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壁画墓 へきがぼ

世界大百科事典 第2版の解説

へきがぼ【壁画墓】

墓室の壁面に絵画などを描いた墓をいう。エジプトでは古王国時代末期から王墓玄室壁画が描かれ,しだいに発展して,新王国時代には玄室の壁ばかりか天井をも絵画やヒエログリフで埋めつくすまでになる。そのほか前6世紀ころからエトルリアで行われ,ローマやヘレニズム世界にもみられるが,ここでは中国を中心に東アジアの壁画墓について記述する。エジプトやヨーロッパについては〈ピラミッド〉〈カタコンベ〉などの項を参照されたい。

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世界大百科事典内の壁画墓の言及

【装飾古墳】より

…日本の古墳のうち,(1)浮彫または線刻で飾った石棺,(2)浮彫または線刻で飾った石障(せきしよう)をもつ横穴式石室,(3)壁面に彩色文様ないし壁画を描いた横穴式石室,(4)墓室の内壁または外壁に浮彫,線刻,彩色画などのある横穴,以上の4種をふくむ。しかし,日本以外の地域では,石棺に彫刻があっても装飾古墳ということはなく,墓室に壁画や浮彫があるものも,壁画墓,画像石墓などとはいうが,装飾古墳とはいわない。日本で装飾古墳をとくに問題にすることが多いのは,その装飾にたいする美術史的な関心とともに,以上の4種がいずれも,主として福岡・熊本・大分・佐賀4県にわたる,九州北部地方に密集して存在するという地域的特性を重視するからである。…

※「壁画墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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