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印地 インジ

デジタル大辞泉の解説

いん‐じ〔‐ヂ〕【印地】

川原などで、二手に分かれて小石を投げ合い勝負を争う遊び。鎌倉時代に盛んで、多くの死傷者が出て禁止されたこともあったが、江戸末期には5月5日の男の子の遊びとなった。石合戦。印地打ち。 夏》「おもふ人にあたれ―のそら礫/嵐雪
石合戦を得意とした無頼の徒。
「土佐が勢百騎、白川の―五十人相語らひ」〈義経記・四〉

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世界大百科事典 第2版の解説

いんじ【印地】

飛礫(つぶて),石打ともいう。印地の語源は不明。石打は人類の発生とともに古く,世界の諸民族に広く分布するが,日本では,弥生時代前・中期の石弾西日本各地に発見されている。弓矢と石弾は競合関係にあるといわれており,この武器としての石打も弥生文化とともに西日本にもたらされたのであろう。 古墳時代,律令時代には飛礫の実態は不明であるが,881年(元慶5)京の一条で児童数百が戦闘のまねをしたのは(《日本三代実録》),おそらく石合戦で,10世紀以後,記録・文書に頻出する。

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大辞林 第三版の解説

いんじ【印地】

「印地打ち」の略。
中世、「印地打ち」を得意としたあぶれ者。

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世界大百科事典内の印地の言及

【端午】より

…平安時代には,天皇が武徳殿に出席して騎射(うまゆみ)と競馬が5日,6日の2日間にわたって行われ,のち宴が催された。武家時代には,印地打(いんじうち)(印地。石合戦のこと),菖蒲打など勇壮な行事が多く行われた。…

※「印地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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