキシギ
えりまきしぎ / 襟巻鷸
ruff(雄)reeve(雌)
[学]Philomachus pugnax

鳥綱チドリ目シギ科の鳥。ユーラシア北部で繁殖し、冬は南へ渡る。日本には旅鳥として渡来するが数は多くない。全長は雄約32センチメートル、雌約25センチメートル。翼長は雄約18センチメートル、雌約15センチメートル。夏羽の雄には襟巻状の飾り羽があり、その色は個体によってさまざまに異なる。雌と冬羽の雄では上面は黄褐色で黒い縦斑(じゅうはん)があり、下面は淡褐色。繁殖期には雄はレックとよばれる一定の場所に集まり、飾り羽を広げて向かい合って争う。レックを訪れた雌は気に入った雄と交尾するが、乱婚的で何羽かの別の雄とも交尾する。渡りのときには入り江、水田、湿地などにいて、浅水中で動物質の餌(えさ)をあさる。[高野伸二]

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世界大百科事典内のエリマキシギの言及

【シギ(鷸∥鴫)】より

…繁殖期には営巣地の上を鳴きながら飛び回り,なわばり宣言を行い,近くの木の枝,杭,石の上などに止まって鳴くこともある。あまりはっきりしたなわばりをもたずに,比較的狭い範囲に数つがいから十数つがいが巣をつくるもの,一雄多雌で繁殖するもの,エリマキシギのように集団交尾場(レックlek)をもち乱婚的繁殖をするものなどがある。地上のくぼみや草の根もとに枯茎,枯葉,細い枯枝などで皿形の巣をつくり,淡色の地に黒褐色の斑紋のあるヨウナシ型の卵を産む。…

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