旧套(読み)キュウトウ

デジタル大辞泉 「旧套」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐とう〔キウタウ〕【旧×套】

古くからの形式慣習。ありきたりの方法。「旧套を脱する」
[類語]古めかしい古い古臭い陳腐中古かび臭い古びる古ぼける時代遅れ流行遅れ古風昔風旧式旧弊前近代的旧態依然オールドファッションださい年代物時代錯誤古色古色蒼然蒼然旧態使い古し陳套ちんとうひねひね臭い時代掛かる時代めく昔ながら蒼古年季が入るレトロアナクロアナクロニズムアウトオブデートオールドタイマー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旧套」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐とうキウタウ【旧套】

  1. 〘 名詞 〙 昔のままの古い慣習、形式、方法、思考。ありきたりのやり方。旧態。
    1. [初出の実例]「不旧套、創倡新説、亦不於此二端」(出典童子問(1707)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旧套」の読み・字形・画数・意味

【旧套】きゆうとう

旧式。

字通「旧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android