更埴[市](読み)こうしょく

百科事典マイペディアの解説

更埴[市]【こうしょく】

長野県北部,長野盆地南部の千曲(ちくま)川流域を占める旧市。1959年市制。中心の屋代(やしろ)は北国街道の旧宿場町で,第三セクターしなの鉄道と長野電鉄の分岐点で,上信越自動車道(1996年開通)と長野自動車道(1993年開通)の分岐点でもある。千曲川の対岸の稲荷山地区は善光寺西街道沿いの古い中心で篠ノ井線が通じる。高速自動車道の便がよいため,飲料,衣料品,金属製品,電気機器などの工業が発展している,低地ではリンゴ,花卉(かき)の栽培が盛んで,また森はアンズの名所として知られる。姨捨(おばすて)山森将軍塚古墳がある。2003年9月埴科郡戸倉町,更級郡上山田町と合併し,千曲市となる。78.99km2。3万9688人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうしょく【更埴[市]】

長野県北部,長野盆地南端にある市。1959年更級(さらしな)郡稲荷山町,八幡村と埴科(はにしな)郡埴生(はにゆう)町,屋代町が合体,市制。千曲川をはさんで相対した両郡名から1字ずつとって市名とした。人口3万8294(1995)。市街地は千曲川西岸の稲荷山,東岸の埴生,屋代の旧3町に分かれるが,近年市街地の発達とともに一体化が進んでいる。稲荷山は明治中期に信越本線が開通するまでは長野盆地第一の商業都市であり,松本に通ずる北国西街道(善光寺街道)の宿場町としても発達した。

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