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ラフォルグ ラフォルグ Laforgue, Jules

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラフォルグ
ラフォルグ
Laforgue, Jules

[生]1860.8.16. モンテビデオ
[没]1887.8.20. パリ
フランスの詩人。ウルグアイに生れ,6歳のときタルブのリセ (高等中学校) の寄宿生となり孤独な幼少年時代をおくった。 1873年パリに出て,ブールジェらの文学者と交遊。 81年ドイツ皇后アウグスタの講書係となってベルリンにおもむき,5年間滞在。

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ラフォルグ
ラフォルグ
Lafforgue, Laurent

[生]1966.11.6. アントニー
フランスの数学者。1990年にエコール・ノルマル・シュペリュールを卒業し,1994年にパリ大学で博士号を取得。2001年からフランス高等科学研究所 IHÉSで教授を務める。2002年に中国の北京で開催された国際数学者会議で,整数論解析学を結びつける業績によりフィールズ賞を受賞した。

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デジタル大辞泉の解説

ラフォルグ(Jules Laforgue)

[1860~1887]フランスの詩人。象徴派に属し、自由詩の創始者の一人。詩集「最後の詩」、散文「伝説的教訓劇」など。

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百科事典マイペディアの解説

ラフォルグ

フランスの詩人。ウルグアイのモンテビデオ生れ。1881年―1886年ドイツ皇妃アウグスタの読書係。厭世(えんせい)感につきまとわれ仏教思想にも触れた。詩集《哀歌》(1885年),《お月さまの真似》や散文《伝説寓話集》(1887年)がある。
→関連項目シュペルビエル象徴主義

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世界大百科事典 第2版の解説

ラフォルグ【Jules Laforgue】

1860‐87
フランスの詩人。ウルグアイ生れ。たえず倦怠感に浸されながら,ささやかな事象への優しい愛を忘れず,不可能と知りつつ夢想へと身をささげた彼は,まさしく世紀末的感受性の一典型であった。詩集《嘆きぶしLes complaintes》(1885)は,伝統的詩法に言葉遊びや俗語や意識的破調を導入した自由詩のかたちで憂鬱な泣き笑いを平明な調子で歌ったものである。一種の短編集ともいえる《伝説的教訓劇Moralités légendaires》(1887)はハムレットサロメなどの物語をラフォルグ独自の世界へと転生させた語り直しであり,とくに〈ハムレット〉は《最後の詩Les derniers vers》(1890)とともに世紀末的感受性と意識の結晶といえる。

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大辞林 第三版の解説

ラフォルグ【Jules Laforgue】

1860~1887) フランスの詩人。自由律詩法の提唱者の一人。生の憂愁と倦怠をうたった。詩集「嘆きぶし」「最後の詩集」、散文「伝説寓話集」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ラフォルグ
らふぉるぐ
Jules Laforgue
(1860―1887)

フランス19世紀末の詩人。8月16日、南米ウルグアイの首都モンテビデオに生まれた。6歳のときフランスへ渡り、少年時代をタルブで送る。1876年、ウルグアイから帰郷の家族とともにパリに転居、翌春の母の死は彼の心に深い傷痕(きずあと)を残した。バカロレア(大学入学資格試験)に失敗して、進学を断念せざるを得ず画商エフリュシCharles Ephrussi(1849―1905)の秘書を務めるかたわら、文学カフェーにも出入りして、若い詩人たちと交わった。ブールジェの紹介で、1881年から5年間、ドイツにおいて皇后アウグスタの侍講(じこう)を務める。その間、精妙な反語精神に満ちた詩集『なげきうた』(1885)、『聖母なる月のまねび』(1886)を相次いで刊行、また1886年からは、友人カーンGustave Kahn(1859―1936)の主宰する雑誌『ラ・ボーグ』に詩や散文を発表して注目を集めた。1886年、イギリス人の妻を伴いあこがれのパリへ戻ったが、結核に冒され、1887年8月20日、27歳の若さで世を去った。
 遺稿として、神話・伝説の「古いカンバス」に「新しい魂」を盛った小説集『伝説的教訓劇』(1887)、自由詩の成立史上重要な位置を占める『最後の詩』(1890)などが残された。近代の悲愁を破格の韻律に託し、多彩な言語遊戯を駆使しながら歌い上げた彼の作品は、ごく最近まで、本国でよりむしろ英米で高く評価され、アメリカの詩人E・W・L・パウンドやイギリスの詩人T・S・エリオット、また日本でも、三富朽葉(みとみくちは)、中原中也(ちゅうや)、梶井基次郎(かじいもとじろう)などがこれを愛読した。[森茂太郎]
『吉田健一訳『ラフォルグ抄』(1977・小沢書店) ▽広田正敏訳『ラフォルグ全集』全3巻(1981・創土社) ▽広田正敏著『ラフォルグの肖像』(1984・JCA出版)』

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世界大百科事典内のラフォルグの言及

【象徴主義】より

… 80年代後半から90年代にかけて,雑誌も数多く刊行され,若い詩人たちも競って新しい理論に基づく詩作を発表した。皮肉,諧謔,嘲笑をまじえて,衰頽と厭世の意識を歌ったラフォルグは特異な詩的世界をつくりだしたし,G.カーン,モリス,ビエレ・グリッファン,H.deレニエ等々が,象徴主義の担い手を自任して活躍した。ベルハーレンメーテルリンクロデンバックら,ベルギーの詩人たちも象徴主義の文学の重要な一翼を形成した。…

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