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ギニア Guinea

翻訳|Guinea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ギニア
Guinea

アフリカ大陸西部,大西洋岸中部一帯を広くさす。明確な範囲はないが,セネガルのベール岬 (北緯 15°付近) から,アンゴラのモサメデス (南緯 15°付近) までの間に用いられる。そのうちカメルーンのカメルーン山とその沖合いのビオコ島 (旧称フェルナンドポー島) 付近を境として北西方を上ギニア,南方を下ギニアという。狭義には,リベリアパルマス岬からガボンのロペズ岬にいたる沿岸をさすのが最も普通である。 14~19世紀には北回帰線から赤道までの西アフリカ一帯をさしたが,アフリカ沿岸の探検が進むにつれ,ギニアの範囲も変化した。この地域は高温多湿な熱帯雨林地帯で,13世紀以来,部族連合国家が栄えた。 15世紀からポルトガル,フランス,イギリス,オランダが進出し,奴隷貿易の中心地となった。奴隷海岸,黄金海岸象牙海岸などの地名が残る。

ギニア
Guinea

正式名称 ギニア共和国 République de Guinée。
面積 24万5857km2
人口 1022万2000(2011推計)。
首都 コナクリ

アフリカ大陸西部の国。北はセネガル,マリ,東はマリの一部とコートジボアール,南はリベリア,シエラレオネ,北西はギニアビサオと国境を接し,南西は大西洋に臨む。沿岸部は高温多湿な海岸平野で熱帯雨林地帯。北東部のニジェール川上流域はサバナ,南東部はニンバ山 (1752m) を含む高地で,中西部に西アフリカの分水界をなすフータジャロン山地がある。年平均気温はコナクリで 26.7℃。年降水量は最も多い沿岸部で 4000mm以上。 15世紀,沿岸部にポルトガル人が来航,以後ヨーロッパの奴隷商人の寄港地となり,17世紀にはフランスとイギリスが支配権獲得をめぐり争奪,1849年沿岸部の一部がフランス領となったのをはじめ,1880年コナクリのあるトンボ島,1881年フータジャロン山地がフランス保護領となった。 1890年セネガルから分離して別の植民地となり,のちフランス領ギニアと改称,1895年フランス領西アフリカの一部となった。 1946年フランス海外領となったが,1958年9月の住民投票の結果フランス第5共和国憲法を拒否,同年 10月フランス共同体から離脱し,ギニア人民革命共和国として独立。 1984年無血クーデターにより現国名に改称。経済はかつては農業と牧畜に依存したが,1950年代に始まったボーキサイト鉄鉱石の開発により大きく進展。輸出の大半は世界屈指の埋蔵量をもつボーキサイトと,その半加工品のアルミナで,ほかに鉄鉱石,金も産する。ボーキサイト鉱山はフリア,ボケ,キンディアなどにあり,鉄鉱石はリベリアとの国境のニンバ山と,コートジボアールとの国境に近いシマンドゥ山に豊富な鉱脈があり,1981年から外国資本による開発が進んでいる。農産物の輸出はコーヒー,バナナ,パイナップル,パーム核など。住民は沿岸部のスス族,山地部のフラニ族 (→フルベ族 ) ,北東部のマリンケ族,南部のキッシ族などが主。 80%以上がイスラム教徒で,ほかは部族固有の伝統宗教とキリスト教徒。公用語はフランス語であるが,現地語の使用が奨励されている。

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デジタル大辞泉の解説

ギニア(Guinea)

西アフリカの大西洋に面する共和国。首都コナクリ。気候は高温多湿。ボーキサイト・鉄鉱などを産出。フランスの植民地から1958年に独立。人口1082万(2010)。ギネー。

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世界大百科事典 第2版の解説

ギニア【Guinea】

正式名称=ギニア共和国République de Guinée面積=24万5857km2人口(1996)=690万人首都=コナクリConakry(日本との時差=-9時間)主要言語=フランス語,マリンケ語,フルフルデ語,スス語ほか通貨=シリSyli西アフリカの南西端に位置する共和国。国土の西部は大西洋に面しているが,北はギニア・ビサウ,セネガル,マリと,東はコートジボアールと,南はシエラレオネ,リベリアとそれぞれ国境を接している。

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大辞林 第三版の解説

ギニア【Guinea】

アフリカ西部、大西洋に面する共和国。1958年フランスから独立。首都コナクリ。ボーキサイト・鉄・ダイヤモンドを産出する。住民は黒人。主要言語はフランス語・マリンケ語。面積24万6千平方キロメートル。人口940万( 2005)。正称、ギニア共和国。 〔「幾内亜」 「銀名」とも当てた〕

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