村山[市](読み)むらやま

百科事典マイペディア「村山[市]」の解説

村山[市]【むらやま】

山形県中東部,山形盆地北部を占める市。1954年市制。中心市街の楯岡(たておか)は15世紀初頭前森氏が築城した地で,以後最上地方の一中心となり,羽州街道宿駅ベニバナや麻の集散で栄えた。奥羽本線,国道13号線が通じる。水田が広く,サクランボリンゴセイヨウナシなどの果樹栽培が盛ん。山形空港に近く,精密機械などの工業団地がある。豪農喜早伊右衛門が築いた東沢池付近はバラ園として著名な東沢バラ公園になっている。最上徳内の生地で,記念館がある。東日本大震災で,市内において被害が発生。196.98km2。2万6811人(2010)。

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世界大百科事典 第2版「村山[市]」の解説

むらやま【村山[市]】

山形県中東部の市。1954年市制。人口3万0506(1995)。山形盆地の北端部と周辺の山地を占め,中央を蛇行しながら最上川が北流,川沿いに奥羽本線と国道13号線(羽州街道)が通じる。中心の楯岡(たておか)は,1405年(応永12)前森氏が楯山の山上に築城し,以後,最上八楯の一つとして最上地方の一中心であった。のち最上氏領となったが,1622年(元和8)の最上氏改易後は藩領幕府領が入り組み,城下町としてよりは羽州街道の宿駅として発展,ベニバナや麻の集散地でもあった。

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