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上野国(群馬県)群馬郡の代官陣屋所在地。1590年(天正18)徳川家康の関東入部以後前橋藩領,村高264石余。1749年(寛延2)酒井氏転封後は幕府領,93年(寛政5)岩鼻砦跡に関東代官の陣屋が設置された。初代代官は吉川栄左衛門と近藤和四郎,配下に手付・手代・書役・地役人などがいた。陣屋の規模は4.6ha,周囲に堀をめぐらし,中に役所と役人住宅があった。支配区域は上州3郡・武州6郡,最高時には50万石に達した。代官所は旗本領や代官支配領の警察力の不十分さに対応したものであり,北関東の守りとして中山道と利根川の交通の要所を固め,無宿の取締りや百姓一揆の鎮圧に大きな役割を果たした。1805年(文化2)関東取締出役の制度ができたときも,その中心的な場所となった。1868年(明治1)1月,江戸に向かう征東官軍通過のさい,代官所の役人はすべて逃亡し代官所は崩壊し,同年6月同陣屋跡に岩鼻県庁が設置された。1957年,65年高崎市に編入。
執筆者:井上 定幸
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群馬県高崎市街地の南東部の一地区。旧岩鼻村。烏(からす)川左岸にあり、1880年(明治13)陸軍の岩鼻火薬製造所が設けられ、1963年(昭和38)その跡地に日本原子力研究所高崎研究所(現、量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所)ができた。1974年には県立近代美術館、1979年県立歴史博物館が静かな森に囲まれて開設された。国道17号が通じる。
[村木定雄]
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