太平洋中央部に位置し,アメリカ合衆国ハワイ州を構成する諸島。面積1万1641km2。火山性およびサンゴ礁の島々で,西北西~東南東方向に,2400kmにわたってのびる。主要8島は,東からハワイ島,マウイ島,カホーラウェ島,ラナイ島,モロカイ島,オアフ島,カウアイ島,ニーハウ島で,同諸島東端部を占め,その他124の小島が西方に点在する。最大の島はハワイ島で,最高峰は同島のマウナ・ケア山(4206m)。ハワイ火山国立公園,ハレアカラ国立公園などがある。海洋性気候で,年間9ヵ月は貿易風の影響を強く受け,植物の種類は豊富である。ポリネシア人が住んでいたが,1778年キャプテン・クック(J.クック)が上陸,1795年から1893年までカメハメハ王朝のハワイ王国が統治していた。1898年アメリカ領に併合,1959年50番目の州となった。太平洋の十字路にあたるため交通・軍事上重要であり,サトウキビ,パイナップルを中心とする農業,漁業,観光業が主要な産業をなす。多人種の混住は人口構成の大きな特色である。ハワイという名称は,伝説ではポリネシアの西方にあるとされる,ポリネシア人の祖国ハワイキに由来する。
執筆者:矢ヶ崎 典隆
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Hawaiian islands
北太平洋の中央部に北西~南東方向に約2,500kmにわたって展開する火山島群。北西部の島は沈降と侵食により水没。南東端の島々は比較的新しく,Kauai・Oahu・Molokai・Lanai・Maui・Hawaiiの各島は,すべて大型の楯状火山の集合からなる。火山の成長は一定の順序をたどり,初期には主としてソレアイト質かんらん石玄武岩の溶岩からなる緩い斜面の巨大な山体が形成され,中心部から2~3方向に放射するリフトゾーンを生ずる。次にアルカリかんらん石玄武岩系列のマグマの噴出により,溶岩流や火山砕屑丘が山頂部を覆う。そこで山体の成長は止まり,山体が侵食され,深い谷が刻まれる。この時期にアルカリに富み不飽和のアルカリ岩系列のマグマの活動が起こり,ベイサナイト・かすみ石玄武岩などの岩石からなる溶岩流や火山砕屑丘をつくることがある。ハワイ諸島中最南東端にあるハワイ島が最も大きく,この島にあるMauna LoaとKilauea両火山のみが現在活動中。
執筆者:荒牧 重雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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