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橋頭堡 きょうとうほbridgehead

翻訳|bridgehead

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

橋頭堡
きょうとうほ
bridgehead

本来は戦術上の常則として,河川をはさんでの攻防に際して橋または対岸渡河点に造られる強固な陣地をいう。現在では,上陸作戦などで後続部隊前進の際の援護を行うため,さらには作戦遂行上の足場を確保するために,敵戦線の一角に設ける拠点をいう。上陸作戦の際,海岸に築かれるものを海岸 beachheadという。

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デジタル大辞泉の解説

きょうとう‐ほ〔ケウトウ‐〕【橋頭×堡】

橋のたもとに構築する陣地。
渡河や上陸作戦のとき、上陸地点に確保し、その後の作戦の足場とする拠点。
事に着手する足がかり。よりどころ。「進出の橋頭堡とする支店」

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世界大百科事典 第2版の解説

きょうとうほ【橋頭堡 bridgehead】

渡河作戦における戦術用語であるが,一般に地歩を確保する意味で広く用いられる。元来,初期の渡河部隊が後続部隊の作戦を容易にするために対岸に占領確保する地域をいう。通常,次の3段階に区分する。(1)敵の小銃機関銃などの直接に目標を照準して射撃する火器から効果的な射撃をうけなくなるような距離にある要点を連ねる線。第一線がそこまで進出すれば,門橋(渡河作戦用の舟艇を組み合わせて重材料,戦車などを対岸に渡すようにしたもの)などの組立てが始められる(通常数kmの縦深)。

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大辞林 第三版の解説

きょうとうほ【橋頭堡】

橋を守るため築く堡塁。
上陸や渡河をする部隊を守り、また攻撃の足場とする、上陸地点や対岸の拠点。 「 -を築く」
事を起こす足掛かり。拠点。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

橋頭堡
きょうとうほ
bridge head

渡河攻撃の際、渡河部隊がその後の作戦に必要な地歩を確立するため、対岸に確保する地域をいう。もとは川を挟んで戦うとき、橋のたもとに堅固に築いた陣地のことであった。上陸作戦の際、上陸部隊が海岸に確保する地域のことは海岸堡beach headとよぶ。空挺作戦のときは空挺堡air headという。これらをあわせて、敵の戦線の一角を占領確保し、その後の前進拠点とする地域をさすこともあるが、作戦用語としては区別されている。橋頭堡は、敵砲兵の持続射撃を排除し、補給などがスムーズに実施できるだけの地域を確保して完成する。[藤井治夫]

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