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指図証券 さしずしょうけん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

指図証券
さしずしょうけん

証券上に指定された者またはその指図人として証券上に指定された者を権利者とする有価証券。指図の方式は裏書であり,指図証券は裏書によって譲渡される。通常は「何某またはその指図人にお支払いください」というような「指図文句」が記載されるが,手形小切手船荷証券貨物引換証倉庫証券などは記名式で発行されても法律上当然の指図証券として裏書できる。

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デジタル大辞泉の解説

さしず‐しょうけん〔さしヅ‐〕【指図証券】

特定の者またはその指図人を権利者とする有価証券裏書によって譲渡することができる。手形・小切手船荷証券など。

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百科事典マイペディアの解説

指図証券【さしずしょうけん】

証券上に指定された者またはその者が指図した者を権利者とする有価証券。指図は裏書によって行われ,裏書により譲渡される有価証券ともいわれる。指図証券性は,原則として指図文句の記載により生じるが,その記載がなく,記名式であっても,指図禁止の文言が記載されていないかぎり,法律上当然に指図証券とされるものがある。
→関連項目手形

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世界大百科事典 第2版の解説

さしずしょうけん【指図証券】

証券に表章された権利を裏書によって譲渡することのできる有価証券。手形,小切手がその典型である。これに対して,指名債権譲渡の方法によらなければ譲渡できない有価証券を記名証券,単に証券の交付だけで譲渡できる有価証券を無記名証券という(〈記名証券・無記名証券〉の項参照)。指図証券とは,もともとは,証券の発行者が,証券上に特定の者(たとえば,A)を権利者として指定するとともに,その権利者AまたはAから順次に――AからBへ,BからCへと――指図した(裏書の方法で指示した)他の者も権利者となることができる旨の文言(指図文句という――上記金額をあなたまたはあなたの指図人へお支払いたします――など)を記載している証券をいう。

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大辞林 第三版の解説

さしずしょうけん【指図証券】

証券に記載されている者、またはその者から指図(指定)された者を権利者とする有価証券。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

指図証券
さしずしょうけん

証券上に権利者として表示された特定の者またはその指図人を権利者とする有価証券。記名証券に対する概念。指図人とは、裏書によりその証券を譲り受けた者のことであり、指図証券は裏書によって譲渡することができる有価証券である。
 指図証券には、証券に「甲殿又はその指図人に」というように、指図文句により特定の者またはその指定する者が証券上の権利者になる旨を明記する場合のほかに、そのような指図文句がなくても法律上当然に裏書が可能とされるものがある。後者を法律上当然の指図証券という。この場合は、形式上記名式で特定の者が権利者として記載されていても、裏書による譲渡が可能である。手形、小切手、貨物引換証、船荷証券、倉庫証券などがこれに属する(手形法11条、小切手法14条1項、商法574条・603条・627条2項・776条)。[戸田修三]

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