デジタル大辞泉
「基づく」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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もと‐づ・く【基・本付】
- [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
- ① しっかりと根をおろす。基礎が定まる。
- [初出の実例]「早苗ふしだちて、植田に成て、次第々々に本附時分に、草を取り」(出典:遊楽習道風見(1423‐28頃))
- ② 基として起こる。あるものに根拠・基盤がある。基因する。
- [初出の実例]「六経に本(もとづク)」(出典:文鏡秘府論保延四年点(1138)南)
- ③ 近づく。到達する。
- [初出の実例]「稽古の次第と云は、先、わが声の正体を分別しての上のこと也。さて正路にもとづくべし」(出典:申楽談儀(1430)音曲の事)
- [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 ある物事を根拠とする。基盤、基礎にする。
- [初出の実例]「太史公が衆書をあつめて考へて其事に本つけたれども」(出典:史記抄(1477)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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