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ナス(茄子) ナスSolanum melongena; eggplant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナス(茄子)
ナス
Solanum melongena; eggplant

ナス科の一年草。インド原産と考えられ,熱帯では多年生であるが,温帯各地で一年生の野菜として栽培されている。茎は紫色でよく分枝し,高さ 1m以上にもなる。全体に星状毛を有し,茎,葉柄などにとげをもつものもある。葉は互生し,長さ 10~15cmの卵状楕円形。花は普通1花ずつ葉腋に生じ,紫色の合弁花で浅い杯状に開く。果実の形は,球 (マルナス) ,扁球,卵,太長,細長形 (ナガナス) などがあり,紫黒色でまれに緑,白色のものもある。また,欧米,中国にはこれらの縞模様のものもある。日本には古くから渡来し,地方ごとに異なるほど多くの品種がある。煮物,焼き物,揚げ物,漬物など食用としての用途は広く,民間薬としても,萼の黒焼き食中毒,腹痛に,果実の汁をいぼの治療に,へたを煎じて咳止めにするなど多く用いられる。

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