横雲(読み)ヨコグモ

デジタル大辞泉 「横雲」の意味・読み・例文・類語

よこ‐ぐも【横雲】

横に長くたなびく雲。多く明け方に東の空にたなびく雲をいう。
[類語]白雲はくうん白雲しらくも青雲紫雲茜雲黒雲暗雲彩雲浮き雲千切れ雲片雲棚雲豊旗雲笠雲飛行機雲筋雲鰯雲鯖雲鱗雲薄雲羊雲群雲朧雲乱雲雨雲雪雲曇り雲霧雲積み雲綿雲入道雲雲の峰かなとこ雲雷雲夕立雲夏雲

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精選版 日本国語大辞典 「横雲」の意味・読み・例文・類語

よこ‐ぐも【横雲】

  1. 〘 名詞 〙 横にたなびく雲。多く明け方、東の空にたなびく雲についていう。たな雲。
    1. [初出の実例]「東細布(よこぐも)の空ゆ引きこし遠みこそめこと離(か)るらめ絶ゆと隔てや」(出典万葉集(8C後)一一・二六四七)
    2. 「春の夜の夢の浮橋とだえして嶺にわかるるよこ雲のそら〈藤原定家〉」(出典:新古今和歌集(1205)春上)

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普及版 字通 「横雲」の読み・字形・画数・意味

【横雲】おう(わう)うん

よこぐも。唐・銭起〔郎士元の半日呉村の別業に題す~〕詩 雲嶺外、千重(せんちやう)の樹 水聲中、一兩家

字通「横」の項目を見る

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