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和佐荘 わさのしょう

百科事典マイペディアの解説

和佐荘【わさのしょう】

紀伊国名草(なくさ)郡の紀ノ川南岸,現和歌山市和佐中一帯にあった荘園。成立の時期は不明だが,同川沿岸の沖積低地が開発されて耕地化したものであろう。南西に接して領主を異にする下和佐荘があるため,上和佐荘,和佐上荘ともいわれた。

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世界大百科事典 第2版の解説

わさのしょう【和佐荘】

紀伊国名草郡(現,和歌山市)の荘園。平安末期の成立と考えられるが,成立事情は不詳。1189年(文治5)ころ石清水(いわしみず)八幡宮寺祠官の田中成清を領家(りようけ)とし,高野山随心院を本家とする下和佐荘が成立したため,これと区別するために上和佐荘(和佐上荘)と称することもある。当荘の下村と南村(箕田村)の領家職(しき)は歓喜寺が有しており,在庁名(ざいちようみよう)と思われる千住名も荘内にあったが,その他の領有関係はつまびらかでない。

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