ガドリニウム(英語表記)gadolinium

翻訳|gadolinium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガドリニウム
gadolinium

元素記号 Gd原子番号 64,原子量 157.25。周期表3族,希土類元素ランタノイドの1つ。天然には7種の安定同位体が知られている。 1880年 J.マリニャクによって発見された。サマルスキー石ガドリン石,ゼノタイムなどの中に含まれる。イオンは無色である。希土類元素共通の化学的性質をもつ。毒性については未知である。

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百科事典マイペディアの解説

ガドリニウム

元素記号はGd。原子番号64,原子量157.25。融点1312℃,沸点3266℃。希土類元素の一つ。1880年スイスのマリニャックが発見,希土類の研究者J.ガドリンにちなんで1886年命名。銀白色の金属で,化合物の多くは無色。カラーテレビ用の蛍光体,特殊半導体素子などに使われる稀少元素である。

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世界大百科事典 第2版の解説

ガドリニウム【gadolinium】

周期表元素記号=Gd 原子番号=64原子量=157.25±3地殻中の存在度=5.4ppm(40位)安定核種存在比 152Gd=0.20%,154Gd=2.15%,155Gd=14.7%,156Gd=20.47%,157Gd=15.68%,158Gd=24.9%,160Gd=21.9%融点=1312℃ 沸点=約3000℃比重=7.948(α)電子配置=[Xe]4f75d16s2 おもな酸化数=III周期表第IIIA族に属する希土類元素のうちのランタノイドの一つ。

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大辞林 第三版の解説

ガドリニウム【gadolinium】

ランタノイドの一。元素記号 Gd  原子番号64。原子量157.3。銀白色の金属。磁性合金の原料。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガドリニウム
がどりにうむ
gadolinium

周期表第3族に属し、希土類元素の一つ。1880年スイスのマリニャックJean Charles Galissard de Marignac(1817―1894)が、サマルスキー石から初めて分離した。1886年、フランスのボアボードランがセル石中にみつけ、希土類元素分離に功績のあったフィンランドのガドリンにちなんで命名した。主要鉱物はモナズ石、バストネス石など。塩化ガドリニウムを約1000℃で金属リチウムによって還元してつくる。白色の金属で酸化数+の化合物だけが知られる。水とは徐々に、熱水や酸とは速やかに反応して水素を発生する。化合物は一般に無色で常磁性である。光学ガラスに用いられる。[守永健一・中原勝儼]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ガドリニウム

〘名〙 (gadolinium) 希土類元素、ランタン系イットリウム族元素の一つ。記号 Gd 原子番号六四。原子量一五七・二五。六方晶系結晶。発見者で、フィンランドの化学者、ガドリンを記念して命名。

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