デジタル大辞泉
「七宗」の意味・読み・例文・類語
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しち‐しゅう【七宗】
- 〘 名詞 〙 仏語。
- ① 仏教の七宗派。すなわち、華厳・天台・律・三論・成実・法相(唯識)・倶舎の学業を修めるものの総称。また、後には三論・法相・律・華厳・天台・真言・禅の総称となった。
- [初出の実例]「凡諸宗業廃レ一不レ可、花厳天台等七宗年分度者、受戒之後各試二其業一」(出典:類聚三代格‐三・承和二年(835)一〇月一五日)
- ② 中国の禅宗の七分派。すなわち、曹洞宗・臨済宗・雲門宗・法眼宗・潙仰(いぎょう)宗・楊岐(ようぎ)宗・黄龍宗の総称。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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七宗(町)
ひちそう
岐阜県中南部、加茂郡(かもぐん)にある町。飛騨(ひだ)川と支流の神淵(かぶち)川に沿う。1971年(昭和46)町制施行。JR高山本線、国道41号が通じる。中心地区は上麻生(かみあそう)。東濃(とうのう)ヒノキの建築材や木製品のほか、誘致企業による精密機械、輸送機器、電子部品の生産が伸びる。特産に神淵マツタケ、七宗茶、七宗山柿(やまがき)茶などがある。飛水峡(ひすいきょう)の甌穴(おうけつ)群、神淵神社の大スギはともに国指定天然記念物。面積90.47平方キロメートル、人口3402(2020)。
[上島正徳]
『『七宗町史』全2巻(1986、1993・七宗町)』
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七宗[町] (ひちそう)
岐阜県中南部,加茂郡の町。人口4484(2010)。飛驒川中流に位置し,大部分は飛驒高地に連なる山地である。飛驒川に並行して国道41号線とJR高山本線が通じる。河川沿いに集落が点在し,町の中心は飛驒川と支流神淵(かぶち)川の合流点付近にある。米作,茶やコンニャク栽培を営む兼業農家が大半を占める。上麻生駅から白川口駅にかけての飛驒川渓谷は岩石景観にすぐれた飛水峡の景勝地で,甌穴(おうけつ)群(天)があり,飛驒木曾川国定公園に含まれる。神淵神社の大杉も天然記念物。
執筆者:上田 雅子
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七宗[町]【ひちそう】
岐阜県中南部,加茂郡の町。〈しちそう〉とも。町の南部を飛騨川がほぼ東西に流れる。山林原野が広い面積を占め,林業,米作のほか,シイタケ,茶の栽培などが行われる。飛騨川沿いに高山本線が通じる。90.47km2。4484人(2010)。
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七宗
仏教の宗派。▽律宗、法相宗、三輪宗、華厳宗、天台宗、真言宗、禅宗
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
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