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レオ[1世] レオ

百科事典マイペディアの解説

レオ[1世]【レオ】

ローマ教皇(在位440年―461年)。〈大教皇〉と称される。民族大移動の混乱期に教会の保護,正統教義の擁護,社会秩序の維持に努め,452年フン族王アッティラのローマ侵入を阻止した。古典学芸,神学に明るく,多くの説教や書簡が残る。
→関連項目カルケドン公会議

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世界大百科事典 第2版の解説

レオ[1世]【Leo I】

?‐461
ローマ教皇。在位440‐461年。イタリアのトスカナ地方出身。キリスト教界におけるローマ司教座の首位権確立に努めた人物で,〈大教皇〉と称せられる。ローマ帝国西部の教会政治に関しては,445年アルル大司教ヒラリウスの越権行為に関連して,時の西帝ウァレンティニアヌス3世にローマ総大司教座の優位性を確認させた。帝国東部の神学論争にも介入し,448年コンスタンティノープル総主教あての手紙でキリスト両性論を表明し,エウテュケス単性論を退けた。

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世界大百科事典内のレオ[1世]の言及

【カルケドン信条】より

…しかしネストリウスの説を正面から否定していないので,のち単性論派からネストリウス的異端として弾劾されることになった。この信条の作成にはローマ主教レオ1世の書簡《レオの教書》(449)が指針となった。なお7世紀以降の教会では,キリスト論を〈カルケドン信条〉の規定以上に進めないことにしている。…

※「レオ[1世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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