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マリピエロ

百科事典マイペディアの解説

マリピエロ

イタリアの作曲家。生地ベネチアボローニャで学び,ベネチアのマルコ図書館モンテベルディフレスコバルディら16−18世紀イタリアの作曲家の音楽を知る。1913年パリでカセラと知り合い,また《春の祭典》の初演に立ち会い衝撃を受ける。

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世界大百科事典 第2版の解説

マリピエロ【Gian Francesco Malipiero】

1882‐1973
イタリアの作曲家。1904年までボローニャの音楽学校に学び,かたわら16~18世紀イタリア巨匠の作品を研究。13年パリに赴き,印象主義ストラビンスキーの作品を知る。パルマやベネチアの音楽院で教え,またモンテベルディ全集,ビバルディ全集の校訂を行う。新古典主義の立場から近代イタリアの表現を模索し,交響曲11,《自然の印象》《沈黙の休止》などの管弦楽曲弦楽四重奏曲,秘跡劇《アッシジの聖フランチェスコ》などの作品を残した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マリピエロ
まりぴえろ
Gian Francesco Malipiero
(1882―1973)

イタリアの作曲家。祖父はオペラ指揮者、父はピアノ奏者で指揮者という音楽家の家系に生まれる。ウィーン、ベネチア、ボローニャの音楽学校で学ぶ。1921~24年パルマ音楽院、32年からベネチア音楽院で教え、39~52年には同院長を務める。作品はあらゆるジャンルにわたり、数も多い。若いころから関心のあった17世紀イタリア音楽の伝統と、旋法や全音階、半音階や大胆な不協和音、ときには無調などの新しい手法とを結合することにより、当時停滞していたイタリア音楽に新しい生命を与えた。代表作に交響曲第1~第11番(1933~70)、オペラ『オルフェオ物語』(1925初演)、『ドン・ジョバンニ』(1962)。モンテベルディ全集の編集、研究がある。甥(おい)のリッカルドRiccardo M.(1914― )も作曲家、評論家として知られる。[寺田由美子]

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