かっか(読み)カッカ

デジタル大辞泉 「かっか」の意味・読み・例文・類語

かっか

[副](スル)
1 火が盛んに燃えるさま。「炭火がかっかとおこる」
2 ひどくほてるさま。「からだじゅうがかっか(と)する」
3 興奮して冷静さが失われるさま。逆上するさま。「あいつはすぐかっか(と)するたちだ」
[類語](1)めらめら・ぼうぼう・炎炎・かっと・かんかん・ぼっと・ぱっと・ぽっぽ・ぱちぱち・猛火・烈火・炎上・大火・火の海・丸焼け・全焼・火だるま・燃え盛る・燃え広がる・燃え上がる・燃え立つ/(3)かんかん・かりかり・ぷりぷり・ぷんぷん・ぷいと・むしゃくしゃ・かちん・かっと・ぷんと・つんと・つんつん・つんけん・けんけん・けんもほろろ・つっけんどん・ぷっつん・逆上・堪え難い・たまらない・忍び難い・やりきれない・激昂・激怒・激発・エキサイト・激する・血走る・癇癪かんしゃく・憤懣ふんまん・憤怒・憤激・短気・短慮・気短きみじか・気が短い・席を蹴る・切れる・堪忍袋の緒が切れる・瞬間湯沸かし器・怒り心頭に発する・けんか腰・ちゃぶ台返し・邪険・むげに・意地悪・素気すげ無い・そっけない・つれない・よそよそしい・にべない・冷たい・気がない・ぎすぎす・ぶっきらぼう・意地悪い・刺刺とげとげしい・取り付く島も無い・ないがしろ・白い目で見る・軽んずる

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精選版 日本国語大辞典 「かっか」の意味・読み・例文・類語

かっ‐か

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
    1. ① 光り輝くさま、非常に明るいさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「暁日を遮るものなけれは、かっかとしてあるぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. ② 激しい熱であつくなるさま、火が盛んにおこるさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「始末せずと濶魁(クヮックヮと)たきや」(出典:浄瑠璃・難波丸金鶏(1759)深草砂川)
    3. ③ からだが燃えるように熱くなるさまを表わす語。怒りや不満などで興奮するさまにもいう。
      1. [初出の実例]「わかきときよりは、かっかこくられ申さぬこんだは」(出典:歌舞伎・いとなみ六方(1674頃))
      2. 「なんぼおとなしいワシでもな、カッカするときはカッカする」(出典:笹まくら(1966)〈丸谷才一〉四)
    4. ④ 景気がよいさま、気前のよいさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「店の金銭は十分に此の鼻が攫み出いて、くゎっかと撒(ま)いて仕舞ふたれば」(出典:椀久物語(1899)〈幸田露伴〉三)
    5. ⑤ 大声で笑うさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「義介は焼酎をあおると、カッカと声をたてて笑った」(出典:霧の中(1947)〈田宮虎彦〉)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 景気がよいこと。気前がよいこと。
    1. [初出の実例]「昔のくはっくはに引かへて御不自由なお住居」(出典:浄瑠璃・難波丸金鶏(1759)三軒家貸座鋪)

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